大連外国語大学留学帰国レポート

大連外国語大学【2016年後期帰国】交換

レポート作成T.Y

 

大連外国語大学について

 大連外国語大学は港町である大連に位置し、大連日本語専門学校としてスタートしました。現在では、開設された外国語が10言語にまで達しており、多くの中国人学生が外国語を学んでいます。そのため本学生と留学生との交流を大事にし、交流する機会も多く設けられています。

 

大連の気候

  大連の気候は、夏は30度を越さない程度ととても過ごしやすかったです。逆に冬は日本に居る時よりも寒く、マイナスになることもありました。また、海に近いこともあり風が吹く日は本当に寒かったです。服装は、夏は日本と同じもので良いと思いますが、冬は寒さに耐えるため日本に居る時より少し着込んだ方が良いと思います。

 

授業について  

前学期・後学期の授業を合わせると基础、听力、口语、精读、阅读の5つがありました。

基础  基礎の授業は前学期にありました。教科書に沿って授業が行われ、単語、文法、本文の順に説明されます。日常会話で使われるものがほとんどで、実際、日常生活で役に立ったものもありました。宿題は主に本文に合った題で作文を書いてくることでした。また、1課が終わることに听写という、発音を聞いて単語を書くテストがあり、間違えが多いと罰ゲームとしてみんなの前で母国に関する歌を歌ったり、ダンスをしたりしました。初めはすごく嫌だなと思っていたのですが、このおかげでクラスも笑いが絶えませんでした。先生はよく授業でゲームをしたりしてくれて、とても面白かったです。他の国の人たちと一緒に授業を受けることで、中国語を話すことの恥ずかしさがなくなりました。

听力  リスニングの授業は前学期、後学期共にありました。基本、CDを聞いて答え合わせをするという流れなのですが、後学期の先生は少し特殊で、教科書の内容も取り入れるのですが、授業内で使われる話のほとんどは先生の考えたものでした。授業はまず先生が私たちに話をし、その後その話の内容に沿った質問をされるというものでした。答えられれば聞き取れているということ、わからなければ聞き取れていないということ、というとてもわかりやすい授業でした。話は10分~20分ほどと様々でした。長い文や新しい単語がたくさん入っている文などは2回話してくれ、2回目はわからない部分は手を挙げて、聞くというのが授業のルールでした。この先生の授業はみんなで受けているのにまるで1対1で授業を受けているような無駄のない授業で、本当に自分の為になりました。

口语  スピーキングの授業は前学期、後学期共にあり、教科書に沿って行われました。スピーキングの授業ということもあり、先生は私たちに話す機会をたくさん与えてくれました。単語、本文、文法の順に説明され、まとめの部分は少し長めの文なのですが毎回違う人が読み、先生が発音を正しく直してくれました。最後の15分程度はグループワークで教科書にある内容で討論をしました。

精读  精読の授業は後学期にありました。教科書に沿って授業が行われ、単語、文法、本文の順に説明されます。授業は比較的ゆっくりで、本文は暗記までするほどじっくり時間をかけて進められていました。宿題は作文が多く、授業で終わらなかった練習問題などが出されました。基礎の授業より一段と難しくなりましたが、中国語を深く知ることが出来ました。

阅读  閲読の授業も後学期にありました。教科書に沿って行われ、まず自分で問題を解いてその後みんなで答え合わせをするというものでした。また、注意するところは、細かく説明してくれました。漢字で大体意味の分かる日本人にとっては比較的簡単な授業だったと思います。

 

留学を終えて感じた事

 私は留学に行って本当に良かったと感じています。この一年今まで以上に多くの人と出会いました。他の国の人との文化の違いを理解し、互いに受け入れ、一緒に過ごした時間は私にとってかけがえのないものとなりました。もちろん、中国に行き生活した上で、驚いたことも受け入れがたいこともありましたが、時間が経つと慣れている自分もいて、とても不思議でした。ですが、それはその国の文化を受け入れているということにもなるのだと思いました。留学先以外の国の人と関われることも留学のメリットであり、私自身、そのおかげで視野が広がったと思っています。また、今まで一緒にいた家族、友人と離れたことで、いることが当たり前だった人たちに対しての有り難さにも気付くことが出来ました。私が留学に行く一番の目的としては、語学力の向上がありました。ですが、留学を終えた今、得ることが出来たのは、語学力だけではないように思えます。例えば、コミュニケーション能力。自分のことを知っている人が周りにいないという状況になるのは、初めてでした。そんな孤独感に負けそうになった時もありましたが、そんな状況にいるからこそ、自分から誰かに話しかける機会が多くなりました。自分から何かしないと何も始まらない、自分から話すのは得意ではありませんでしたが、そんな状況下であったからこそ、私でも話しかけてみよう、という挑戦する気持ちが沸いてきました。また、欧米人のクラスメートと一緒に授業を受けてから思ったことがあります。自分の思ったことをすぐに発言したり、間違っても堂々としている姿です。私にとって、発言することや間違えることに恥ずかしさがありましたが、彼らを見ていると何も恥ずかしいことではないと改めて気付くことができました。日本に居る時は分かってはいても行動に起こせないことが多かったですが、それを実際、行動に起こせた事が私にとって大きな力となったと思います。更に、一番私の中で大きく変わったことが、考え方の幅です。自分と違う国の人と多く関わったことで、自分の中になかった考え方を知ることができ、考え方の幅が広がりました。自分の生きてきた環境と全く違う環境で生きてきた人とでは、考え方ももちろん違うので、刺激になり面白かったです。この留学は、人との関わり方、自分の考え方を見つめ直すきっかけにもなりました。

 

これから留学に行く人、留学を考えている人へ

 私は今回、交換留学生として留学に行くことができました。龍谷大学の交換留学制度は、国によって違いますが、非常に制度が整っていると思います。留学はお金がかかるというイメージですが、様々な制度を利用することで、よりお金をかけずに行くことができます。私も今回の留学で、両親に迷惑をかけるだろうと思っていましたが、龍谷大学の留学制度のおかげで、あまり負担をかけずに留学へ行くことができました。留学をすることは、語学力の向上だけではなく、自立心、行動力、なども身に着けることができます。留学を考えている人はぜひ行って、自分の肌で多くの事を感じてみてください。

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