サザンクロス大学留学レポート

サザンクロス大学【2017年度後期帰国】私費

レポート作成F.H

 

 

 留学前にするべきだと思うことは、英会話の本などで簡単な使える英文を丸暗記でも覚えておくことが大切であると思いました。知っていることでも、初めのうちは現地の方と話すとき、頭が真っ白になってしまって飛んでしまうことがあると思うので、簡単な文を改めて暗記して頭に入れておくとすごく役に立つと感じました。また、現地で生活してみて感じたことは、簡単な英文の方が使う頻度が高いと感じました。

 留学には、日本語の文法書は絶対に持っていくべきだと思います。なぜなら、やはり英語での説明では理解しきれないところもたくさん出てきますし、確認したりするときにも便利です。また、日本製のパソコンも持っていくべきだと思います。オーストラリアは、夏でも夜には寒くなったりするので一枚くらいは厚手の羽織物を持っていくと安心だと思います。

 私はオーストラリアで銀行口座を作りましたが、それほど使いませんでした。しかし、口座を作ったり、閉じたりすることはすごく勉強になりました。支払い方法はお店ではほとんどクレジットカードとキャッシュパスポートを使っていました。キャッシュパスポートは現金も引き出せるためすごく便利でした。また、カードは2~3枚は持っていくべきだと思います。私もカードが急に使えなくなったりしたことがありました。

 私が住んでいたリズモアの気候は、夏になるにかけて太陽の強さがすごく増していって、外にいると頭や目が痛くなるくらいでした。しかし、日が沈むと涼しくなり長袖でも入れるくらいでした。日本にいるころ、オーストラリアはすごく乾燥していると聞いていましたが、リズモアでは定期的にストームがきてそこまで乾燥している感じはしませんでした。

 大学は谷のそこにあり、周りには自然が広がっていてお店などはありませんが、大学内にジム、プール、カフェ、図書館、コモンルームなどがあり充実していました。コモンルームには誰でも勝手に使える冷蔵庫、電子レンジ、飲み物などがあり、そこで異なるクラスの生徒と交流することが出来ました。

 食生活に関しては、ホームステイ先によって大きく異なります。私が住まわして頂いたお家では、マザーは料理が好きな方で毎日異なるおいしいご飯を手作りで用意してくださいました。しかし、クラスメイトの中には毎日昼も夜もサンドイッチというお家もありました。しかし、町にでると日本食やアジアの料理もあって安くはありませんが食べることが出来ます。

 私は5ヶ月間の留学の中で、5回くらい旅行に行きました。一番必要と感じたのは、小さめのキャリーバックです。私はホストマザーに借りることが出来ましたが、あるととても便利です。初めのうちは、ホストマザーに予約など手伝ってもらっていましたが、最後は自分でしていました。とても勉強になりますし、良い経験になります。

 私が留学して一番良かったと感じたことは、英語力の向上ではなく、遠く離れた海外に大切な家族や友達が出来たことです。もちろん、英語が話せるようになったり、前よりも向上したりしたこともうれしですが、いろんな人と出会えたことはこれからの自分の人生の中で財産になりました。また、たくさんの人と話したくて質問したり、自分のことを話してみたりすることでコミュニケーション力も上がったように思うで、そこも良かったと思える部分です。

 やはり、辛かったことは3週間目くらいに生活には慣れてきているのに、まだまだ会話が十分に出来なかったことです。すごく会話に入りたいのに、しっかりと理解して聞くことが出来なくて、なんて答えていいかも分からなくて、どうしようと毎日悩んでいました。しかし、時間がすべてで、だんだんと聞くことができるようになって、そこからなんとか自分の考えを言葉に出来るようになっていきました。留学前は、とにかく海外の方と英語で話せるようになりたいと思っていましたが、留学に行って見て、上手に話せるようになりたいなと思うようになりました。また、外国語が話せるようになるには単語を暗記したり、文法を理解することも大切ですが、話す相手の気持ちなどを考えたり、理解する努力をしたり、日本語を話すときにも大切な基本的なこと大切なのだと感じました。