メリルハースト大学留学レポート

メリルハースト大学【2016年度後期帰国】私費

レポート作成I.M

オレゴン州メリルハースト大学PIAという語学学校に半年間留学しました。

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オレゴンに決めた理由;オレゴンってどこにあるの?最初は自分の留学先がそこになるなんて全く予想もしていませんでした。友達から「オレゴンにあるポートランドっていう町は良いらしい。」それだけ小耳に挟んだことがあり、その頃ちょうど留学先を決めたいと考えていた大事な時期でした。その日学校から帰宅しポートランドについて調べたところ、不思議なほど「ここが良い」と直観的に何かが頭に浮かびました。自然、綺麗な街並み、治安、エコな環境、たくさんの文脈からポートランドの魅力を一気に感じました。

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メリルハースト大学語学学校(PIA)について;日本、韓国、台湾、ドイツなど様々な国、その中でもアジア系留学生がほとんどの割合を占めていました。カトリック教の学校でほかの大学と比較すると小さく静かな学校でした。

語学学校3つ(スピーキング以外)の授業すべて小テストがありました。グラマーの授業では机に座って英語を学ぶ場でしたがPIAはグループワークを生徒にさせることが頻繁にあり、文法を取得しながら周りの外国人の生徒と仲良く話せる時間もあり良い環境とモチベーションが維持されていました。リーディングは、毎授業TOEICの抜粋問題を速く読む練習をするスピードリーディングをしました。TOEICだけの目的だけでなくどれくらいタイムが伸びるか、どれだけ速く解いていけるかにテスト等非常に役立つ時間でした。最後のほうはタイムが伸びて読む力に自信がつくようになりました。ライティングでは、レベルにもよりますが私のクラスは宿題が多く授業内容もやや難しかったです。毎週決まったトピックについて5段落までのエッセイを提出します。文章の構成、まとめ方が私にとって英語を学ぶ上で唯一の難点と気づきました。ライティングの授業は文法もどれだけ理解できているか試されます。同時に英語力が伸びやすく、卒業論文にも役立つ分野だと感じました。最後にスピーキングの授業について、一番求められたことは話す力でした。プレゼンテーションを何回かに分けて毎回異なったトピックについて生徒の前で行いました。期末試験でのプレゼンテーションは、教科書に興味のある話題をとりあげ7~8分間、パワーポイントを用いて発表しました。最初は人前で外国語で話すことは間違えたことをすぐに気にして思うように進まなかった時もありましたが、練習を重ねると会話力に自信がつきやすくなりました。リスニングテストとスピーキングテスト(プレゼンテーション)が上達したことによって友達やホストファミリーとの会話の楽しさも増えました。

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どんな町;何十件もずらりと並んだ小さなカフェや雑貨屋さん、古着屋さん、そこに集まる地元の人たちがゆったりと流れる時間をそれぞれで楽しむような、そういった映像が今でも頭に浮かびます。観光スポットというよりもローカルに人気な通りがたくさんありました。ハイセンスなアートの建物も印象的です。セールスタックス(税金)が0%でした。税金がかからなかったので、買い物はしやすかったです。町中に誰でも使えるレンタル用自転車が設けられ自転車専用道路などいたるところで環境に配慮した街の工夫がされていてポートランド全体優しい空気が流れていました。街並みも大好きになりましたが出会う友達や家族も非常に温かく接してくれました。

ホストファミリーの良いところ;現地の文化に触れやすい、学校以外の場で出会いが広がる、英語を使う機会が多くなる、気を配れるようになる、日本のことを教えられる機会がある、食生活に困りにくい、その他たくさん学校以外の面でも貴重な経験ができました。オレゴンは渡航前のイメージを大いに越えた自分にぴったりの街となりました。出会った人も町もすごく居心地が良かったおかげでもっとオレゴンが好きになったのだと強く感じています。留学を終えた今、今まで定まらなかった将来の夢ができてそれに向けて頑張っています。今回の半年留学は自分の進む道を大きく、良い方向へ変えました。

オレゴンは知らない場所でしたが今では一生大切にしたい思い出ができた場所です。

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