カルガリー大学留学レポート

カルガリー大学【2014年度前期帰国】

レポート作成W.N

帰国レポート

期間:2014/4/13 – 2014/8/31

 

所用経費

宿泊費:720カナダドル

食費:60カナダドル

衣服費:50カナダドル

教養娯楽費:100カナダドル

合計:930カナダドル

 

授業料:5,550カナダドル

 

住宅について

ホームステイ先は学校からバスで20分くらいのとても環境の良い所でした。ホストファミリーはすごく優しくて話しやすくあまり距離を感じませんでしたし、住宅は庭つきの芝生の綺麗な家で、春先でも家の中ならあまり寒くなくて快適に過ごせました。Wi-Fiの設備もありました。ホームステイ先を探す場合、大学の紹介よりエージェントに委託した方が良いところに行けるかもしれません。

 

医療について

学校に入学するときに保険カードを渡されました。大学内も医療設備が整っていました。歯医者に行くことのないようにだけ気をつけていれば安心です。

 

治安・衛生について

治安はとても良いところでしたし、夜中に一人で歩いていても大丈夫でした。ホームレスに話しかけられても無視しておけば問題ありません。ただ夕方6時ごろからダウンタウンは人が少なくなり閑散としていました。カルガリーのチャイナタウンは比較的治安がいいと思います。

衛生面も問題ありません。むしろ日本よりも道は綺麗です。ただ僕がカナダに来てから3ヶ月は水が身体に合わずとても困りました。

 

 

 

 

 

受講科目

ESL 100 section 022 (Semester program)

2014/4/21 – 2014/7/18

 

ESL 101Section 034 (Summer Program)

2014/7/28 – 2014/8/29

 

 

留学を終えての感想

留学先を決めるとき、どうせならきれいな英語を学びたいと思いカナダに決め、どうせなら日本人の少なそうな町にしようと思いカルガリーにしました。出発の前はいろいろと不安なことがたくさんありましたが、行ってみるとなんとかなって今は何を心配していたのかも思い出せません。大学に行ってみると案外日本人は多かったですが、街はすごく良いところでした。まず驚いたのは、ダウンタウンはビルが建ち並ぶ都会のような外観なのに郊外は芝生の広がる静かなところだったことです。あまり都会とは言えない町だったので遊びに行けるような場所は少なかったですが、どこを歩いてもきれいな街並みが広がっていて、季節が変わるごとに景色も変わるので飽きませんでした。人種もさまざまで浮いたりもしませんでした。

 

気候はやはり日本とは全く違い、6月中旬くらいまでジャケットが手放せずにいましたが7月になると日差しの強い真夏の気候に変わりました。でも8月の終わるころにはもう秋は終わりかけていました。雨が多いのでマウンテンパーカを持っていくととても便利です。現地でも安く良いものが買えます。細かく体温調節ができるようにパーカやカーディガンもあると便利です。その他の必需品は自分用のパソコンや乾燥対策グッズ、日本製の文房具などがありますが、大抵のものは現地でもそろえることができるのでほとんど困りませんでした。個人的にはインスタントのラーメンや味噌汁があればすごく良いと思います。味噌汁やお茶がどうしても飲みたくなることが何度もありました。

 

ホストファミリーはすごく気さくな人で、手料理もすごく美味しかったです。困ったことがあるとすぐ助けてくれるし、いろいろな所へ連れて行ってくれたりもしました。毎日ホストファミリーと話していると話すことに慣れてきて会話もどんどん楽しくなりました。なので留学中は最初だけでもホームステイすることをおすすめします。その家庭によりますが国の文化も知ることができると思います。

 

留学中に困ったことは体調面でした。水はきれいなのですが、僕の体には合わず3か月ほど胃薬を飲んでいました。お風呂もシャワーだけなので、それが多少は体調に影響していた気がします。でもそれ以外の面で生活に困ったことはありませんでした。治安もいいですし、どこへ行っても人は日本人よりもフレンドリーです。カナダには道で会った人ともすぐ仲良くなろうとする文化があるのだそうです。強いて言えば、遊びに行くようなスポットが少なかったことです。僕の場合はギターを買って暇なときに弾いていました。学校で友達ができるきっかけにもなりました。スケボーが流行っているので、始めてみるのもいいと思います。僕のカナダに来てからスケボーを始めた友達は道端で持っているだけで、知らない人からも声をかけられたりしていました。

 

留学して自分がいい面で変化できたかと思います。まず一人で何かをすることに慣れた気がします。自分はもともと少し内気な性格でしたが、友達も知り合いも全くいない環境に行ったおかげで、とにかく早く友達を作ろうと頑張っているうちに知らない人に話しかけるのが億劫ではなくなりました。学校のスケジュールに合わせて生活している間に規則正しい生活ができるようにもなりました。大学には人それぞれに違った目的を持って英語を勉強しに来ている人がたくさんいたので、人との出会いはすごく良い刺激になりましたし、高い意識をもって勉強を頑張ることもできたかと思います。自分ももっと頑張ろうっていう気持ちにさせてくれました。違った環境で生活することがこんなにも自分は一体何をしたいのかを考えるきっかけになるとは思いませんでした。英語を勉強しに来たはずですが、実際に学んだり感じたりしたことはそれ以上に多かったと思います。