東フィンランド大学留学帰国レポート

東フィンランド大学【2015年度前期帰国】交換

レポート作成A.K

自分自身の留学を通して、留学する上で大切なこと、伝えておきたいことを3つ書きたいと思います。

 

【下調べ・準備】

留学をする上で大切なことは、下調べ・準備をしっかりとすることです。私の留学した東フィンランド大学には語学学校はなく正規の講義を受講したため、ある程度の英語力が求められました。下調べとは、言うまでもありませんが留学先が語学学校なのか、大学なのかなどを調べたうえで留学先を選択すること。自分が学びたい分野があるのか、留学生のカリキュラムなども調べることが重要です。準備とは、ここでは特に英語力についてです。正規の講義を受講する学生は語学学校と違い「英語を学ぶ」ではなく「英語で学ぶ」わけですから、それなりのスキルが必要になります。実際にどの程度の英語力が必要なのかは経験してみないことには理解することは難しいですが、英語で専門的なことについて自分の考えを主張できる力は海外に出る上で必要最低限であると感じました。TOEICやTOEFLの点数は留学先ではほとんど関係ありません。

 

【異文化交流】

そもそも留学をする上で、もしくは海外で生活する上で異文化との交流は避けることは出来ません。私は、自分が異文化に対してどれだけの適応力・順応力があるのか試すという意味で留学がとても楽しみでした。海外で生活することが初めてだったので国際社会で生きていくための第一歩であり、異なった環境に身を置くことは自分自身を成長させてくれるだろうという大きな確信があったので、不安的要素は一切ありませんでした。(食文化は別ですが…)理解に苦しむことに出会うこともありましたが、むしろそれが留学でしか体験できないこと、普段経験できないような刺激的なことだと思えたので、すべてを前向きな方向に理解できました。これも準備に含まれますが、異文化交流・理解に関する知識をあらかじめ得ておくことも、自分の異文化に対するキャパシティーを大きくする一つの方法であると思います。

 

【明確な目的】

留学をする多くの人が挙げる「語学力の向上」という目標がありますが、では向上したかどうかはどうやって図るのでしょうか?そもそもどの程度、もしくはどのレベルまでの向上を目標としているのでしょうか?このような漠然とした目標では、その目標を達成するための過程までもが不明確なものとなってしまいます。自分なりの明確な目標を必ず持ち、達成するために尽力してほしいと思います。その点では、自分自身に「どんな目的をもって留学したか?」と聞いた場合に、明確な答えがパッと出てこないことに多少の後悔があります。

 

 

想像をはるかに上回ったとても刺激的で楽しい1年間でした。半年経った今でも記憶が鮮明に残っています。私の場合は、どうせ留学するならアメリカやカナダじゃなくて全く知らない異国の地へ行ってやろう!と思っていたので、フィンランドはある意味では正解でしたが、学習面に関してはまだまだ自分の未熟さを痛感しました。ヨーロッパ、とくに北欧の英語力は半端ないですね。フィンランドをおすすめするか?と聞かれれば、個人的にはおすすめです。自分を見つめなおす時間が必要以上にあり、個人的には有意義に過ごせたのではないかと思います。結局は自分の行動次第ですし、環境に対して文句を言うことは簡単ですから… どの国に行こうと結局は自分。知識や好奇心をそそるようなものはそのへんにいくつも転がっています。それを自分がどう利用するかが一番肝心です。そのためには日ごろから多くのことに関心を持ち、幅広い知識が必要です。しっかりと下調べ・準備をして、明確な目標をもって、多くのことと交わってください。

留学するためには人によっては今を犠牲にしなければならないと思います。今が楽しくてもそれを犠牲にしてまで留学とはする価値のあるものです。それは留学に限ったことではなくて、日常生活においても当てはまると思います。自分にとってどの選択が一番の近道かよく考えて大学生活を満喫してほしいと思います。そして、ぜひ留学をしてください!

 

 

最後に、この場を借りて、留学をするにあたってサポートしていただいた大学職員の方々、家族、留学先で出会った人たちに感謝の意を表したいと思います。無事に留学を終えることができたのも多くの支援があってこそだと強く感じています。ありがとうございました。finland