龍谷大学 国際学部国際文化学科 長期私費留学レポート > 認証待ち > プリンスエドワードアイランド大学【2018年度後期帰国】私費

留学レポート

プリンスエドワードアイランド大学【2018年度後期帰国】私費

レポート作成N.R

私は6ヶ月間カナダのプリンスエドワードアイランド大学に在籍していました。プリンスエドワード島はカナダの中でも最も小さな州で、認知度も低くあまり知られていませんが、実は赤毛のアンの舞台で有名な、知る人ぞ知る観光地です。世界一綺麗な島とも言われています。私は8月の後半から2月の半ばまでいましたが、9月いっぱいまでは、どこに行っても日本人観光客がたくさんいました。

とても小さな島で、電車が通っていないのでどこに行くにもバスしか手段がありませんでした。

治安はとても良かったです。店も早くに閉まるので夜に出歩くこともなく、平和に過ごすことができました。自然がとても綺麗で、夜になると星がとても綺麗に見えました。ただ、冬は厳しい寒さで、吹雪で学校が休みになることも多かったので、防寒対策はしっかりしていかないといけないです。私は現地でカナダグースとスノーブーツを買いました。それでもまだまだ寒かったですが、分厚いコートと防水の靴は絶対に必要だと思います。

大学もとてもこじんまりしていて、真面目な学生が多かったイメージです。イベントは月に2回ほど開催されており、りんご狩りやパンプキンカービングなどに希望者が参加する形式でした。ですが、大々的に告知されておらず、Facebookのグループも同じようなものが何個もあるので情報を見逃しやすかったです。私も友達に誘われて初めて知ったイベントが多く、情報が伝わりにくいイメージでした。バディープログラムやランゲージエクスチェンジのプログラムもあったのですが、私のバディーは連絡をしても返してくれなかったり、会っても全然話してくれなかったので、運が悪ければあまり意味のないプログラムでした。

授業内容は比較的簡単で、授業数も少なく、自由な時間が多かったです。遊ぶ場所がないので休みの日もよく学校ヘ行き、図書館で勉強していました。課題も少ししか出ないので、自主勉強に時間を割くことができました。

私は6ヶ月間ホームステイをしていたのですが、ホストファミリーがとても良くしてくれました。私の勉強にも付き合ってくれたり、単語テストのチェックも一緒にしてくれました。一緒に買い物へ行ったり、食後にお菓子を作ったり、いろんな経験をさせてくれました。食事ライフスタイルなど、日本とカナダの違いをたくさん感じることができ、とても充実した6ヶ月間でした。

この留学を通して、学んだことはたくさんあります。自分の思い描いていた留学とは少し違って、困難なこともありましたが、行ってよかったと心の底から思います。語学面の成長も感じることができました。そしてなにより、自分にとってかけがえのない経験になりました。これからもこの経験を忘れずに、勉学に励んでいきたいです。