トゥールーズ カトリック学院留学帰国レポート

トゥールーズカトリック大学【2014年度後期帰国】私費

レポート作成K.H

 2014年2月から一年間、南仏のトゥールーズへ留学しました。

 できるだけ留学先を選ぶ際の参考になるようにこのレポートを書きたいと思います。

 

Pourquoi j’ai choisi la ville Toulouse ?

私は留学先を選ぶ際、学校に日本人が少ないこと、歴史のある街であること、学校のクラスがレベルごとに細かく分P1040538かれている事の3点を条件にしました。その中でもトゥールーズを選んだのは、古い歴史を持ち歴史的な建物が多く残っていながらも、フランス第5の大きな都市であり学生が多く集まっているということに魅力を感じたからです。

日本人の数に関しては、私が渡仏した時と現在では変わってしまうので、学校に尋ねるなどして確認を取った方が良いです。私が到着した時日本人は一人でしたが、途中最大で5人に増えました。またトゥールーズ自体には日本人が多くいますが、私はたまに見かける程度でした。

 

 Le logement

IMG_3261留学先ではle foyer Espérance Nazaresという一般寮に一年間滞在しました。一般寮というのは若者向けの寮で、その多くは学生や働いているフランス人、また、留学生なども含め様々な国籍の人が住んでいました。毎月様々なイベントを企画しており、ご近所パーティーやクリスマスパーティー、街であったマラソン大会の参加などを通して、寮の中で同世代の友人を作ることができました。

学校の友人の中には、自分で調べてシェアハウスをしている人が多くいました。1~2か月もあれば見つけることができるので、半分寮で半分シェアハウスという方法もあると思います。トゥールーズは若者の多い街なので、シェアハウスをしている人も多いです。ただし情報をきちんと調べてなければなりませんし、手続きなどもアパート所有者ときちんと話して自分でしなければなりません。

私が住んでいた一般寮は、

光熱費・水道代・部屋代・週末を除く朝食代・月16回の夕食代

これらすべて合わせて500ユーロ/月でした。

 フランスでは外国人学生にも住宅補助金が下りるので、実質350ユーロぐらいになります。

 

 L’école

IMG_3203l’institut catholique de Toulouseに通っていました。

語学学校では、毎月テストがあり細かくクラス分けがされていました。初心者レベルから中級者レベルまでのクラスにわかれて毎月5~7個のクラスがあります。

授業では様々なテーマが扱われ、主にフランス社会とフランス文化を中心に学んでいきます。例えばフランスの裁判制度について学び実際にトゥールーズの裁判所に行き傍聴する、芸術についてビデオや討論をし、その後美術館へ行き自分の気にいった作品についてプレゼンテーションするなど、授業内容は様々でした。私が滞在していた2015年1月にはパリで新聞社が襲われたテロ事件があり、その際には授業で扱うテーマをメディアと風刺画に変更し、フランスで風刺画がどのように扱われているジャンルなのかということを学び、討論や分析を行いました。

また、文法は繰り返し学びながら徐々にレベルを上げていくので、自分に合ったレベルを学ぶことができます。先生に希望を出せば個別で質問に答えてくれたり、授業中に希望した文法を教えてくれたりもします。基本的に授業のプランはそのクラスの先生が立てており、先生によって個性的な授業方法になっていました。

先生はみなフレンドリーな人ばかりで、授業中はすごく楽しかったです。また気軽に相談にものってくれます。

 

 Le façon d’étude

私は大学からフランス語を始めました。二年間大学で勉強した後フランスへ行ったのですが、着いた当初は全く聴き取れず話せずで大変でした。誰しもが経験すると思うのですが、やはり耳が慣れていないと聴き取りが難しく、それに伴って発音もめちゃくちゃになってしまいます。できるだけ日本にいるうちからPodcastやTV5などのコンテンツを使うなどして耳を鳴らしておくことが大切だと思います。

また着いた最初のうちは単語が全く分からず苦労することが多いですが、これに関しては毎日繰り返し使って記憶していくしかないです。地下鉄の駅などで無料の新聞を配っているので、それを毎日貰って記事を読むと、ニュースによく出る単語を覚えることができ、さらに会話のネタにもなります。

 

 La vie en rose , à Toulouse !

 最後にトゥールーズでの過ごし方を紹介したいと思います。IMG_2455

 トゥールーズは「バラ色の街(la ville rose)」と呼ばれており、街の中心部の家はみな壁が赤い煉瓦でできていてとても綺麗です。街中にはいくつか公園があり、天気の良い午後や週末は友人とよくそこで過ごしました。美術館や博物館も十分あります。一年の間に頻繁にイベントがあり、ラテンアメリカの音楽祭やシネマ祭、トゥールーズカーニバルはとても盛り上がります。物価もそれほど高くはなく、年中過ごしやすい気候なので住むには良い街です。

 カルカッソンヌやモンペリエ、アルビーなど、電車で行ける近隣の街も、南仏らしいあったかい街が多いです。ボルドーも近いです。中には車でしか行けないような小さな町もあり、週末ツアーなどを利用するか車が運転できる友達を作ることをお勧めします。スペインにも車で5時間ほどで行けてしまうのでとても便利です。ピレネー山脈が近いこともあり、スキーやトレッキングなどのアウトドアも盛んです。その反面トゥールーズより北側の大きな都市へ行くには時間がかかってしまいます。

 P1060790南仏らしい町並みや、様々なアクティビティを楽しみたい人にはトゥールーズをお勧めします。逆に南仏以外への移動は大変なので、旅行が沢山したい人には向いてないかもしれません。