ゲルフ大学留学レポート

ゲルフ大学【2016年度後期帰国】私費

レポート作成S.A

私はカナダのゲルフというトロントからバスで1時間から1時間半ほどの所に9月から半年間留学に行きました。ゲルフは田舎で治安もよく、みんなとてもフレンドリーで歩いている時に話しかけてくれたりあいさつをしてくれたりしました。そこら中にリスがいて毎日見ることが出来とても可愛かったです。

ゲルフの気候は行ったときはまだ暑く半袖でも暑く感じるほどでした。10月くらいからどんどん涼しくなってきて10月末にモントリオールに旅行に行ったのですが、風が強くマフラーなしでは寒かったです。11月ごろからどんどん寒くなってきて12月ごろから雪が降り始めました。−10℃は普通で−20℃よりも寒くなることもありました。外でケータイを使おうとすると何度も電源が落ちてしまいました。ですが今年は例年よりも寒くなるのが遅く、普通なら−40℃の日があるらしいのですがそこまで気温も下がらずホストファミリーも異常だと何回も言っていました。カナダの寒さに慣れたからなのかは分かりませんが、そこまで分厚くないアウターに手袋、マフラー、ニット帽の防寒をしていれば特別分厚いアウターが無くても通学には問題ありませんでした。建物の中はとても温かく、アウターの下は半袖、タンクトップやキャミソールといった人もいて驚きました。

大学のプログラムはレベルが10段階に分かれていたのですが、課題の量などはレベルというよりも先生によって違うという印象が強かったです。内容も細かいことまで説明し練習問題をたくさんしてくれる先生、大まかに説明して会話の中で実践する先生、ディスカッションやディベート中心の先生など色々でした。最後のタームでは日本人が私だけだったのでご飯や遊びに誘うのに緊張したり、一緒に作業するのに言いたいことが伝わらず困ったりしたこともありましたが英語を学ぶのに良い環境でした。

ホストファミリーはとても良い人で何も困ることがありませんでした。初めて家に行ったとき私の英語はまだまだで言いたいことも中々伝わらなかったのですが、私でホームステイの受け入れが5人目だったので慣れておられるのか、話すときはゆっくり簡単な単語を使ってくれたので困りませんでした。それだけでなく新しい単語や文法の間違い、マナーなども教えてくれました。暇な時は一緒にDVDを見たりお菓子を作ったり、私の課題が忙しい時は“洗い物はいいから勉強しておいで”と言ってくれて何事も強制されず自分の家にいるようにリラックスして生活していました。本当に優しいファミリーで帰国の日は学校まで送ってくれたのですが、6ヶ月も一緒に生活してこれが最後だと思うとすごく寂しく泣いてお別れしました。必ずまた会いに行こうと思います。

行ったときは日本人が多かったので日本人の少ない大学にすれば良かったと思うこともありましたが、ゲルフで出会った日本人とはまだ交流がありその子たちのおかげでホームシックになることもなく留学を楽しむことが出来たのかもしれないと思います。また様々な国の友達ができて日本にいた頃は縁がなかった宗教の話やその国の考え方をたくさん知ることが出来ました。春休みに日本に遊びに来てくれたり、また行く約束をしたり、留学の時の話しをするのでとても帰りたくなりますが留学が終わった後も交流があるのが嬉しいです。初めての体験をたくさんできたこの留学は私にとって確実に意味のあるものでそれを言葉にするのは難しいですが、留学に行ってからもっと他の国に行き自分の目で見てみたいと思うようになりました。また日本の事も知らないことが多かったので日本についても学びたいと思うようになりました。

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