東フィンランド大学留学帰国レポート

2013年度 国際文化学部 K.C

レポート作成K.C

派遣先大学:東フィンランド大学(Ita Suomen Yliopisto)

キャンパス:ヨエンスー(Joensuu)キャンパス

所属学部:Philosophical Faculty

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<受講科目と授業>

わたしの所属していたPhilosophical Facultyですが、留学生向けに教育関係の授業を多く開講している学部です。フィンランドはフィンランド語が公用語なので、現地の学生はフィンランド語での授業を受けていますが、留学生は留学生向けの英語での授業を履修できます。

 

1.Finnish

フィンランド語の授業です。前期(秋学期)にFinnish1を、後期(春学期)にFinnish2を履修しました。はじめは発音や挨拶などから始まり、後期のFinnish2では文法を多く習い、対話の練習などもよくしました。

 

2.Cultural Herritage and Craft Education

日本でいうところの工作にあたる教育についての授業です。フィンランドで工作の教育はどうなっているのか、実際に授業で取り入れられているモノづくり(主に手芸)を体験しました。

 

3.Introduction to Finnish School Life

フィンランドの小学校・中学校教育について学ぶ授業です。実際に授業見学をしたり、校長先生の話を聞いたり、子どもの前で自国の文化について紹介する機会があったりと講義だけでなく、様々なことができました。

 

4.English Academic and Professional Communication for Students of Cultural Studies

フィンランド人向けの英語の授業です。アカデミックな内容のリーディングをし、最終的には自分の興味のあることについて英語でプレゼンをする、というのがこのコースの内容でした。

 

5.Basics of Finnish Music Education

フィンランドの特に小学校の音楽教育についての授業です。実際に授業で使われている楽器を使わせてもらえたりもしました。

 

6.Basics of Teaching Foreign Languages to Young Learners

外国語の教授法についての授業です。講義の他に小中学校の外国語の授業の見学に行き、最後はそれについてのレポートを提出しました。

 

7.Pedagogical Perspectives of Educational Use of ICTs

情報通信技術(Information and Communication Technology)を教育にどう利用するかを考える授業です。実際にパソコンの動画編集ソフトを使ってプレゼンをしたりしました。

 

8.Comparative Perspectives of Preschool Education in Different Countries

就学前教育についての授業です。日本の幼稚園や保育園の制度についてプレゼンする機会もありました。

 

9.Finnish Education Systems and Organizations

講義形式でフィンランドの教育システムの学ぶベーシックな授業です。

 

10.Theological Perspectives on Contemporary Topics

神学についてのイントロダクションのような授業です。リレー形式で毎回違う教授が講義をしていました。

 

11.Finnish Music Education

フィンランドの音楽の歴史についての授業です。オーケストラやライブを見に行ったりもしてレポートを書きました。

 

12.The Religious Life in Finland: Between East and West

フィンランドの宗教についての授業です。教会や修道院の見学にも行きました。

 

 

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<住居と生活>

 

住居の種類:アパート(3人のシェアフラット)

Joensuu Elliという主に学生に部屋を貸している会社で契約しました。

学生寮ではないので、大学と関係ない人とシェアの場合もありますが、ヨエンスーは学生の多い町なので、大概同じ大学か近くの他大学の学生とシェアになります。家具付きの一人部屋が1室と共用のバスルームとキッチンです。

 

生活費:月6~8万

1ユーロ=120円の計算です。家賃が2万3千円ほどで、食費は2万円ほどでした。家具を揃えたり、衣服を買ったり、学校までバスを使ったりして高くつく月もありました。特に最初の2か月ほどは色々物を揃えたりして、出費が多かったです。行ってすぐは1ユーロ=100円だったので、途中で円安になってから出費がぐんと増えました。

 

<留学を終えての感想>

自 分の思い描いていた留学生活とは異なる経験をたくさんしましたが、本当に行ってよかったと思っています。どこの国に行ってもそうだと思いますが、旅行する のと住むのとではその国に対するイメージが、ガラっと変わります。少なからず憧れをもっていた北欧での生活でしたが、実際住んでみると薄暗く色のない冬に 飽きている自分もいたり、フィンランド人と同じように夏の訪れを心底喜んでいる自分もいました。描いていた理想の留学生活とは違ったというのが本当のとこ ろですが、それも行って経験しないと分からなかったことです。もうマイナス28度の中自転車をこぐのはこりごりですが、友達に会いにまたフィンランドを訪れたいと思っています。

 

<後輩へのアドバイス>

交換留学を志望するとき、自分の英語の力を懸念する人が多いと思います。わたしは英語圏で勉強できるほど自分に英語の力がないと思ったことも理由でフィンランドを選びました。英語を本当に勉強したいならTOEFLの スコアをしっかり上げて、英語圏の国に行くべきです。フィンランドは留学生も含め、みんな英語のネイティブではないので、周りから聞こえる発音や語彙もノ ンネイティブのものです。英語を身に着けることに固執せず、ただ外国での勉強や生活を楽しみたいと思うのであれば、フィンランドはおすすめです。日本では 経験できないことが山ほどあります。

単位を気にする人もいると思いますが、龍谷大学の国際文化学部は単位互換の制度も整っています。わたしは期待していた以上に単位を互換してもらうことができたので、その面を気にしている人はまずは教務課に相談しに行くべきだと思います。

留学は時間がある学生の間が一番やりやすいと思うので、ぜひ大きく一歩動いてみてください。