リヨン・カトリック/シャンベリー留学帰国レポート

リヨン・カトリック大学【2018年度後期帰国】私費

レポート作成K.Y

 

リヨン2

私はフランス共和国のリヨンカトリック大学に5か月間留学しました。留学での体験談や感じたことなどを書かせていただきます。

 

まずは日本との違いですかね。目に見える違いで一番大きく感じたのは、道路の清潔さです。日本では道路にはゴミが落ちていません。落ちていたとしても、すぐになくなります。しかし、フランスにはそこら中にゴミが散らかっています。皆さん、フランスといえば優雅で可憐なイメージが沸きませんか?全然そんなことなかったです。私自身もそのイメージでフランスにやってきたため、最初のほうは軽くショックを受けました。

 

スーパーマーケットの陳列は適当、お菓子ゾーンなのに缶詰が残されていたり、しまいには、小麦粉が散乱していたりもしていました。日本の清潔さ、フランスのおおざっぱでも成り立つすごさを感じました。おおざっぱさ、といえば、メトロなどの公共交通機関にも同じことが言えます。日本では、たった数分の遅延でも大ごとになりますが、フランスは違います。遅延しても特になし、当たり前な感じでした。面白いですよね、私自身もそれに慣れてしまったせいか、少し日本の時間に厳しすぎる傾向に違和感を覚えています。留学を通して、少しおおらかに(適当に?)なった気がします。まあ、これも異文化になじむという良い経験ですよね。

 

 皆さんは「フランス人」と聞いて、何を思い浮かべますか。ファッション、美食、サッカーなど、日本人としてのイメージはたくさんありますよね。まあ、それは人によりけりです。フランス語ではça dépend des gens,といいます。私がフランスで感じたフランス人共通の国民性、それは「自分の意見をはっきり述べる、押し通す」ですかね。日本人と比べると自分の主張を相手に伝える、という機会が非常に多い気がします。授業でも「~についてどう思う?」という機会がたくさんありました。

 

一般生活でもありました。「黄色いベスト運動」といえば皆さんも聞いたことがあるかもしれません。マクロン大統領による燃料税の引き上げなどに対するデモです。フランスでは毎週土曜日に行われ、私の住んでいたリヨンでも中心部に属するベルクール広場に市民が集結し機動隊と衝突していました。日本ではまず見られない光景ですね。最初は燃料税引き上げに対する反対デモだけでしたが、徐々に破壊が含まれました。パリのシャンゼリゼ通りの破壊は凄まじく、ナイキショップのガラスが割られ、ベニヤ板張りになっていました。こんなのデモではなく、ただの破壊です。正直言ってめちゃくちゃ迷惑でした。貴重な休みの土曜日がつぶされ、日曜はカトリックの国だから休みなのです。フランス人も意見は様々で、「デモには賛成だが、破壊は良くない」という方々が多かったです。

 

 学習ですが、自分の語彙力不足のせいで痛い目にあいました。日本よりかは文法に重きをあまり置かず、会話、読解、リスニング中心でした。会話やリスニングはネイティブのニュースを取り扱うもので、難しかったです。予習復習の大切さを実感しました。図書館にこもって勉強したのを思い出します。

 

 フランスに留学して日本との違いを実感させられ、一回りも二回りも成長することができました。皆さんも留学して、いい思い出にしてください。