ゲルフ大学留学帰国レポート

ゲルフ大学【2013年度後期帰国】

レポート作成K.N

私はカナダのゲルフという町に約半年留学しました。ゲルフはトロントからバスで1時間半ほどのところにある自然豊かな小さな町です。トロントほどではないですが、この町も様々な人種の人が住んでいました。しかし治安は良く安心して過ごすことができます。そして少し町の離れに行くと、ゲルフ湖というとてもとても美しい湖があります。この地域の夏は日本のようにじっとりとした暑さはなくからっとしており、逆に冬は日本では体験出来ないような極寒に包まれます。私はこの町で多くのことを学び、最高の仲間と出会い、そして自分自身も大きく成長することが出来ました。

留学の始まりは、八月末のことでした。大学に入学したら絶対に留学すると決めていた私はこれから始まる新しい生活に胸を高鳴らせていました。一人で異国の地に行くことに心配事がなかったわけではありません。しかし、この時の私は心配するという気持ちよりも楽しみという気持ちの方が大きくて後先のことを考えている余裕などありませんでした。

高校の頃から英語が好きだった私はこの留学で必ず自分の英語力を大きく伸ばすと強い気持ちで挑みました。理想の自分をつねに思い浮かべ、その自分に到達するため、また最高の留学生活を送るため3つの目標を決めました。1つ目の目標はもちろん「英語力の向上。」です。2つ目の目標が「他国の友達をたくさん作る。」、そして3つ目が「誰よりも留学生活を楽しむ。」です。この3つを自分の柱として私はカナダの地で行動しました。むしろこの3つの目標をつねに頭の片隅に置いておくことで、それらが私の原動力となっていたと言っても過言ではありません。留学先での限られた時間の中で後悔だけは絶対にしたくなかったので、自分の気持ちに素直に、「やりたい。」、「面白そうだな。」と思うことには積極的に取り組みました。例えば、学校のアクティビティや学校外でのボランティアなどです。さらに友達もたくさん作りたかったので自分からも良くコミュニケーションをとりに行きました。しかし時には気持ちが消極的になって、なかなか初めの一歩が踏み出せないこともありました。その度に私は自分に言い聞かせます。「自分は本当にそれでいいのか?」と。そして目標にしていた3つのことを思い出すのです。すると不思議とどんなことも前向きに、失敗を恐れずに飛び込んで行くことができました。

現地での生活は私にとって毎日が新しいことの発見でとても楽しく、充実した時間を過ごすことが出来ました。しかし楽しいことばかりではなくもちろん、大変なこともありました。まず、当然のことながら留学生活が始まったばかりのころは自分の伝えたいことを英語にできないのでとても苦労しました。そしてもう1つ私が何よりも苦労したのはリスニングでした。初めのうちは本当に良く何度も聞き返していました。しかしそれらも徐々に上達し友達とも笑い話が出来るほどにもなれました。

現地の私の通っていた大学についてですが、龍谷大学に比べて規模がとても広く驚きました。そんな学校も現地の学生たちにとってはまだまだ小さな大学だそうです。大学内にも自然が溢れており、夏にはたくさんの動物を見ることが出来ました。リスやウサギ、それになにやらカピパラのような小さな動物などです。そしてこの大学にはシンボル的なカラフルに色ぬられた大砲があります。この大砲は長年、数多くの学生たちによって色ぬられたものです。もはやこの大砲に色を塗ることは伝統となっており、私も帰国前に友達を集めて色を塗って来ました。そんな大砲も他の学生によって1日で新たな色に塗り替えられましたが、私の数多くの思い出の1つです。

思い出といえば、大学が長期休みの時には旅行にも行きました。カナダ国内では、長距離バスを使いトロント、ナイアガラ、モントリオール、モン・トランブラント、それにブルーマウンテンという山にスノーボードにも行きました。ナイアガラの滝は私がカナダに留学を決めたきっかけになったものだったので訪れるのをとても楽しみにしていました。船に乗り初めてこの滝を間近で見た時はあまりの雄大な景色に感動しました。さらに国外では、年末にアメリカのニューヨークに行きました。タイムズスクエアで年越しをして来たのですが世界中の人々同じ場所で同じ時間を過ごすというのはとても素晴らしいことに感じました。しかし私の何よりの思い出は、私の帰国前にホストマザーがパーティーを開いてくれたのですが、多くの友達がそのパーティーに来てくれたことです。皆と過ごす時間もこれで最後だと思うと自分でも信じられないくらいの涙が出ました。また私は本当に最高の仲間に恵まれたと感じました。私の留学生活はきっと彼らなしではこれほどまでに豊かなものにはならなかったでしょう。このカナダの地で出会った仲間は私にとって一生忘れることの出来ない宝ものです。

最後になりますが、これから留学を考えている方たちに是非、やってほしいことがあります。それは留学に行く前に目標を立てることです。言い換えるならば留学先での理想とする自分の姿をイメージして下さい。目標、またはイメージを持つことで自分の行動力が大きく変わってくると思います。だから是非、目標を立ててほしいと思います。

私のカナダでの留学生活は本当に素晴らしいものでした。様々な経験をすることができ、何よりも最高の仲間に恵まれました。いつの日か彼らに会いに行くことが私の今の夢です。その時、また彼らと楽しく会話が出来るようにこれからも英語学習に力を入れていきたいと思います。