東フィンランド大学留学帰国レポート

東フィンランド【2016年度前期帰国】交換

レポート作成I.Y

派遣先大学:東フィンランド大学

ヨエンスー(Joensuu)キャンパス

所属学部:Philosophical Faculty

 

【留学前】

 学内選考の合格通知を受けてからは、在留許可の申請や住居の手配、保険、留学先大学との連絡など、やらなければいけないことがたくさんありました。慣れない手続きや作業に悪戦苦闘するなかで、合格通知を受けた当初の喜びが、本当にやっていけるのかなという不安な気持ちに変わることもありました。今思い返しても、準備をしていたこの時期が、気持ち的にも一番厄介だった気がします。

 

【フィンランドでの生活】

フィンランドは森と湖の国と言われています。福祉国家、教育大国でもあり、自然や街の風景はもちろん、日本とはライフスタイルも異なります。フィンランド人の穏やかで優しくシャイな性格にも助けられ、フィンランドの生活にはすぐに慣れましたし、良い国だとつくづく感じました。また、私が住んでいたRiverside Residenceでの、各国の留学生との生活は刺激的で楽しかったです。特にルームメートとの共同生活は、戸惑うこともたくさんありましたが、一緒に掃除をしたり、おやすみと言って夜電気を消してからもおしゃべりをしていたり、何気ない時間を共有することができて幸せでした。ルームメートがいるのといなのとでは、この留学は大きく異なっていたと思います。全身凍ってしまいそうな寒さの中、必死の思いで通学していたことも今となっては楽しい思い出です。

 

【授業】

 東フィンランド大学では、留学生も英語で開講されている正規の授業を履修します。授業の形式や開始時期、受講人数、成績の評価方法などがそれぞれの授業によって大きく異なるので、慎重に履修登録を行う必要がありました。私は主に教育に関する授業を受けましたが、ただ講義を聞くだけではなく、実際に小学校の授業や休み時間、集会を何度も見学することができました。こうしたフィールドワークを通して、フィンランドの子どもたちを取り巻く環境を肌で感じられただけでなく、現役の教師や実習中のstudent teacherから直接話を伺えたことは、現在卒論を制作するうえでもとても有意義な経験になったと思います。

 

【留学を終えて】

 私にとって交換留学は幼いころからの憧れでもあり、大学生活の一番の目標でもありました。現地では、授業についていくのは大変でしたし、自分の英語の不甲斐なさを痛感する毎日でしたが、それでも留学を通して得るものがたくさんありました。休暇を利用して様々な国を一人で旅したことも、自分の世界や可能性が開けていく気がして楽しかったです。本当にかけがえのない9か月間でした。

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