ディーキン大学留学レポート

ディーキン大学【2014年度後期帰国】私費

レポート作成Y.H

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 私は9月28日から3月28日までの半年間、オーストラリアのメルボルンに留学していました。私がオーストラリアを選んだ理由は二つあります。一つはアメリカ英語よりイギリス英語が好きなことです。オーストラリアは独自の強い訛りもありますがイギリス英語よりで、イギリス英語を学びたい私には最適でした。もう一つの理由は自然豊かな環境の中でゆったりと学びたい、ということです。シティ中心部にも大きな公園があり木々も多く緑豊かで大変過ごしやすいです。ビーチにも簡単にアクセスでき大自然を感じられる場所が身近にあります。大都会の窮屈な暮らしとは違ってのびのびとした環境で学ぶことができました。生活環境にストレスを感じることなく過ごせるのは長期滞在する上で重要なポイントだと思います。

 メルボルンはヨーロッパの文化が根付いており建物もヨーロッパ風が多くとてもおしゃれな街並みです。カフェ文化も発達していてカフェの数が非常に多く、私自身もいろいろなカフェを堪能してきました。メルボルンは多国籍のため様々な国籍のレストランもあります。タイやメキシコ、ギリシャなどに加え中華街もあります。いろいろな国籍料理に挑戦しましたがどこも美味しかったです。メルボルンで食べ物が口に合わないなどのストレスを感じることは無いとおもいます。また街を歩いているとパフォーマーが非常に多いと感じました。絵を描いている人、ダンスをする人手品をする人など、歩いているだけでかなり楽しめます。一つ難点なのが、天候の移り変わりが激しいことです。一日に四季がある、と言われるくらい天気がすぐ変わります。気温のピークの時間帯も全然違い、慣れるのには時間がかかりました。

 私が通っていたディーキン大学はメルボルンの郊外に位置しています。クラスは5週間単位で変わり、毎回テストでクラス分けされます。一般英語コース、進学コース、看護系の英語を学ぶコース、IELTSの勉強をするコース、などからコース選択が可能です。私は一般英語コースで勉強していました。授業は生徒が主体となっていて、常にディスカッションをしているようでした。グラマーとエッセイの書き方を重点的に学びました。先生方が非常にフレンドリーで、親身になって話を聞いてくださいます。また学校以外での英語話者との交流の機会など紹介してくれたりイベントに招待してくれたりと、大変お世話になりました。留学生受け入れに積極的で、手厚く対応してくれるため大変良い大学だと思います。生徒の国籍はアジアと南米が多いです。日本人も思っていたより多く初めは正直嫌でしたが、すでに就活をしている人や明確な将来の目標を持っている人などと出会い、ためになる話も聞きこれから自分が何をすべきか考え直すきっかけになりました。よって、日本人が多いということは必ずしも悪い環境ではないと思います。

 また私はホームステイとシェアハウスを経験しました。ホームステイについては、ホストマザーがギリシャ人で、インドネシアからの留学生もいて何度も一緒に外出して遊びました。ホームステイは当たりはずれがあると聞いていて不安でしたが、かなり恵まれていたと感じます。シェアハウスでは、オーストラリア人2人と中国人2人と暮らしていました。ホームステイ同様良い人ばかりで、また英語を話す環境も変わらず整っており良かったです。またシェアハウスの利点は、自分で買い物し調理するため、お店で使うような英単語がすぐ身に着くことです。野菜など食材はもちろん、調味料や調理器具などの語彙がかなり増えたように思えます。新しい発見が多く買い物も良い勉強になり楽しかったです。長期留学ならシェアハウスを経験することも強く勧めます。

 この留学中、旅行にもたくさん行きました。近場ではグレートオーシャンロード、他にタスマニアとゴールドコーストです。旅行の醍醐味は、旅先での出会いだと思います。特にツアーに参加すると世界各国からの人と出会い仲良くなれます。タスマニア旅行では全員が一つの家族のように仲良くなり、忘れられない思い出になりました。留学でせっかく海外に来たのならいろいろな場所へ旅行し、いろいろな経験をしてくるべきだと思います。

 私はこの留学を通して、本当に多くのことを学び自分なりに成長できました。辛い時期もありましたが、それに勝る素晴らしい経験ができ、留学して良かったなと心から思います。半年は長いようで短くあっという間でしたが、非常に濃い時間でした。

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