ワイカト大学留学レポート

ワイカト大学【2014年度後帰国】私費

レポート作成H.C

皆さんこんにちはワイカト大学附属語学学校に1年間留学していました。ジェネラルコース1ヶ月を2回とアカデミックコースを3回取りました。前の帰国レポートで日本人が多いと書いている人がいましたが2月、3月は確かに短期留学生が多いです。クラスに日本人しかいない状況もありました。その後は個人留学や提携校を通じての団体留学がありましたが、基本的にジェネラルコースにいたり、アカデミックコースでも違うレベルだったりしたので出来るだけアカデミックコースの上のレベルを目指すことをおすすめします。ただ、問題は日本人ではなく、国籍比率の偏りです。移民のしやすさから中国人が本当に多いです。Chinese is everywhereという言葉をよく聞くくらいです。クラスの9割が中国人だったこともあります。英語より中国語が飛び交っていたときもあります。ハミルトンは比較的田舎で勉強に集中出来る環境ですが国籍比率の点から言うとあまりおすすめはできません。

 

『NZに留学する前に・・・・』

渡航前には英語のアクセントの勉強をすることです。アメリカ英語とイギリス英語は発音や使う単語が違います。Linking soundsも勉強しておくとlisteningがとても楽になると思います。ネイティブは単語と単語をくっつけて発音することで早く話すことができます。この分野にはテキストが基本的にないので音楽や映画などを見てこつこつ勉強する必要があります。あとはクラスによって英語以外の言語が聞こえてくるので、上のレベルに入れるように英語の勉強に集中した方がいいです。個人的にはブロックの間に2週間の休みがあるのでどこに旅行に行こうかと考えるのもオススメです。

持っていったほうが良い物は充電器です。盗まれたり、こっちで買ったケーブルはすぐに壊れたりします。あとは、Hamiltonは何もすることがないので何か勉強以外で時間をつぶせる趣味を持っていくといいです。例えば、スポーツが好きならラケットや運動着、ゲームが好きならDS等いいと思います。私は靴を2足持って行きましたが、半年で潰れてしまったのでもっと持っていくべきだったと思いました。PCは何かと役にたつので持っていきましょう。Nzにも素敵な服や靴があるのでわざわざ日本で買ってくる必要はありません。基本的に日本のものも売っているので生活に必要な最低限の荷物以外は必要ないです。

ニュージーランドは現金よりもカードが主流ですが小さいお店や多国籍のお店は日本のカードが使えないので現金を引き出すことが出来るカードを作ったほうがいいです。大学が企画する1日旅行や、毎週土曜日の夜にある屋台など現金を必要とする場所が多いです。

気候は日本に比べると暑すぎず、寒すぎず過ごしやすい気候ですが、朝晩は冷えます。雪は降らず、雨が降ると暖かいです。正直大学周辺は他の所に比べて治安が悪いですが海外にいる自覚をもって生活していれば問題はありません。

2週間の休みがあるためその時に旅行に行くことができます。どの街にも自然がありとても綺麗です。星空保護地区に指定されているTekapoは是非訪れるべきです。夜の美しさもさることながら、昼間の湖の美しさには言葉が出ません。あと、アクティビティが盛んなのでスカイダイビングやバンジージャンプもしておいて損はないです。

 

 『留学に行く皆さんへ・・・』

留学して一番良かったことは日本では出会うことが出来ない人と友達になれたことです。日本人だとしても日本には住んでいない方に海外生活について話を聞くことができるし、仕事についてもためになるお話を聞けます。友達や周りの環境のおかげで私自身が一回り成長した気がします。

逆に英語は一つの言語なので勉強しても奥が深いです。英語を学ぶために留学していますが、その壁に何度もぶち当たります。

留学前は英語にしか重点を置いていませんでしたが、今では留学は自分自身を成長させる環境の場、どれだけ沢山の人と関わることが出来るか、と感じます。せっかく海外にいるので英語だけに囚われず楽しんでください!