東国大学留学レポート

東国大学【2015年度後期帰国】交換

レポート作成T.M

1.はじめに

私は龍谷大学の交換留学制度を利用して韓国・ソウルの東国大学に留学しました。留学前はただ「韓国語を駆使できるようになりたい」、「韓国の文化を知りたい」となんとなく考えていただけでしたが、実際に10か月間の留学生活を通して語学や外国の文化の学習だけではない様々なことを学ぶことができたと感じています。

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2.韓国への留学を決意した理由

私が韓国に留学しようと決意したのは高校2年生のころでした。当時からある韓国の歌手が好きでその歌手が出演している韓国のバラエティ番組を見たり、韓国語の歌をよく聞くなどしていましたが韓国語が分からずもどかしい思いをしていたので独学で韓国語を学び始めました。それから韓国語学習と韓国という国に興味を持つようになり、大学時代に1年間は必ず韓国に留学に行き韓国語と韓国について学ぼうと思ったことがきっかけです。

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3.なぜソウルを選んだのか

交換留学をするにあたりソウルにある大学を選んだ理由は、海外留学をするならその国の首都に行きたいと考えていたためです。私は京都で生まれ育ったため留学前までは国の首都の雰囲気を知らずに生活してきました。そのため留学に行くときはその国の首都に行き、その国の最も活発な部分を直接見たいと思ったからです。

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4.現地で生活してみて

実際に韓国に行ってみると日本とは違う点が多くあり戸惑うこともありました。韓国は日本と同じ東アジアの国であるため日本と同じような感覚で過ごしても問題ないだろうと留学当初は考えていました。しかし、日本と似ているとはいえやはり外国であるため生活の面から物事への考え方の面まで様々な違いがあり、その違いに直面するたびに困惑し、悩んだこともありました。しかしそのような文化の違いを受け入れてこそ韓国とより深く向き合えるということに気づいてからは、留学生活を送るうえで問題が出てきても落ち着いて対応できるようになりました。そしてその違いも韓国の魅力の一つであると考える余裕もできました。このように自身の考え方だけにとらわれず新たな視野を広げていくことも留学を通して得ることのできる能力だと思います。

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5.語学学習

韓国留学中は1年間を通して東国大学付属の語学堂に通い語学力の向上に努めました。日本にいるときも韓国語の学習は続けていたのですが、やはり会話練習等はあまりできなかったので現地で学んだ韓国語をすぐに使える環境があるということは韓国語を学ぶ上でも

大変力になりました。

 

6.留学生活を振り返って

留学前はただ漠然と「韓国に行きたい」と考えていただけでしたが、実際に韓国に留学して現地で生活していくうちにそれまで知らなかった韓国の新たな面を知るようになりました。また、外国人登録証の発行手続きや現地の銀行口座の開設、韓国でのスマートフォンの購入手続きなどその時は面倒だと感じたことも今となっては全て良い経験だと思います。

そして留学中にはソウルを離れて韓国の代表的な地方都市である釜山、春川、加平・南怡島、仁川、公州、扶余、全州、光州、慶州・仏国寺に出かけて韓国全体を見てきたりもしました。この地方旅行もきっかけとなり韓国についてより深く学んでいきたいと思うようになりました。

この留学経験がただ楽しかったという感想だけで終わる事のないよう、この先も韓国に対する研究を続けていくつもりです