ウーロンゴン大学留学帰国レポート

ウーロンゴン大学

レポート作成F.Y

私は、2014年の9月末から3月中旬の5か月半、オーストラリアのUniversity of Wollongongというところに私費留学していました。

<ウーロンゴンという街について>

私は、ウーロンゴンというシドニーから電車で南に1時間半ほどいった場所に住んでいました。都会すぎず田舎すぎず、治安もそこまで悪くなく、とても生活しやすい場所です。フリーバスが走っており、それに乗れば大学・駅・病院・ショッピングモール・スーパーなどどこへでも行けます。ビーチがとても綺麗な場所なので、休みがあればビーチ!!という生活をしていました。人柄は、フレンドリーでおおらかな人が多かったです。バス停やスーパーで突然話しかけられることがよくありました。お店などに関しては、日本のようにテキパキ仕事をすることはなくすごくマイペースで、その上閉店時間はものすごく早いです。しかし、歌いながら仕事をしていたりお客さんにたくさん話しかけに行っていたりと店員さんとお客さんの距離がすごく近く、私にとってはそれが気楽で良かったです。

 

<気候について>

オーストラリアは南半球なので、私が行った時期は夏でした。しかし、到着した直後の9月や10月の初めはまだ最高気温が20度に達しない日も多くあり、寒かったです。私はカーディガンよりも分厚い服を持って行っていなかったのですが、店に売られている服は既に夏服に切り替わっていて上着を買えなかったので困りました。

しかし、真夏の1月頃は予想通りとても暑かったです。40度を超える地域もたくさんありました。晴れの日は日差しがとても強いです。私は日本から日焼け止めを5本持って行っていたのですが、半年で全て使い切りました。もちろんオーストラリアでも日焼け止めは購入できますが、使い心地が良くないので日本のものを持って行くことをオススメします。

また、オーストラリアは乾燥が激しいため夏には森林火災が多発します。私が住んでいた場所で森林火災が発生したことはなかったのですが、遠くから流れてきた煙で空が覆われた日はありました。

 

<授業について>

私は、始めの6週間はUniversity of Wollongongの付属の語学学校で英語の勉強のみをしており、残りの期間はこの語学学校に加え大学の正規授業も並行して受講していました。

・語学学校では

プレイスメントテストによりES5という会話メインのクラスに配置され、ReadingとWritingはあまりせずSpeakingとListeningを重点的に勉強していました。内容は、ペアワークやプレゼンテーションなどが主でした。ここではとにかくたくさんの友達ができました。様々な国から来た友達と自分の国や言葉について教え合うことは英語の勉強になりましたし、何より自分の知らない世界のことをたくさん知れて楽しかったです。

 

・大学の正規授業については

こちらでは心理学を受講していました。こちらの大学では1つの科目につきlectureとtutorialという2種類の授業形態があり、1週間に同じ科目を何時間も受講します。Lectureは講義形式の授業、tutorialはゼミのように少人数で実験やディスカッションをする授業です。Lectureはそこまで苦労しなかったのですが、tutorialは大変でした。周りの生徒は皆ネイティブスピーカーだった為 自分1人だけが周りの言っていることを理解できず、ディスカッションに参加できなかったこともありました。特に始めの頃は授業内で大切なポイントをつかむことすらできず、実験結果を書き漏らしてレポートを書けなくなったこともありました。毎回が失敗と悔しさの連続でしたが、徐々に周りの生徒と打ち解けて話せるようになっていったことは私にとって何よりも嬉しいことでしたし、皆と同じスピードで実験に取り掛かり終わらせられるようになったときはすごく成長を感じられました。苦労が多かったですが、その分濃い時間を過ごすことができました。

 

<住居について>

私は、始めの約2か月半は2人部屋・ご飯つきの寮、次の2か月は1人部屋(キッチン・バスルームなどはシェア)・自炊の寮、最後の1か月はホームステイで生活していました。

・始めの寮

この寮ではアメリカ人と部屋をシェアしていたため、常に英語をしゃべる環境がありました。またご飯は皆で食堂で食べていたため、たくさんの友達ができました。特に韓国人グループと仲良くなり、よく一緒に出掛けたりしていました。 しかし、ここの寮の食事が私には合わなかったこと、虫が多すぎたこと、シャーワーのお湯の出が悪かったことなどから別の寮に移ることに決めました。そして、この時の手続きでとても苦労しました。寮のオフィスの人はとにかく仕事が適当で、寮を移る日が大幅に遅れました。あとから聞いた話によると、私が提出した寮変更の申込用紙が然るべき場所へ渡っていなかったようです。何度もオフィスに確認しに行っていてもこのようになったので、家を移る際は注意が必要です。

・2つ目の寮

エレベーターホールから海が見え、部屋の窓からは放し飼いされた馬が見え・・・というとても綺麗なところで、のびのびと生活することができました。また、自炊だったため自分でスーパーマーケットに行き買い物をする機会が増え、異国で暮らす上でとても良い経験になりました。しかしこちらの寮でも手続き上のトラブルが発生し、最後の1か月のみホームステイに移らざるを得なくなりました。

・ホームステイ

ファミリーはイタリア人でした。ご飯はとてもおいしかったですし、ホストファミリーの孫たちとも仲良くなれましたし、そして何より優しいホストファミリーのおかげで安心してすごすことができました。

 

寮では手続き上のトラブルが立て続けに起こり何度もつらい思いをしましたが、寮もホームステイも両方経験するというのはなかなかできないことだと思うので結果的には良かったと思います。自由に生活したい人・同年代の友達がたくさんほしい人・パーティーやイベントごとにたくさん参加したい人には寮、家族に囲まれて安心した生活を送りたい人・困ったときにすぐに相談できる相手がほしい人にはホームステイをおすすめします。

 

<旅行について>

私が住んでいたウーロンゴンからは、シドニーへは電車で簡単に行けたので頻繁に行っていました。日本人にもおなじみのオペラハウスに加え、有名な観光地がたくさんあります。大都会なので慣れるまでは迷子になると思いますが、たくさんのお店があるのでここに来れば欲しいものはだいたい買えますし、観光も楽しめますし、クリスマスやお祭りごとなどシーズンにあったイベントもたくさんありますし本当に楽しい場所です。

その他には、ケアンズ・メルボルン・キャンベラ・パースへ旅行へ行きました。一つ一つ書くととんでもなく長くなってしまうので割愛しますが、それぞれに見どころがあり本当に良いところばかりでした。もちろん自分が住んでいた場所も好きでしたが、これらの旅行を通して改めてオーストラリアの良さに気付けましたし、何よりオーストラリアの広大さを知ることができました。

 

<最後に>

私は、この留学で初めて日本の外にでました。そのため出国前は不安で仕方なく、特に出国直前は本当に行きたくないとまで思っていました。しかしいざオーストラリアに到着してみると毎日が発見の連続で、すべてが新鮮で楽しくて仕方なかったです。英語が通じなかったこと・バスでぼーっとしていたら降りそびれて車庫まで行ってしまい、運転手にひどい言葉づかいで怒鳴られたこと・友達と道を歩いていたら突然生卵が飛んできたこと・・・困ったこともたくさんありましたが、それに勝る楽しみや成長を感じられました。留学先でできた友達とは今でも連絡を取り合っており、これからもずっと仲良くしていきたい存在です。この留学で得た経験は私の今後に大きく影響を及ぼすと思うので、留学先で学んだことを忘れずこれからの目標に活かしていきたいと考えています。

留学したいけど一歩踏み出せず迷っている人・・・「行ってしまえば何とかなるよ」という言葉、聞き飽きたかもしれないし、言われても信じられないかもしれません。実際私もそうでした。が、本当に何とかなります。留学が万人に良いものだとは思いませんが、私は留学したことについて何の後悔もないので、行ける環境にある人にはぜひ行ってみてほしいなあと思います。