マギル大学留学帰国レポート

マギル大学【2015年度前期帰国】私費

レポート作成I.Y

2015年2月から9月まで約7ヶ月間モントリオールに留学しました。

モントリオールはケベック州に属するフランス語が第一言語の都市です。

わざわざフランス語圏で英語を勉強したのは、カナダの他のどの都市よりも日本人やアジア人の比率が少ないからです。それもあって半年間いて、町中で日本人に会うことはほぼなく、学校でも数人くらいしかいませんでした。その分大変なこともありましたが、せっかくの語学留学で日本人とずっと一緒にいて日本語を使ってしまっては意味がないと思っていたので、その点に関してはモントリオールはとてもよかったです。

ですがフランス語圏で生活するというのはやはり他のところでの留学とは違って大変なことも多かったです。わたしは大学で2言語型コースとして2年間フランス語を勉強していたので表記や標識などに書かれていることは少しわかりましたが、本当にフランス語の知識がゼロの他の日本人の留学生は苦労していました。バイリンガル都市といわれていますが、基本的にフランス語がメインで、街で聞こえてくる言葉はだいたいフランス語です。店やレジなどはこちらが英語で返せばすぐに英語で対応してもらえますが、レストランのメニューなど、英語表記がまったくなかったりするところもあります。

(気候)モントリオールはカナダ東部に位置し、寒さが厳しいことで有名です。冬の間は毎日体感温度がマイナス30度に達しました。あたり一面雪で、外には15分もでていられませんでした。あの寒さは二度と忘れないと思います。また今年は現地の人でも驚くほど寒さの厳しい年だったので、余計大変でした。そのため、ダウンタウンでは地下がほぼつながっていて外を出歩く必要がないようになっています。今年は春がほとんどなく、6月まで10度前後でした。7月に入ってやっと暑くなりました。それでも週ごとで気候がころころ変わり、20度を下回る週があったと思えば、30度前後まで暑くなる週がありました。他の都市に比べると湿度が高いといわれていますが、日本とは比にならないので、快適です。夏のカナダは本当に美しかったです。

(生活)特に生活で困ることはありませんでした。交通の便もよく市内を走る地下鉄とバスを使えばどこにでもいけます。また24時間走っているバスもあり便利でした。物価は日本とそこまでかわらないくらいか少し高いくらいだと思いますが、税金がタックスリターンなしで15%なのでかなり痛いです。家賃は光熱費・インターネット込で400~が相場です。冬場は外を歩くのが厳しいので駅近に住むことをおすすめします。

(学校)通っていたマギル大学はカナダでも権威のある大学の一つで、課題が多く、毎日課題やプロジェクトに追われていました。私はセッションの間に一般的な私立の語学学校にも1ヶ月間だけ通っていたので、いかにマギルがレベルの高い語学学校だったか痛感しました。語学学校といっても、マギルの本科に入学したい海外からの生徒が多いので、プレ大学、という印象が強かったです。生徒も、レベルがあがるにつれ年齢層が高かったです。正直かなり厳しい環境でしたが、本気で英語を勉強することに集中したい人にはぴったりだと思います。わたしも、最初はフランス語圏のモントリオールでの生活に苦労し、さらにマギルの大量の課題に心折れそうになったこともありましたが、せっかくの留学を遊びで終わるのではなく、しっかり勉強することのできるマギルを留学先に選んでよかったと思います。ただ、モントリオールに留学する人は少なく、情報がなかなか集められないことと、マギルの語学学校ではレベル修了ごとに、修了式や証明書といったものがいちいち出ず、修了証はインテンシブコースの8つあるレベルのうち、最後まで修了した人にだけ発行され、その他のレベルは修了しても次々に進んでいくスタイルなので、龍谷で単位認定を希望するときは、書類に関してマギルにかなり交渉する必要があるので、気をつけてください。