ロンドンアーツ大学留学レポート

ロンドン芸術大学【2013年度後期帰国】

レポート作成M.I

[授業]

週に20時間の英語クラスを取っていました。この授業はガチガチに英語の勉強をするというよりかゲームや雑談を交えながらのもので他の国に行った人の話で聞くような、ものすごい宿題の量であるとかは全くなかったです。でもしっかり基礎の文法から教えてくれるので初め英語の知識が曖昧だったのでものすごく助かりました。クラスも細かく分かれていて自分に合ったクラスに入れてもらえるし、レベルが上がったことを認めてもらえばすぐに上げてもらえます。最初の2か月はファッションクラスの授業も取っていましたが少し自分には合わないと思い英語に切り替えました。ですがファッションやアートの授業は種類が豊富で、ファッションは特に女性に人気でした。クラスが自分以外すべて女性だったこともありました。

[生活・住居]

はじめの2週間は学校仲介のホームステイにしていましたが、不自由なことが多くすぐにフラットシェアに引っ越しすることにしました。フラットシェアはかなり過ごしやすくて個人的にはフラットシェアをお勧めします。ただ、フラットシェアの会社もあまりきちっとした会社ではなく、その後2回引っ越しを余儀なくされました。ですが最後に落ち着いた家は面子が最高でした。ヨーロッパからの人、アメリカ、カナダ、南米、ロシアとかなりバラエティに富んでいました。学生もいれば会社インもいて、ワーホリの人もいればインターンの人もいるという感じでした。みんなで遊びに行ったりすることが多くみんな英語がペラペラだったので実際学校よりも家のほうが英語が上達したような気がします。ロンドンは本当に何でもある街で、ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者というような言葉があるようにほんとに半年では網羅できませんでした。周りに遊びの誘惑が多いというのもあり、本当に遊んでばかりいました。ですが遊ぶにも英語は必要です。最初は話せないからつまらなく感じていましたがだんだん楽しくなってきて、成長と楽しさは比例していると思います。なのでいい物差しになるかもしれないです。

[メリット]

ロンドンを選ぶ最大のメリットはヨーロッパの英語圏ということかなと思います。半年の最後の1か月はリュック一つでイタリア行の航空券だけ取ってヨーロッパ周遊の旅に行きました。全部で8か国回りました。この旅は半年間で身に着けた英語力を試す絶好の機会になりました。全く知らない土地に行き、たくさんの人と出会いこんなにも充実した旅でいいのかというくらいでした。明日やることや明日行くところは明日決める、そんな自由な旅もかなりいいものです。ぜひ行ってみてください。

[デメリット]

ロンドンのデメリットは結構あります。ただ、どれもロンドンが嫌いになるほどのものでもないので簡単に書いておきます。1.雨が多すぎる。2.物価が高すぎる。3.地下鉄が暑い。4.ID確認が日本より厳しい。5.スリや置き引きが多い。6.仕事が日本と比べるとかなり雑。などなど細かいことも言えばいろいろです。

[最後に]

ロンドンという街を留学先に選んで心の底からよかったと思います。たくさんの刺激や面白いこと、興味を沸かせるものに囲まれた生活はあっという間に流れていきました。ただ、海外で半年間過ごしただけではありますが、今まで見上げては高いなと思っていた山に登れた気がしました。ただ、この経験を生かすも殺すもこれからの自分です。帰ってきてからの計画を留学中少しでも考えておくと立ち止まらずに突っ走れたかもしれないなと今思っています。それでもこの人生の中の最高の半年間は一生忘れないいいものなりました。