フリンダース大学留学帰国レポート

フリンダース大学【2014年度前期帰国】

レポート作成M.S

 

私は2014年2月から7ヵ月間オーストラリアのアデレードにあるフリンダース大学付属語学学校に留学していました。

 

<学校について>

 

授業はスピーキング、リーディング&ライティング、リスニングの3つの分野ごとにレベル分けがされているので、スピーキングがとても苦手で初級レベルから受講していたわたしでも、他の分野では上級のクラスを受講することができ退屈することがなかったのでとてもいいカリキュラムだなと思います。

ただ、この学校の一番のセールスポイントはなんといっても先生やスタッフたちです。 本当に個性豊かでユニークな先生ばかりで毎日学校に行くのが楽しくて仕方ありませんでした。スタッフも気さくで親切、何度も助けられましたし、学校全体が常に生徒のことを考え努力を重ねていました。他の語学学校に通ったことがないので比較はできませんが、私はこの学校をとてもおすすめします。

 

<アデレードについて>

 

市内には高層ビルが立ち並びお店もたくさんあって都会的ですが、街を出ればそういった光景はほとんど見られず、代わりにビーチや山、ハイキングができるような自然公園など自然で溢れています。さらに郊外に出るとワイナリーが広がっていたりと基本的に田舎で何もないので人によっては物足りなく感じるかもしれませんが、わたしは静かで穏やかなこの土地が大好きでしたし、ふらっとビーチに出て夕飯を食べたり、休日にはいたるところでマーケットが開催され地元の人々のコミュニティーができていたり、この街を愛し、自分たちの置かれている環境を楽しむ人々の暮らしにとても魅力を感じました。

さらに、小規模なものから大規模なものまで1年を通して市内を中心に様々なお祭りが行われているのでその土地の文化に触れる機会がたくさんあることも魅力の一つだと思います。

 

<住居について>

 

私は滞在費用を抑えたかったのでシェアハウスを選びました。フリンダース大学のHP内に入居募集中のシェアハウスが掲載されていたのでとても助かりました。わたしは生活リズムの違いからあまりハウスメイトたちと会話をする機会に恵まれませんでしたがまれに一緒にご飯を食べることもありました。友人の一人は頻繁に会話をしているようでしたし、ホームステイでなくても自分次第で自分の英語を伸ばすことは十分に可能だと思います。ただ身の回りの世話を全て自分でしなければいけないのでその分時間をとられてしまうことは確かです。

 

<留学を終えて>

 

まず、自分のスピーキング力のなさに愕然としたのですが、特に時事問題についてディスカッションする際など自分の考えを表現する以前の問題で世界のことを何も知らない自分が恥ずかしくなりました。私の親しい友人やクラスメートの多くは一度就職した経験があり私より年も上という人が多かったのですが、彼らの知識の豊富さに感嘆しました。文法はぐちゃぐちゃでも堂々と発言する姿はとてもかっこよく彼らの話を聞くのが私の楽しみでした。この留学をきっかけに今まで目の前のことに追われてニュースや新聞を見ていなかったことにより危機感を感じるようになり、ニュースを見る習慣がついたことはとてもいい変化だと思います。また、英語力というより私のこうした知識のなさがしゃべれないことに繋がっているように感じたので世界で話題になっている問題に対して自分の意見を持つことはとても大切だと思います。

また、この留学を通して言語の面白さに改めて気づけた気がします。例えば、友人に「これ、日本語で何て言うの」とよく聞かれることがあったのですが、ダイレクトに翻訳すると意味は通じてもとても不自然な表現になったり、翻訳するとどうしても少しニュアンスが変わってしまうような表現があったり翻訳の奥深さを初めて知りました。自分が理解している気でいた馴染みのある英語表現の微妙なニュアンスの違いを教えてもらったこともあり、大好きな言語に向き合うことができとても充実していました。

最後に、知らない土地で様々な国から来た友人たちと過ごしたこの7ヵ月間は毎日が小さな発見に満ち溢れていてとても刺激的でした。いま、留学に行ってよかったと心から思えるのはわたしを支えてくれた周りのみんなのおかげです。わたしの留学生活を彩ってくれた新しい友人や先生、日本で見守ってくれていた親や友人、留学において出会った全ての人に感謝しています。