サセックス大学留学レポート

楽しかったイギリス留学

レポート作成T.Y

<受講科目と授業>

1、 Summer at Sussex

2、 Intensive English

3、 English language skills

123について共通して言えることは、どのクラスも10人前後と小クラスであることです。どの授業も英語を話す機会が多く与えられ、授業内容に関係ないこと(趣味や週末の予定など)でも積極的に話そうという雰囲気がありました。1は英語に全く自信のない方でもゲームなどを通して英語に触れることができたので、自然と英語に対する抵抗感を払拭することができました。23では自国の文化やイギリスで興味があることなど定期的にプレゼンテーションが行われ、刺激的な授業を受けることができました。特にこれらの授業は社会問題を題材にしたディスカッションを多く取り入れられるなど、ハイレベルな授業を受けることができました。

<住居と生活>

住居の種類:ホームステイ、寮

生活費

「寮滞在中」

:寮費…60,000

:食費…30,000

:雑費…10,000

:旅行費…10,000

「ホームステイ滞在中」

:ホームステイ…70,000

:食費…20,000

:雑費…10,000

:交通費…10,000

:旅行費…10,000

上記は£1=120円で換算。留学先はイギリスでしたが、ロンドンに比べれば多少物価も安く、私が留学している間は超円高だったこともあり、住居費を除けば月々生活費を5万円程度に抑えることができました。

寮は最近建てられたもので、オートロック、管理人24時間待機などセキュリティはとても厚く、エレベーターあり、さらにキャンパスまでは徒歩3分、バス停、電車駅においては寮の目の前というこれ以上ない立地条件でした。気になるお部屋は11室、各部屋にトイレ、シャワー完備、7~8畳の広さ(ベッドもとても大きい)、もちろんインターネットは使い放題、そして清掃員による週に2度のクリーンサービス付きでした。最大6人で共有するリビングとキッチンは大変広く、他の留学生とコミュニケーションをとる上で大変居心地の良い場所でした。寮には2か月弱ほどしか住んでいませんでしたが、多くの人と知り合い仲良くなることができました。また留学する機会があれば必ず寮で暮らすことを選ぶことでしょう。

ホームステイでの生活は寮に比べ刺激こそありませんでしたが、ホストファミリーはとても優しい方々で、私のつたない英語にいつも耳を傾けてくれました。英語を話すことに対する不安感を払拭してくれたのが寮なら、英語を正してくれたのはホームステイだと思います。夕飯の準備を一緒にしたり、時には日本食を振る舞ったりしながら楽しい時間を過ごしていました。その国の生活、文化を学ぶ上で、ホームステイすることは必ずよい勉強となることでしょう。

<留学を終えての感想>

初の海外だったということもあり、全てが初めてのことばかりでした。話すことも聞くことも全くできなかったため、留学当初トラブルは多かったですが、今となってはいい思い出です。つらいことや悲しいこともありましたが、それ以上に楽しかったことがたくさんありました。

私の通っていた学校は言葉通り、世界中から人が集まる国際学校でした。30以上の国籍を数える学校はそう多くはないと思います。ヨーロッパ、アフリカ、南米、中東、アジア、全ての地域から人が集まり親交を深める。「勉強」する上でこれ以上恵まれた環境があるでしょうか。授業後、彼らとよく飲みに行ったことは本当に良い思い出として残っています。

留学前は英語力の上達や何か目標が見つかればいいなと考えていました。あの頃と比べれば、英語力は格段と上がり興味を持つことも増えました。しかし、これら得てきたことは単なるおまけに過ぎないと思っています。本当の収穫は、生活し、外に出て、様々な経験を経てからやっと発見することができました。

<後輩へのアドバイス>

私が言いたいことは3つです。

一つ目は、留学だけでなく全般的な話として、先入観・固定概念に頼らないでください。良い意味で、海外での生活はこれらの考えを変えてくれることでしょう。聞いただけでは何もわかりません。

二つ目に、たくさんの国を見てきてください。ここには書いていませんが、私はイギリス留学後、カナダに移動し3か月ほど生活していました。他にもフランス、ベルギー、アメリカなどを見てきました。どれも良い国でした。

三つ目に、恋愛をしましょう。日本人ではなく、外国の方のほうが望ましいです。日本語でデートすることでさえ難しいというのに、英語で会話となると信じられないぐらい頭を使います。英語だけではなく色々と学ぶことができました。

日本に帰ってきて、「楽しかった」と思える留学にしてください。理性を持って行動して頂ければ、多少無茶をしたほうがきっとおもしろいと思います。少しでも留学に興味がある方は、短期間でもぜひ行ってみてください。