大連外国語大学留学帰国レポート

大連外国語大学【2016年度後期帰国】交換

レポート作成S.T

大連ってどんなところ?
大連外国語大学があるのは中国は遼寧省にある大連という大都市です。そもそも大連がどの辺に位置するのかご存知でしょうか。地理的に言えば大連は中国のかなり北のほうに位置しています。緯度で言えば日本の宮城県と同じくらいのようです。大連は海に面しているので海産物が有名です。都市部には高層ビルが立ち並びかなり都会なイメージを受けます。
有名な観光地としては星海公園があげられます。ここはアジアで最も大きい公園として有名です。大連に立ち寄った際はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。


大連外国語大学ってどんなところ?
・環境は?
大連外国語大学は大連の中でも旅順というところに位置しています。大連市内に比べて旅順はそんなに都会ではありませんが、歴史溢れるノスタルジックな雰囲気に包まれています。大連外国語大学に限らず中国の大学ほとんどに共通することですが、とにかくキャンパスが広い。学生の寮も大学内に集約されています。なので大学のキャンパスから一歩も出なくても正直暮らしていけます。散髪も買い物も食事もパソコンの修理もなんだってキャン
パス内で出来ます。海がすぐ近くにあるので冬は風が身を刺してきます。打って変わって夏はかなり過ごしやすい気温になります。

・学生は?
外国語大学なだけあってたくさんの言語をこれまたたくさんの学生が学んでいます。なかでも日本語学院の生徒は国内でもかなり有名なほど優秀で中国語を勉強するパートナーに最適です。我々留学生は漢語院に属し留学生同士で中国語を学びます。国籍として多いのは韓国、ロシアですが、他にも数多くの国からたくさんの外国人が中国語を学びに来ています。

・授業は?
授業は基本的に朝8時半から始まり昼までに終わります。昼からは希望者は選択科目を取ることができ、私は翻訳の授業を取っていました。午前中の授業は主に、口语,听力,阅读,精读の4つで構成されています。クラスによっても異なるので他の人のレポートを参考にするのもいいかと思います。

・テストは?
テストは1学期につき2回あります。中間テストの難易度はそこまで高くはなく、日ごろから勉強していれば問題なく解けます。そして、割とラフな感じで行われることが多いです。まとめテストはそうはいきません。しっかりとみんなが決まった日程で一斉に受けます。内容もやはり中間とは比べ物になりません。しっかりと準備して臨みましょう。


生活はどんな感じ?
先ほども述べたように基本的に授業は午前で終わりです。要するに午後は暇です。体育館で卓球をしたり、映画を見たり、大連市内に行ったりと日によって全く過ごし方が変わってきます。

・食べ物は?
現地の食べ物は中国料理であり、日本の中華料理とは異なります。ほとんどのものが脂っこい印象です。基本的に3食すべて外食だったので初めはなかなか慣れませんでした。料金的には食堂で食べればだいたい150円ほどでお腹がいっぱいになるのでかなりリーズナブルと言えます。もちろん中国料理だけではないので安心してください。

・お金は?
中国のお金は元です。今のレートで1元は約16円ほどです。基本情報はここまでにして現地では龍谷大学からの奨学金を振り込むために建設銀行の口座を開設する必要があります。私はそこに生活費も振り込んでもらっていました。ちなみに1か月5万円ほど使いました。

・治安は?
帰国後にみんなが危険じゃなかった?とよく聞かれることがありました。その時、私は迷わず安全だったと答えました。ほんとに安全です。ウソではありません。私自身一度もトラブルに合わなかったですし、財布やスマホをなくしたが返って来た友達を二人も見ました。

・空気は?
かなり綺麗だと私は思います。きっと海沿いだからだとおもいますが。あと花粉がほぼありません。そして、雨もほとんど降りません。これだけ聞くと非常に住みやすそうですが、冬は地獄です。


留学を終えて
私がなぜ中国に留学しようと思ったかというと、このまま日本で中国語を勉強していてもなかなか習得できないだろうと思っていたこと、そしてこのまま三回生になって、また同じようにだらだらと一年が過ぎていくのはもったいないと思ったからです。なにか変化をつけたかった。それだけとも言えると思います。正直中国語もほとんど話せなかったし、とりあえず向こうに行けば何とかなるだろうと思っていました。実際何とかなりました。それなりに苦労はしましたが。だからもし語学力を問題に留学に行くか行かないかを迷っている人は、とりあえず行ってみてほしいです。いけばいろんなことがわかります。その言語がおもうように話せないもどかしさ、自分のふがいなさ、異国の地での人との出会い。日本にいては体験できないことばかりで満ち溢れています。そこにまず気づいてほしいです。自分が勇気を出して踏み出したその1歩がもしかしたら未来への大きな1歩になるかもしれないのです。私自身それを痛感しました。というのも現地でほんとにいろんな人とお会いすることができました。それはもちろん日本人以外の出会いもありますが、大きかったのは日本人との出会いです。そもそも日本以外の国で出会う日本人というだけでも何か遠からぬ縁を感じざるを得ない気がします。それはさておき、私は現地で日本人留学生と中国人が交流するイベントを企画・運営する団体に入っていました。そこで、先輩後輩を含めほんとに人に恵まれました。約三か月ほどしか一緒にいられなかったにも関わらず、まるで昔からの知り合いかのように仲良くなりました。この出会いは留学中だけでなく帰国した今も、そして今後何十年にわたって続いていくものだと思います。そんな素晴らしい出会いを与えてくれた大連にほんとに感謝しています。

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