オークランド工科大学留学帰国レポート

Auckland, New Zealand

レポート作成M.K

Mt. Cook

  

classmates

graduation ceremony

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□Auckland, New Zealand

なぜ私が数ある国や都市からNZのAucklandを選んだのかといいますと一番は治安です。NZはほかの英語圏の中で一番治安がいいと言われました。実際に治安はなかなかよかったです。おかげさまで恐い経験もせず安全な生活を送っていました。(ただし最近は強姦の事件が多く、女の子は夜一人で出歩かないようにときつく言われていました。)またNZにおいて南島はまだ3年前の震災の影響が残っており長期滞在にはあまりお勧めできないということで北島最大の都市Aucklandに決めました。

□気候

私は8月~1月の5カ月間留学していました。NZは南半球なので8月はもちろん冬。そんなに寒くないだろうと思い薄手の物しか持っていきませんでしたが、とても寒かったです。すぐに母に国際便でセーターを送ってもらいました。この時期に行く人はコートやダウンを持っていきましょう。Aucklandでは8月~10月にかけて比較的降水量が高くどんよりとした日が続きます。しかしなかなか傘を使わないところが日本とは大きな違いですね。11月になると20℃前後の日が多くなり私は11月の後半に海で泳ぎました。それからはずっと暖かい日が続きます。12月の半ばころからはノースリーブでもOKです。私は毎日ビーチに行って足を濡らしたり木陰で友達とピクニックしたりしていました。NZの夏は最高です!!

 

□バス

私の一番の強敵はバスです。オークランドでは電車よりもバスの方がよく使われます。オークランドのバスは日本とは全く異なります。まずは乗車のときにお金を払うこと。ドライバーに行き先を伝えます。発音が悪かったのか最初は全く伝わりませんでした。そしてバスの中ではアナウンスは一切流れません。それにバス停にも名前がありません。最悪です。慣れていないと迷います。私は迷いました。初日に友達と学校帰りに間違ったバス停で下車し、迷子になって、クライアントさんに迎えに来てもらいました。慣れるまで乗っている間は車窓のインプットで神経を研ぎ澄ましていたので、降りたときの疲労感といったら…。さらに、バスの種類が多いのです。日本とは異なり住宅地にも入っていくのでバスの路線はとてもたくさん。自分は何番と何番のバスならどのくらいの時間で家に帰れると覚えておく必要があります。安心してバスに乗って降りるまでに一ヶ月かかりました。あとはバスが遅れてきたり、早くいってしまったり、ドライバーが道を間違えたり…。最後の最後までNZのバスには悩まされましたが、今となってはいい思い出です。あ!降りるときには大きな声でドライバーに「Thank you!!」と言いましょうね。

 

□ Auckland University of Technology (AUT)

私の通っていたのはオークランド工科大学付属の語学学校でした。オークランドの街中にある(NZの人たちからすればめちゃくちゃ都会と言えると思います^^;)大学とは思えないようなビルが校舎でした。すぐ近くには市民図書館やイベントが多く開催される公園、オークランド大学、映画館、もちろん服や雑貨のお店、レストランもたくさんあります。いつも賑やかなところです。

授業は朝の8時から。日本の小学生よりも早いですね…。しかも私は初日に前日の長時間のフライトによる疲労で思いっきり寝坊してしまいました。初日から遅刻なんてどんなに怒られるのだろうかとビクビクしていましたが、学校の方たちは結構気にしてなくて何事もなかったかのように振る舞われました。学校初日からNZの人たちのlazyさがなんとなくわかった気がしました。

クラスはアジア系がほとんどでした。特に中国人の多さには本当にびっくりです。授業中は中国語が飛び交うこともしばしば。それでも彼らは勤勉でとっても親しみやすい人たちでした!termの終りには必ずexamがあります。Listening/ Writing/ Reading/ Vocabulary/ Speakingをやります。難易度はクラスによって異なりますが、よっぽどのことがない限りクラスを落とされたりはしません。

 

□ホームステイ

私は5カ月間ずっと同じホストファミリーと暮らしていました。私のホームステイ先は何人もの留学生を受け入れておりとても慣れているようでした。しかし慣れなかったのが私です。まずは食事。緊張や慣れない味付けのせいでなかなか食べれませんでした。(というか最初から拳くらいの薄味チキンを食べられるわけがありません!泣)それから私は住まわしてもらっているのだからできる限り行儀よくと考えていました。私はホームシックにはなりませんでしたが、自分が嫌われているのではないか、何か気に入らないことをしたのではないかと考えすぎて一週間で大号泣しました。その時に話を聞いてくれたのがhostfatherでした。たどたどしい私の話を親身に聞いてくれて優しく抱きしめてくれました。あのときどんなに安心したことか。hostfatherはこの5カ月間、いろんな場所に連れていってくれたり、いろんなお話をしました。彼には感謝の気持ちでいっぱいです。

私のhostmotherは4人兄弟で、どの家族も近くに住んでいることから誰かの誕生日があれば盛大にお祝いしました。ほぼ毎月20人くらいが集まってパーティーです。私も2,3回参加しましたが、最初は本当にびっくりしました。なぜならみんなが笑顔でとっても幸せそうだからです。私が親族で集まるのは正月のときだけで集まったとしてもお話ししながら食事をするだけ。しかしhostfamilyとその親族のパーティーは踊ったり歌ったり騒いだり…。とても温かいんです。とっても素敵な家族です。(もちろんクリスマスパーティーも盛大で家のプールに飛び込んでいました。)

 

私がスポーツが好きと言ったのでhostfatherが教会でやっているground hockyに毎週水曜日の夜に連れて行ってくれました。そこの教会に通っていなくても、キリスト教でなくても、誰でも参加できます。年代は高校生から40代くらいでしょうか。ほとんどが男性でしたがちらほら私と同年代の女の子もいました。異なる年代の人たちが本気でホッケーをやっている姿に私は驚きました。初対面であっても下の名前で呼び合い、パスを回していく。日本ではとても考えられません。一方で臆病な私はなかなかみんなとフレンドリーに話すことはできませんでしたが、スポーツを通して仲良くなれていたのではないかと思います。終わった後に「上手くなったね」とか「来週も来るでしょ?」とか言ってくれた時は自分が仲間として受け入れられたという実感と喜びで、どきどきして寝つけない日もあるほどでした。ホッケーは初心者でしたが毎週通っているうちにぐんと上達し、最後の日にはゴールをきめることができました。そして私はいつかこの人たちと対等に話せるくらい英語を上達させて、またこのフィールドに戻ってくるんだ、と心に誓ったのです。

 

□旅行

私はクリスマス休暇のときにRotorua(2泊3日)へ、また帰国前には南島(8泊9日)に旅行してきました。どちらも本当に楽しかったのですが、一番印象に残っているのは初めてのbackpackersです。見知らぬ人が同じ部屋で寝る、というのは今までで一度もなく好奇心と不安でいっぱいでした。今回の旅では男女共用ドミトリーに泊まりましたが、べつにトラブルなく順調に進みました。同じ部屋の人でその日のことを聞きあったり、出身国のことを聞いたり、なかなか面白い経験でした。また、backpackersは自分で料理ができます。自分でスーパーから材料を調達してくればあとは大きなキッチンが使えるので便利です。長旅になると買い物もよく考えながらしなくてはなりません。夏だったので生ものは避けました。(ベテランの方たちはクーラーボックスを持っていました。)だからほとんどパスタかパンかヌードルです。太るわけです。

 

backpackerの暮らしはなかなか楽しかったです。しかし日本のようにコンビニやスーパーに何でもそろっているわけではないので、忘れ物をしたら大変です。念には念を入れて準備しましょう。私は帰国したとき日本のコンビニを見て「私、日本ならどこでだって生きていける気がする」と思いました。それくらい日本が便利ということです。

 

□最後に

私にとってこの5カ月間の経験はこれからの人生に大きく影響するでしょう。それがいい方でも悪い方でも私は留学したことに後悔はしません。私は臆病で新しいことに挑戦するのが苦手です。実は留学も内心では行きたくありませんでした。しかしここで行かなければきっと後悔するしちっぽけな人間になってしまうのではないかと思い、自分の気持ちを無視して手続きを進め、完璧に逃げられない状況まで自分を追いやりました。しかし行ってしまえば不思議と後ろは見なかったのです。大号泣した日も帰りたいとは全く思いませんでした。逆に吸収できるものは全て取り込んで帰ってやろうというやる気がありました。全て吸収できたかは残念ながらわかりませんが、それでも私は依然と変わったのではないかと思います。家族や友達を愛すること、少し肩の力を抜いて過ごすこと、さまざまな視点から物事を考えること。挙げたらきりがありませんが本当に多くのことを学びました。日本で応援していてくれた家族、友達、先生方、そしてNZで支えてくれたホストファミリーや友達に心から感謝しています。

私の体験談がこれから留学するみなさんにとって少しでも役に立つことを願っています。1つだけ心に置いておいてほしいことは「ためらわずに興味を持って突き進む」ことです。留学、楽しんできてください!

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