アジアパシフィック大学留学帰国レポート

アジアパシフィック大学【2018年度前期帰国】私費

レポート作成N.H

最初にマレーシア留学の基本的な情報をお伝えしたいと思います。マレーシアに90日以上留学する場合は、ビザが必要です。現在日本でマレーシアのビザが取れるのは東京のマレーシア大使館しかありません。京都に住んでいるわたしは、東京に足を運び二泊して申請から発行までの2日間待ちました。特に持って言った方が良いものは、虫除けスプレーやゴキブリホイホイなどの虫対策グッズです。マレーシアは常夏のため、非常に虫が多いです。マレーシアにも対策グッズは売っているのですが、日本の製品の方が効き目があると思います。そのほかのものは、ほぼなんでも現地調達が可能です。マレーシアには日系の企業がたくさん進出しており、そこら中に100円ショップや日本食が手に入るお店があります。そしてお金については、クレジットカードを使って支払うことと、屋台などでは現金しか使えないので現金支払いをしていました。手持ちの現金はできるだけ少なくし、盗難対策をしていました。わたしはキャッシング機能付きのクレジットカードで、ATMから現金を引き出していました。ただし、マレーシアではスキミングという、カード情報を盗み取られるという犯罪が多いです。私も一度被害にあい、私のクレジットカードで10万円ほど誰かに利用されてしまいました。楽天カードを使用していたのですが、ある日楽天から緊急メールが届き、発覚しました。幸い全額会社から返金され、そのカードは破棄し、新しく作り直しました。クレジットカードの利用履歴などを頻繁に確認することが必要だと思います。気候については、すごく過ごしやすいと思います。日本の真夏ほど暑くなく、1年を通して28度くらいで、カラッとした暑さです。昼間は太陽の光が強いですが、むしむしといした湿気はなく、また朝晩は羽織るものが欲しくなる気温が下がり、気持ちがいいです。私が通っていたアジアパシフィック大学は、1万人の学生中6000人が留学生という、非常に多国籍な学校です。学校の周辺には遊べるようなところはあまりなく治安もいいので、勉強に集中できる環境と言えると思います。車で20分ほど行けば、クアラルンプールの中心地に行くこともできるので、休日はそこで楽しむことができます。食事については、マレーシアでは自炊する文化が日本よりは薄いため、外にたくさん屋台やレストランが立ち並んでいて、値段も1食300円以下で食べられるものが多いです。マレー料理と中華料理とインド料理がベースとなり、ハンバーガーなどのファスフードもあるので、食べるものに困ることはないと思います。旅行については、東南アジアは小さい国や島が集まっているので、安く気軽に旅行することができます。交通手段は、バスや飛行機、フェリーなど充実しています。

 この半年間の経験は一生忘れないと思います。わたしは学生寮の1人部屋で生活をする中で、掃除、洗濯、食事の準備などすべて自分自身でやらなければいけないということを経験し、母への感謝を身を以て感じました。ひとりで生活するということが大変なのだということに初めて気がつきました。シングルマザーで仕事と家事をこなす母を助けてあげたいという気持ちが強く湧き上がりました。

 また、留学を通じてできた友達は一生の財産となるでしょう。拙い英語でも心が通じ合えたと思える瞬間が何度もありました。そのときの嬉しさはとてもとても大きなものでした。また会おうとさよならをしましたが、簡単に会える距離ではありません。ですが、いつか必ず再開を果たしたいと心から思います。

 授業で学んだことはたくさんありますが、間違うことは恥ずかしいことではないということを学べたことは、本当に私の中で大きな変化となりました。授業の中で私は何度も不正解の答えを言ってしまったり、的外れなことを言ってしまったりしました。けれども、怒られたことや笑われたことなど一度もなく、逆におもしろいね、そういうアイデアもあるねと先生が言ってくれました。自分が認められている感じがしました。この感覚をこれからも忘れずにいたいです。

 わたしがマレーシアという国が好きな理由はいくつかありますが、その中のひとつが人の温かさです。町の人、屋台の店員さんが愛想がすごくいいわけではありません。でも温かさを感じるのです。なぜだかはっきりはわかりません。でも生活してきた中でそれを一番強く感じます。人の行動ひとつひとつにそれが現れていたと思います。人に親切に、困っている人がいれば助けるというとてもシンプルなことをマレーシアの人たちがやっていたように、私も見習いたいと思います。

 たくさんの違いに触れる刺激的な半年間でした。マレーシアにはなんらかの形でまた訪れたいです。

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