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ハワイ大学 マノア校留学レポート

ハワイ大学マノア校帰国レポート【2014年前期帰国】

レポート作成T.Y

ハワイ大学への留学前は正直、勉強面や生活面での不安もありました。渡航準備も大変でした。ビザを取得したりハワイ大学から送られてきた書類を読み何を準備すればいいのか自分で確かめ見落としのないように準備していくということが自分にとって初めての経験でした。自分の準備がしっかりできていないと渡航できないので、何度も確認し渡航日に全ての用意が整うようにスケジュールも把握して行動することが何よりも重要だと感じました。そこでの経験からが留学だったのだなと帰国した今思います。

ハワイ大学へ初めて行った日のことはとても鮮明に覚えています。とにかくキャンパスが広くどこにどの校舎があるのか地図を持っていてもよく分からず、不安な気持ちでキャンパスを右往左往していました。オリエンテーションが始まると留学生の友人ができ、授業が始まると現地の学生の友人が増えました。授業についていくのは大変で、専門的な用語がどの授業でもたくさん出てくるので、辞書を引いてノートを作るという作業が勉強前の準備運動のようなものになりました。日本の授業とハワイ大学の授業はやはり色々な違いがあり、その違いに初め戸惑いましたが慣れてくるとディスカッションやプレゼンの多さにも意味があるのだと分かり、楽しめるようになっていきました。こういった変化が留学を通してたくさんあって、少しずつ成長している自分を自分で知ることが何よりも嬉しく充実感もありました。

帰国して改めて感じたことはたくさんありますが、いちばん思うことはハワイ大学に留学して良かったということです。ハワイ大学での授業を通しての知識や英語力を含めた自分の成長という理由もありますが、なによりもハワイで出会った友人の存在に帰国してから何度も救われました。帰国して5か月が経ちましたが、その間に辛いことや大変なことがある度に友人から届くメールに涙し、勇気づけられました。音声メッセージでお祝いを言ってくれたり、励ましてくれたり、ハワイの写真を送ってきて慰めてくれたりしてくれる友人らに出会えたのはハワイ大学に留学したからで、私にとって留学を通して得たものの中で一番大きいのは友人だと言えます。

ハワイは本当に恵まれた環境、気候です。今思えば私が1年間生活していた毎日は夢のような日々でした。オアフ島を巡るバスは交換留学生は無料でもらえるバスパスで乗り放題なので色々な所に友人らと出かけることができました。毎週末は何かしら新しい経験をしていました。サーフィンに挑戦したりシュノーケリングでウミガメと泳いだり、ココヘッドの頂上から見たこともないような美しい景色を見たり。思い出すと本当に自分が経験したことなのか疑いたくなるくらい素敵な経験をたくさんしました。友人とそういって過ごすアクティブな日も大好きでしたが、夕方ひとりでワイキキビーチまで散歩して夕日を眺めたり夜はビーチから星空を眺めたりするのも楽しかったです。ハワイは本当にフレンドリーな方が多いので散歩に行く度に色々な人とお喋りでき、面白い話を聞かせてもらったりハワイのことについて教えてもらったりしました。留学を通して出会った方々、留学をサポートしていただいた方々、そして家族と友人に心から感謝して帰国してからも留学で得たものを生かせるよう毎日大事に過ごしています。