マギル大学留学レポート

マギル大学【2016年度後期帰国】私費

レポート作成S.K

はじめに

 私は2016年9月から2017年2月末までの半年間をカナダ、モントリオールで過ごしました。モントリオールは、カナダの中でもケベック州というフランス語圏に位置しており、カナダでもトロントの次に人口の多い都市で、一言でいうと“凝縮された都会”です。またほとんどの人がフランス語と英語のバイリンガル、またはそれ以上のマルチリンガルという特殊な街です。そのため日常生活のあらゆる場面でフランス語、英語の両方を話す機会があるので、特に大学でフランス語を専攻している人にとって、モントリオールは最適な場所です。

 夏は毎日のようにイベントが開催され、街全体が活気に溢れており、冬でも寒さを楽しむイベントがたくさんあるので、観光客も多く、北米のパリと称されるほど、街は情緒があって美しい場所が多いです。また、歩くのが好きな人にとっては、ダウンタウンのほとんどの場所が徒歩で移動できる範囲に凝縮されているので、とても便利です。

 

大学について

 マギル大学は、北のハーバードと呼ばれるほどカナダの中でも有名な大学であり、その語学学校の評価も非常に高いものでした。他の語学学校に比べると、課題もかなり多く、週末も課題に追われることが多かったですが、その課題をこなしていくことで、自分の英語力が伸びていくのは明らかでした。また、勉強だけではなく、異文化交流のアクティビティも盛んで、インターナショナルランチパーティーや、タレントショーなど学生が主体となって活動する機会も多かったです。留学先でもしっかり勉強がしたい、日本人が少ない、いろんな国から来た留学生と一緒に勉強したい、という人にはぴったりの学校だと思います。

 

滞在先について

 私の場合、半年間のうち、初めの3か月をホームステイ、残りの3か月をEVOという留学生用のレジデンスに滞在しました。ホームステイ先はほとんどの場合、大学のあるダウンタウンから40分~1時間ほど離れた住宅街にあるので、バスや電車を使って毎日通学しました。モントリオールの交通機関は基本的に時間通りに動いているので不便に感じることはあまりないですが、冬の雪が多い時期になると、バスはスリップすることも、渋滞にまきこまれることもあります。電車は地下鉄しかないので、雪の影響はありません。また、地下街が非常に発達しており、ダウンタウンのほとんどの場所は地下からでもつながっているので、ほとんど外気に触れることなく過ごすこともできます。

 

おわりに

 半年間という限られた時間をモントリオールで過ごすことが出来て、本当に良かったと思います。バイリンガル都市であるということから、アフリカやその他のフランス語圏からの移民も多く、多彩な文化を肌で感じることが出来ました。また、世界中の国や地域の人たちと毎日生活今まで大学で学んできたことがどのように国際社会のなかで役に立つのか気づかせてくれる機会がいくつもありました。この留学を通し、一緒に勉強する仲間から良い刺激をもらいながら、自分自身も成長することができました。

 

 

 

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