アシュランド大学留学帰国レポート

アシュランド大学【2016年度前期帰国】私費

レポート作成M.S

 私は、3月7日から8月23日までの半年間、アメリカ合衆国オハイオ州にあるアシュランドという小さな町で過ごしました。そこでの半年間の留学生活は、最初に想像していたより過酷で辛いものでした。自分の勉強のために日本人ができるだけ少ないところを希望してアシュランド大学を選びましたが、全く新しい環境で、助けがほしいときに簡単に意思疎通のできる友だちがいないことは予想以上にストレスになりました。出発前はアルバイトや予定、しなければいけないことが沢山あり、余裕をもって留学に向けて準備をすることができませんでした。もっと見通しを立てて準備できていれば、と少し反省しています。  アシュランドの気候は日本とは全然違うので、急な温度変化にも対応できる服が常に必要でした。3月は比較的暖かい日が続いていましたが、4月に入ると大雪の毎日でした。6~8月は湿度がそんなに高くない、からっとした暑さの夏でした。大学は、ほとんどの学生が寮生活をしているので、とても生活感のあふれるキャンパスです。カフェテリア1つは全米で1番おいしいと評判のあるところで、ミールプランが使える期間はそこで友だちと食事をしていました。キャンパスの中心には、REC CENTERというスポーツジムがあります。プールやマシン、テニスコートやロッククライミングなど沢山の設備が整っています。日替わりでグループエクササイズにも参加することができます。私はよくプールとサウナを利用していました。一般の人も利用していたので、色々な人と出会えて楽しかったです。サウナは居合わせた人と会話を楽しむコミュニケーションの場でした。  最初はとても辛いと感じていた留学生活でしたが、勉強しながら「楽しむ」ということを忘れずに頑張っているうちに仲のいい友だちが増え、とても充実した日々を過ごせるようになりました。授業は5人~12人の少人数クラスで、レベルが上がるごとにクラス替えがありました。毎週パワーポイントでのプレゼンテーションやグループディスカッションがあり、毎日の課題も多く日々悩まされました。とても大変な毎日でしたが、友だちと助け合いながらやり遂げられたので、とても達成感があります。  6月の末から7月にかけて、長期の休みを利用して国内旅行に行きました。同じ龍谷大学生で、違う地域に留学していた友だち4人で集まり、3日間ワシントン州シアトル、4日間ニューヨーク州マンハッタンへ行きました。飛行機やホテルを予約し、自分たちで計画を立て、知らない土地へ行ったことはとても良い経験になりました。久しぶりに仲のいい日本人の友だちに会えたことはとても良いリフレッシュにもなりました。  1番楽しかった思い出は、留学生活の最終日です。クラスメイトが私のために遠くまで買い物に行って、自国の伝統料理を作って送別会を開いてくれました。たくさんの友だちに見送られて、帰国しました。最初はなかなか上手くいかず、挫折の日々でとても辛かった留学生活でしたが、今では沢山の思い出がある第2の故郷になりました。周りの人たちにも恵まれていたと思います。すべてに出会いに感謝しています。  今回の留学で、自分の視野がどれだけ狭かったかに気づかされました。高校を卒業して大学に入り、専門的な授業を受け、様々な資格も取得し、自分は知識があると勘違いをしていました。クラスメイトは中国人がとても多かったのですが、日本の隣の国である中国のことをほとんど何も知りませんでした。中国人の友だちの誕生日に、プレゼントを渡していいのかさえ分かりませんでした。テレビのニュースや世論から勝手な固定観念や偏見を持っていたことがとても恥かしくなりました。学校に中国人がたくさんいたので初めは中国に対するカルチャーショックを受けましたが、今ではとても親しみを持っています。中国人の親友もできました。  この半年間の留学生活で、自分をしっかり見つめ直すことができました。また、就職活動についてもじっくり考える良い機会にもなりました。新しい環境で自分や周りを開拓していく力もついたと思います。アシュランド大学で半年間勉強できて本当に良かったと思います。同時にアシュランドで出会ったすべての人、両親、学校、そして友だちに感謝しています。