コンコーディア大学留学帰国レポート

コンコーディア大学【2018年度前期帰国】私費

レポート作成K.S

9ヵ月間のモントリオールでの留学を終えて、得られたものはかなり多きいかと思います。人と違う経験がしたかったのでモントリオールを選びました。なぜならモントリオールの属するケベック州ではフランス語が第一言語であるため日本人の割合が、かなり少ないです。実際、学校では日本人は私一人でした。その反面、学校の大多数は中国人で授業中に先生が何度注意しても中国語を話すので、その点は正直最悪でした。基本的には留学先で極端に日本人との交流を避けようとする人が多いですが、適度な日本人との関わりも留学において大事だと思いました。私は7ヶ月目まで日本人と出会ったことがなかったのですが、Montreal 大学という他の大学にカナダ人の友達がいたので、その友達を通じて、Montreal大学にいる交換留学生の日本人に会う機会がありました。そこの交換留学生は関東の名門大学からきているのがほとんどで、逆に交流したことで色んな考えや視点を聞くことができたのですごくいい出会いでした。それに留学していると母国語あれ、日本語力も低下してきます。やはり一番大切なのは日本語なので適度の会話をした方がいいかと思います。

 留学中は、現地の人々や、留学生と様々な交流をして批判的思考を養うことに一番焦点を置いていました。個人的におもうことですが、カナダ人の方が自分の意見を述べたり、まとめたりするのに長けているのではないかと感じます。日本人でもたくさんいるとは思いますが、どっちつかずな立ち位置をとり意見をあまり述べたがらないゆえに、意見を述べる能力が少し低いと感じます。英語ばっかりに焦点をおくのも一つだと思いますが、英語を話せても、意見を言えなければ、本末転倒だと思います。だから違う視点から取り組むことで、おのずと英語力も伸びていくと思います。ひとつ大切なことは、基礎的な英語力がなければ、人と会話すらできないので、やはり現地で住むにはそれなりの英語能力は必要です。たまに、留学先にさえいけば、自動的に英語力が伸びると勘違いしている人がいますが、そんなことはありません。第二言語習得にはそれなりの時間と大きな努力を要します。

 自分自身、英語力は飛躍的に向上したと思っているので、何点か英語力向上のために私が大切だと思うことを述べたいと思います。一つは間違えを恐れないことです。個人的にこれが一番大切かと思います。大人になると人の前で間違いを犯したくないという心理が働くので、間違いたくないと思えば思うほど、次第に自分の知っている表現しか話さなくなります。しかし、大きな間違いほど、心にずっと残るので、次回から間違える確率がかなり低くなります。つまり間違いながら学ぶことが実は最短ルートだということです。とにかく表現したいことは、口に出してみるべきです。すると、会話相手が何を言いたいのかくみ取ってくれて、助けてくれます(特にネイティブスピーカー)。もう一つは十分に会話を練習できる環境を自分自身で探すことです。当たり前のことですが、何事も練習しなければうまくなりません。頭で言いたいことを理解していても、いざ口に出してみると難しいものです。誰と練習するかという点においてネイティブスピーカーとの交流だけが大切だとは思いません。語学学校の生徒との練習も非常に大切だと思います。なぜなら比較的、緊張せずに自分の思っていることを表現できるからです。おそらく経験はあるとは思いますが、最初のうちはネイティブスピーカーと会話することは緊張します。その点、語学学校の生徒は話しやすいと思いますのでいい練習になります。また、英語は世界中で話されている言語ですので様々なアクセントが存在します。彼らと話すことでいろいろな国のアクセントを聞くいい機会になると思います。

 最後に、モントリオールにいる僕の友達(日系カナダ人)が運営しているJSA MONTREAL という日本人と現地で日本語を学習しているカナダ人との交流を深めるNPO法人があり、モントリオールにいくなら、この団体主催のイベントに必ず参加すべきです。ここにいけば、カナダ人の友達がすぐにできますし、本格的なイベントをたくさん行っています。Face Book でJapanese Seinen Association of Montreal と調べればすぐにコンタクトをとることができますし、この団体の会長である僕の友人はとても親切に対応してくれます。きっといい思い出がたくさん作れると思います。