カルガリー大学留学レポート

カルガリー大学【2019年度前期帰国】私費

レポート作成S.K

わたしは留学を行って本当に良かったと感じられる。だからこそ、後輩たちにはぜひチャンスがあれば留学をして欲しいと強く考えさせられる。まず、わたしはカナダのカルガリーに留学をした。気候は非常に乾燥しており、冬は寒さと乾燥によって肌がとても痛かったのを覚えている。しかし、風はあまり吹いておらず-20度でもそこまで寒さは感じなかった。しかし、昨冬はカナディアンいわく暖かかったようで普通はもっと寒いようである。

 

もし、カルガリーに留学に行くのであればバンクーバーで乗り換えを行うというケースが多いと考えられ、その際バンクーバーの入国審査場によりビザを発行してもらわなければならないのだが、非常に混雑している。そのためバンクーバーからカルガリーへの飛行機を逃してしまうこともある。実際に私は入国審査場で2時間待たされ飛行機を予約していた飛行機を逃してしまった。しかしこういった場合、次の飛行機に空きがでたらむりょうで乗ることができるので焦る必要はない。しかし、助けを求める際に、英語を話さなくてはならないので、空港でのトラブルに対応するための英語くらいは覚えておく必要があると考えられる。そのため、旅行用の英文が書いてある本を持っていくと、いざというときにすぐに空港の人に助けを求めることができる。

 

また、日本語で書かれている参考書などは持っていく必要はないと考えられる。大学の図書館や町の図書館を無料で使うことができるため、そういった図書館を利用するほうがいいと私は思う。また、参考書も英語で書かれているため勉強の一部として取り入れることもできるため、私は日本の参考書を持っていく必要はないと思う。

 

海外の大学は、日本の大学に比べると非常に大きい。学科ごとに建物が違い、ホテルやバス停なども大学内にある。とにかく大きいため大学内で迷うことも珍しくはない。これが、日本の大学と違う最も大きな点であると私は思う。カルガリーは田舎であり、友達と遊びに行く際はダウンタウンまででなければならない。しかし、留学生は電車にもバスにも無料で乗れるため、交通費でお金を使うということはなかった。しかし、物価は日本よりも高いので外食の際は少し高いように感じさせられた。

 

留学して一番良かったと思わされることはいろいろな国に友達を作ることができたことである。理由としては、様々な国の文化を知ることができるからである。時には、文化の違いによって口論になることもあったが、それでも様々な国の文化を身をもって知ることができたということは私にとって一番の留学から得た財産であると考えられる。また、文化を知るためには英語でコミュニケーションをとらなくてはならない。なので、いろいろな国の人たちと絡むことにより、勝手に英語の力も上がっていく。なので、私は英語の勉強もしたが、それ以上に他の国出身の人と出かけることを重視した。これらの行動は私の英語力を伸ばした一番の要素であると考えられる。

 

留学を終えて、私が感じることは私自身が人間的に成長することができたと感じる。最初のセメスターの私は自分の英語にまったく自信がなくクラスの中で意見を言うことはできなかった。そして、周りの外国人の留学生たちは自信をもって自分たちの意見言っているのを見て、そこから心を入れ替え、間違えを恐れずに意見を言うことをはじめた。徐々にそれが全く恥ずかしくなくなり、最後のセメスターではクラスの中心として様々なことを行うことができた。「日本人は静か」ということを海外で何度も言われたと私の友達たちは言っていたが、私は一度も言われたことはなかった。私は、カナダでは日本人の留学生と距離をとって生活していた。どうしても私の英語を伸ばしたかったからである。もし後輩たちが留学に行くのであれば、日本人ではなく外国人の友達を作ることをわたしは勧める。

 

 わたしは、この留学を就職活動に繋げたいと考えている。わたしの夢はフライトアテンダントになることなので、留学を通して学んだことを活かしてフライトアテンダントとして働けるようにがんばりたいと考えている。しかし、男にとってこの仕事を得ることは非常に難しいと聞いた。もし、この仕事を得ることができなかったとしても、英語を使う仕事に携わりたいと考えている。

 

                                                                S.K