シャンベリー サヴォワ大学留学レポート

帰国レポート・サヴォワ大学

レポート作成N.M

〈受講科目〉

・Grammaire

・Comprehension oral

・Expression oral

・Comprehension ecrite

・Expression ecrite

・Civilisation

・Option Film

〈授業〉

1年3学期制で、だいたいクラスの生徒数は18人程度でした。授業は3人の先生のローテーションで行われました。 授業内ではグループディスカッションが多く、フランス語を話す機会が多くあったので、oral面で語学力の伸びを感じれました。フランスの文化・社会についてを学ぶ授業もあり、また、逆に自分の国についてを紹介することも多々ありました。最後の学期では選択授業があり、私はfilmを選んだのですが、様々な映画でフランス語を勉強するということが楽しかったです。初級ということで1学期は日本で習った文法の復習という感じでしたが、2・3学期は一気に授業内容が難しくなったので復習はかかせませんでした。

 

〈住居と生活〉

住居の種類:ホームステイ(自炊)

生活費: 1ユーロ=104円

・家賃   380ユーロ(補助金150ユーロ)

・食費   60~70ユーロ

・図書   15ユーロ/学期

・娯楽費(旅行など)   約500ユーロ/1旅行

・雑費   10ユーロ

 

フランスでは、(おそらく長期の)留学生に対して、住宅補助を申し込めば家賃の半分近くの補助金が出ます。 そのかわり外食は高いです。ステイ先にはwi-fiや日本に無料でつながる固定電話があり、通信環境は良かったです。 食費について、食品の値段は日本よりも安く感じられました。学校の学食も3ユーロ少しと安いわりにボリュームがあり、また学食の他にもカフェが2つありました。フランスではバカンスがたくさんあるので、そのときにフランスや周辺国の観光をしました。観光する際、フランスの国鉄で、最初50ユーロ払えば1年間ユース料金(正規の25~60%割引)でチケットが買えるcarte de jeuneがあるので、それを利用していました。留学した街は小さいですが、スキーもでき、スケートリンク、体育館とプールが2箇所と施設が充実しています。バスで隣町までいくとアミューズメント施設があり、友達とよくボウリングしに行ってました。

 

〈留学を終えての感想〉

海外も、(実質)一人暮らしをするのも初めてだったので、行く前はすごく不安でした。実際行っても、最初の頃は日本と違う環境のなかで暮らしていて、戸惑うことやストレスが溜まったりもしました。でも、友達ができ、だんだんフランスでの暮らしにもなれていくと、人生の中で一番楽しいと思えるようになりました。様々な国から留学生が来るので、フランスにいながら違う国の文化をも学ぶことができました。留学は語学を学ぶことやその国の文化を知るだけでなく、なにか、自分が変われる機会でもあると思います。

 

〈後輩へのアドバイス〉

フランスだけではないですが、海外に行くと日本食というのはア・ラ・モードで、日本食が好きな人がたくさんいます。語学学校にいるとその国の人と知り合う機会が意外と少ないので、日本食パーティをするから、と友達つながりでフランス人を招待するのも、その国の友達を作る手段の1つにできると思います。(実際に私は日本食パーティでフランス人の友達を作りました。) 漫画やJ-POPが好きな外国人がたくさんいるので、友達作りに日本人という武器を最大限に利用するのもありです。授業でも日本について聞かれるのできちんと説明できるように、行く前に日本のことについての研究はしておくべきです。