オークランド大学留学帰国レポート

オークランド大学【2014年度前期帰国】

レポート作成T.K

 

 

1生活

 

私は、ニュージーランドではちょうど夏の終わりから冬の終わりまで留学していました。生活面で特に嫌な事はありませんでしたが、私の留学期間はニュージーランドの冬にしては寒い日が多く、昼間と夜の寒暖差のせいか体調を少し崩してしまいました。もし、体調を崩しやすい方の場合は、自分に合った常備薬を持参する事をお勧めします。また、今回の留学期間中の住居については、ホームステイに住んでいました。幸いにも、ホストファミリーの方々が留学生の受入経験が豊富だったので、私が質問をせずとも大方の答えを教えてくださりました。制限なども特にありませんでしたし、とてもフレンドリーに接して下さったので、すぐに打ち解けることができました。しかし、友人の話によれば、実際によくないホストファミリーの家に選ばれることも多々あるそうです。そんな時は、すぐ学校の先生に相談したりして解決すべきだと思います。日本人の友人は、不満を溜め込んでいたばかりに家族と話が出来ず、最終的に関係が悪化してしまったとも話していました。貴重な時間を無駄にする事は勿体無いので、しっかりと自分に合ったホームステイを探す事をお勧めします。

 

2経費

 

ニュージーランドの物価は基本的に高いです。そのため、なるべく節約をするように心掛けました。ランチはなるべく安くすませるためにヌードルを買ったり、材料を買ってサンドイッチを作ったりしました。外食の場合10ドルから20ドルで食べられます。特にお金を使ったのはおそらく交通費だと思います。ニュージーランドの主な交通機関はバスになります。毎日利用するものですし、残金が気付けばマイナスになっていたということも珍しくありませんでした。学生割引を利用することもできますが、住んでいる地区によっては定期がお得な場合もありますので、しっかり確認するとこをお勧めします。そして、ホームステイの料金はだいたい1日に35ドル前後だと思います。もし、あまりお金を使いたくないのであれば、アパートをシェアする方が全体的に経費を削ることができると思いますが、英語の勉強をしっかりしたいのならあまりフラットはお勧めしません。

 

3授業

 

私の語学学校では、全部で6つのコースがありました。入学初日のオリエンテーションでリスニングとライティング、スピーキング、そしてグラマーとボキャブラリーのテストを受け、その結果でクラスが決められます。私は最初のテストで下から3番目にあたるクラスになりました。ここで一番大変だった事は、英語を使って話すという事でした。単語や文法を知っていても、それを理解してもらえるように発音する事やアクセントをつけて話す事が一番難しかったです。そして、五週間ごとに行われる定期テストを受けて合格点を取り、一つ上のクラスに上がりました。このクラスでは、ある程度の会話がなめらかに出来る生徒が前よりも多くなり、スピーキングやリスニングの難しさがぐんっと上がりました。しかし、先生も優しい方ばかりだったので、どんな事も質問できましたし、逆にそれがスピーキングの発達に繋がったと思います。また授業で書いた文章や自分で書いた日記を添削してもらう事で、ライティングも磨く事ができました。しかし、このクラスから次のクラスにあがる事がとても難しく、2回テストを受けて、ようやく次のクラスにあがる事ができました。このクラスでは、ほとんどの生徒が日常会話程度なら難なく話せる程度までレベルがアップしていましたし、語彙の難しさも前のクラスより格段に難しくなりました。現在の自習方法だとついていけないと思ったので、単語帳の書き方を工夫して自分でテストをしてみたり、事前に次回の授業の予定を聞いて予習をしたりしました。この頃にはホストファミリーとの会話がある程度続くようになっていたので、わからない事は辞書で調べる前にファミリーに聞いて、日常会話としての意味を調べたりしました。このように予習や復習、勉強したことを日常生活で使うことで、よりいっそう英語のスキルを向上させることができたと思います。とにかく、自分にできる限りのことを考えて実行する事がとても大切だと感じました。最初は失敗することや会話のミスを恥ずかしがって会話を続けることが難しかったのですが、自分が学生であることや沢山のお金を払って留学に来ているを考えて、とにかく自分に利益が出るようにと行動しました。今考えてみると、とても恥ずかしい間違いをしていたなぁと思う事もありますが、結果的に自分のスキルが向上したと実感できたので行動して良かったと思います。勉強に関しては、ひたすら行動するのみだと思います。

 

4 して良かった事

 

・JAMへの参加
私は留学中の半年間、オークランド大学のJAMというサークルに所属していました。このサークルでは、大学で日本文化を学ぶ学生と日本出身の学生が互いに文化や言葉を教えあいます。私はこのサークルで、どんな風に説明すればこの動作は伝えられるのだろうか?と考えたり、逆にニュージーランドの事や彼らの出身国の文化を聞いて、これはこんな風に英語で表す事ができるのか、などたくさんの経験と知識を得ることができました。語学学校の生徒の友達と英語を話す事ももちろん大事なのですが、やはり文法の間違いや単語の間違いがあって会話がうまくできないということが多くあります。しかし、このJAMに所属している大学生の方々は英語を難なく話せる方ばかりなので、間違いの無い綺麗な英語を聞くことができましたし、私が間違えていれば正しい文章になおして下さりました。JAMで出会えた人々は、私の友人でもあり先生でもありました。本当にJAMに参加して良かったと思います。

・休暇中の旅行
私は留学中の連休を使って、ノースアイランドに旅行に行きました。休暇中、シティ中心部のお店は殆んど閉まってしまうのでとてもつまらなくなるとマザーに言われたからです。少し費用はかさみましたが、結果的に行って良かったと思います。旅行には多くの学生が参加していましたが、皆違う語学学校に通っている生徒でした。中にはニュージーランドの旅行中にツアーに参加した人もいて、予想以上に英語を使って話す機会が多かったです。またツアーガイドとしてニュージーランド出身の方が同行して下さったので、現地に関する歴史や地名の意味、マオリのシンボルについてなど、たくさんの事を教えてくださいました。

・現地の人へのインタビュー
今回の留学中、TNGnetに提出するレポートを書くために数回インタビューを行いました。ニュージーランド出身の人を見つけるのは中々難しかったので、最初はホストファミリーや語学学校の先生にお願いしていましたが、最終的にはマザーの友人やホームステイ先のお隣に住んでらっしゃる方にお願いして、インタビューをさせていただきました。ニュージーランドの人々は、学生を受け入れることに対してとても寛容なので、私が何度も質問しても嫌な顔をせずに答えて下さいました。インタビューを行ったことで、顔をおぼえていただけたのか、散歩中や帰宅途中に会った時に少し立ち話なんかもして下さりました。名前もおぼえていただけて本当に嬉しかったです。


5感想、アドバイス
今回の留学で、英語だけでなく自分の性格などの精神的な面でも良い方向に変わることができたと思います。ニュージーランドに来て感じたのは、今まで自分がどれだけ他者との関わりを絶っていたかということでした。日本では積極的だと思っていた行動も、いざたった一人で海外に来てみると全く意味をなさない事もありましたし、自分の意思疎通の出来なさのせいでとても悔しい思いをしたこともありました。これらのことは、初めての環境で初めて一人で行動しなければ経験しえなかった事だと思います。他者との関わりを増やすことで沢山の友人もできましたし、英語のスキルを向上させることもできました。今思うと、本当に留学して良かったと思います。そして、関わりを増やすために必要なのは行動することでした。日本では待っていれば助けて貰える事もありましたが、ニュージーランドでは何に困っているかを教えなければ誰も何も聞いてくれません。しかし、自分の意見を言っても、大抵の人は受け入れてくれます。最初は確かに怖いと思ったり、つたない英語を使うことが恥ずかしいと思えるかもしれませんが、現地の方々は暖かく迎えてくださいます。それに私費留学の場合、沢山のお金が必要になります。ほとんどの学生さんが家族からの援助や大学からの援助で留学に来ていると思いますが、だからこそ時間を無駄にせず、行動してほしいと思います。悩んでいたり、現地の日本人とばかり行動するのではなくて、とにかく積極的に行動することが大事です。そうすると自ずと先生や友人、ファミリーとの関係が広がって、最終的に皆さんの利益になると思います。留学している間の時間は一瞬です。決して後悔しない様に行動してください。私の経験が、留学したいと思っている皆さんが有意義な留学生活をおくるためのアドバイスになれば幸いです。