釜山大学校留学レポート

2025年4月号 A.M

レポート作成A.M

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4月は中間テストがありました。内容はなかなか難しいと感じましたが、結果はなんとクラスで1位。ほかのクラスでも日本人の成績が高く、日本語話者にとっては言語の構造上取り組みやすい部分もあるのかもしれません。ただ、もちろん努力なしには結果は出ないので、自分でもよく頑張ったと思います。授業では「服装」や「都市紹介」など日常的なテーマに加えて、「動物実験」に関するディスカッションなど、やや専門的な内容にも挑戦しました。韓国語での発表もあり、表現力や語彙力の幅を広げるいい機会になりました。

 

生活面では、毎週「日本語カフェ」に参加しています。韓国人の学生と日本語で会話をする活動なのですが、普段日本語を話す機会がほとんどない自分にとって、とても良いリフレッシュの時間になっています。また、作曲教室にも引き続き通っており、韓国語で音楽を学ぶという刺激的な経験を楽しんでいます。週末は友達とカラオケに行ったり、ご飯に行ったりと、メリハリのある毎日を過ごせています。

 

寮生活は相変わらず大変で、やはりルームメイトとの相性が重要だと実感しています。とはいえ、寮の食堂が朝昼晩と利用できるため、食事には困っていません。もともと韓国料理が好きなこともあり、味に不満はなく、むしろ楽しんでいます。僕は英語があまり得意ではないのですが、その分、友達とは基本的に韓国語で会話しており、自然と韓国語力も伸びていると感じています。

 

印象に残った出来事といえば、シャワー文化に少し戸惑ったことです。韓国の住まいには基本的に湯船がなく、久しぶりに銭湯へ行ったら風邪を引いてしまいました(笑)。もしかすると、体がすっかりシャワー生活に慣れていたのかもしれません。

 

また、釜山大学ならではの「文化旅行」や「文化体験」のプログラムがあり、学期ごとに楽しい体験や小旅行が用意されています。便利さでは日本が優れている部分もありますが、韓国もとても住みやすい国だと感じています。特に釜山の人々はソウルに比べて情が厚く、困っているときにはすぐに助けてくれるような温かさがあります。今の生活が当たり前ではないと感じるたびに、「恵まれているな」と思います。

 

残りの韓国生活も少なくなってきましたが、残された時間を大切にしながら、TOPIKで6級を取得するという目標に向かって、引き続き頑張っていきたいです。