ブルゴーニュ大学留学レポート

龍谷大学 国際文化学部 留学帰国レポート

レポート作成S.Y

フランス留学 in DIJON!!

 

さてさて!あなたはDIJONを知っていますか??
フランス中部に位置する都市、DIJON それが私が約半年を過ごした街になります。
それでは私がその場所で過ごした半年を一緒に見ていきましょう!!

<住居・生活>について

花の都パリ!!! 皆さんもご存知のその言葉。
その場所からTGVで約1時間40分くらいのところにDIJONはあります。

ブルゴーニュ地方の首府ですが、とても小さなこじんまりとした温かな街。
有名なものはエスカルゴにマスタード、またブルゴーニュワインもすごく有名。

治安は日本ほどよくないが、パリなどの大都市に比べればよい方。

  ※ですが、できるだけ夜は一人で出歩かないように!
  ホームステイ
私のホームステイ先はマダム、ムッシュー、娘さんが二人に男の子が一人そして犬が一匹でした。マダムは以前から幾度もホームステイを受け入れているのでとても親切。
洗濯は週に一回。出しておいたらやってくれました。ご飯を食べる時、学校から帰った時、夕方、寝る前、などいろんなときに話をしてくれました。
娘さんよりも男の子のほうと話すことが多かったです。たどたどしいフランス語を必死で聞いてくれました。
パソコンも無線ランが飛んでいるお家だったので快適に使えました。
私のマダムは結構フレンドリーな方だったのですが、フランスのホームステイははずれもあるらしいです。
もしどうしても合わないホームステイ先にあった場合は、紹介先に変えてもらえるならそうしたほうがいいです。
とくにシャワーについて問題が起きることが多いので注意しましょう。
  女子寮
私はひと月ホームステイ、残り四カ月は女子寮で過ごしました。女子寮は、フランス人はもちろん、さまざまな国籍の人と出会えます。
自炊で台所、シャワー、トイレなどは共同でしたが、毎日業者が入って掃除してくれるのであまり汚くはなかったです。
水周りはあまりよくないのでシャワートイレなど使えないときがあったりします。
寮長さんに話した後、気長に待ちましょう。
パソコンルームもあり、使用することはできるのですが夜になるとすごく込み合います。
どうしてもしておかないといけないことがあるときは学校などのパソコンを使うか、学校に自分のパソコンを持っていき無線ランで使うかしたほうがいいです。
ほかにも、談話室、テレビルーム、トレーニングルームなどがあります。
 ※わからないことは、何度も聞き直す!わかったふり、は自分のためにもならないし、相手との信頼関係も築けない!

 

<受講科目と授業>

1 la comprehension ecrire

2   la grammaire

3   la  comprehension orale

4   la  civilisation

 

私が学んでいたのはブルゴーニュ大学のCIEFというところ。

クラスレベルは1から5。

上に行けばいくほど多国籍、そして色んな授業を受けることができます。

クラスに多かった国籍は、韓国人、日本人、中国人、台湾人、サウジアラビア。

他にもアメリカやモロッコなどもいたけれども、圧倒的に日本人が多い!!

内容は日本でやっている授業をさらに本格的に、実践的にしたもの。

聞き取り、長文・文法でそれぞれ先生が違う。(レベル2の場合。)

朝と昼、それぞれ3時間ずつくらいの授業を受けます。

宿題は先生によってまちまち。

civilisationではフランスについて、いろんなことを学びました。

授業の一環として、遠足があったり、美術館に行ったり、ご飯を食べに行ったりイベントもいろいろ。

※わからないことがあるならば積極的に何度も先生や友達に問いかける!

フランスに着いたばかりのころは何も聞きとることもできなくて、授業でもついていくことができず担当の先生にレベルを落とす相談などもしたりしましたが、結局一緒のクラスの子が励ましてくれたり少しずつ慣れて行くことができました。授業では知らない単語が多く出てきたりして自分の勉強不足を痛感しました。ですが、授業の中でわからない単語についてわかりやすいように言い変えてくれたり、動作などを使用して伝えてくれたりなどが多く、最後の方では完ぺきではありませんが理解できるようになっていたと思います。

 

 

<出費>

 

宿泊費・・・30000円

食費・・・・・27000円

交通費・・・2700円

雑費・・・・・10000円

一月あたりの出費。おおよそ。食費は昼を毎日食堂で食べていたため、結構かかっています。時折友人と外食したりもしました。フランスは食事をすることをとても大事にしているので、どうしても食費が多くなってしまいました。交通費は主にバス代。一月25ユーロの定期券があり、それを使っていました。雑費はいろいろ(文房具だったり、小物だったり、服だったり・・・)。文房具類は、もちろんフランスでも購入できますが、日本のもののほうが安くて質もいいのです。荷物に余裕でもあるならばちょろっと入れていってもいいと思います。お金についてはその日その日のユーロとの兼ね合いによって大幅に変わります。

 

<留学を終えての感想>

一番変わったと思うのは自分の性格です。今まで思っていても口に出すことが苦手だったのが、積極的に発言できるようになったと実感しています。人の目をあまり気にしないようになりました。動かなきゃ始まらない、そう思うと気が付いたら動いている、ということが増えました。またおおざっぱと言われることがでてきました。まあつまりなにかあってもなんとかなるよ!とポジティブに考えることができるようになったということです。自分の視野が広がり、いろんな見方、考え方を知ることができました

日本からはなれたのも、家族から離れたのも初めてで最初は戸惑うことばかりでした。すぐにホームシックになったりしましたが、それもはじめだけで、慣れてくると毎日が楽しかったです。始めて見ることはじめて知ることばかりで感傷に浸ってる余裕もないくらいでした。最初は聞き取ることができなかったフランス語が、ゆっくりとでも確かに耳になじんできたときはすごく嬉しかったです。授業で出た宿題を学校が終わってから友達とカフェで相談しあったり、教えあったり、暇な時には買い物をしたり。お店が開いていない日曜日は映画を見に行ったり散歩したり、公園でまったり日向ぼっこをしたり。またフランス人のお宅にお邪魔してご飯をごちそうになることも多かったです。その方とはいまだに手紙のやり取りを続けています。不安しかなかったままで始めた留学は、本当に一瞬で時折本当に行ってたのかな、と不安になったりもします。ですが、手紙のやり取りがあったり、留学した時の写真を見るとすごく鮮明に思い出せます。そして留学したことによって確かに自分が成長したなと感じています。

<後輩へのアドバイス>

上でも途中途中で書いていますがわからないことをわからないままにしておかない。留学先ではだれも気付いてくれない。自分から動くことによって自信もつくし、世界が開ける。視野が広くなる。一歩踏み出すだけで自分にプラスのことばかりが返ってきます。留学に行こうと思い立って、実際に留学をしているということでもうすでに自分から動くことができてます!頑張って!こっちでしていくべきだったのは単語。文法などは向こうでもやるし、会話は自然にできるようになる。でも単語は向こうでも覚えることはできるけれど、時間が足りない!会話の流れが聞き取れるようになってもわからない単語で戸惑っていては話についていけないです。私も実際話聞き取れても、意味が理解できない、ということが多くてすごく悔しい思いをしました。ぜひぜひ、今のうちにたくさん覚えていってほしいです。 今は不安でいっぱいかも知れませんが、行けばどうにかなります。大丈夫。心配なこと、怖いことたくさんあるならばいろんな人に相談です。やってみればなんとかなります。もしまだ行くかどうかで悩んでいるというのならば、いってこい!と背中を押します!

 

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国際文化学部三回生w090438八幡静香です。

遅くなってしまい申し訳ありません。不可解な点などありましたら連絡をお願いいたします。

どのようにかいたらいいのかわからず、色々とおかしなところが多いかと思いますが・・・

また、行間がうまくいかず、時折たくさんあいたりしています。よろしければ直しておいてください。

すみません。

それでは失礼します。

 

 

国際文化学部三回生

w090438八幡静香