ランガラ大学留学レポート

ランガラ大学【2014年度後期帰国】交換

レポート作成B.M

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カナダのバンクーバーにあるランガラカレッジに2014年9月から2015年3月まで交換留学生として留学していました。

<授業について>

私の授業のプログラムはLEAPプログラムと言って、現地の大学に行きたい学生のための語学学校のようなところでした。授業は一日4時間で、さらに毎日3,4時間はかかる宿題と、1セッション中に2回のプレゼンテーションがありました。毎日授業と宿題やプレゼンテーションの準備などに追われハードな生活でしたが、学生たちはみんなモチベーションが高く授業にも積極的で、私も負けてられない、と感じるような環境でした。学生はほとんどが中国人で、英語を勉強しているのに結構中国語を耳にすることも多かったです。そこは少し残念だったかなと思います。でも、バンクーバーは多文化なので様々な国の学生、例えば韓国、サウジアラビア、タイ、ブラジルの学生とも交流ができたことは貴重な体験だったと思います。

<日本語ワークショップについて>

ランガラカレッジの留学では、日本語ワークショップができます。9〜12月までは、UTの学生がワークショップをしているのを見学したり少し手伝うだけでしたが、1月からは週に一回、私たち交換留学生2人とLEAPの日本人学生の2人の4人が主体となってワークショップをしていました。ワークショップのテーマは、俳句、標準語と関西弁の違い、日本の大学生について、日本の流行やグッズの紹介などをしました。パワーポイントを使ってプレゼンテーションをして、アクティビティで折り紙をしたりしました。日本語を勉強している学生対象なので、英語と日本語を両方使いました。日本語を教えている先生もいるので、難しい言葉や説明は助けてもらっていました。どんな反応をしてくれるか、どうしたらもっと楽しんでもらえるか、わかりやすくするにはどうしたらいいか、など大変なことや考えることもありますがとてもよい経験になりました。学生の喜んでいる姿を見ると、大変だったけどやってよかったな、とやりがいを感じました。

<留学を振り返って>

長いようで短い半年間の留学生活でした。初めのころは、ホームシックや英語が理解できず早く日本に帰りたい気持ちが大きかったこともありましたが、時間が経つに連れて毎日が楽しく感じるようになりました。授業は、楽しいこともありましたが、楽しいことばかりではなかったです。朝早くからの授業と毎日膨大な量の宿題でもう授業に出たくないと思ったこともありました。でも、やっぱり先生や友達が好きだったりホストファミリーがいてくれたことで毎日授業に出られていました。ホストファミリーは毎日の出来事の話を聞いてくれたり、家族の話をしてくれたり、本当に温かい家族でした。授業以外にも、カナダの学生に日本の文化や流行について知ってもらう日本語ワークショップも経験することもできました。これは私にとって本当に貴重な経験となりました。学生が楽しんでいる以上に楽しんでいる自分がいました。日本とは全く違う環境で半年間を過ごして、周りの人のありがたさを改めて実感することができました。留学のためにお金を出してくれた親や、居心地の良い家を提供してくれたホストファミリー、熱心な先生、毎日を楽しくしてくれた友達、みんなに感謝をしたいです。また、違う環境で生活をすることで、うまくいかないことがあっても、まぁいいか、と大概のことは受け入れられるようになりました。この6か月間で、英語が伸びたと自分で実感することはあまりないですが、周囲から言われることがあり、やっぱり留学してよかったなと思います。日本を出て、日本の良いところ悪いところ、疑問に思うことを肌で感じることができました。違う国籍や同じ日本人でも、海外で出会う人から受ける刺激はかなり大きいです。それはやはり日本を出てみないとわからないことだと思いました。この経験を活かして、残りの学生生活を充実したものにしていきたいです。