マルタ大学留学レポート

マルタ大学【2018年度前期帰国】私費

レポート作成O.N

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留学先に行くにおいて持参した方が良いのはパソコン、常備薬と万が一用の薬、単語帳や必要な文房具だと思います。私含め周りの友達は一人残らずスマホを盗まれたり壊したりしていましたが、パソコンを持参することである程度の助けにはなりましたし、課題提出などもスムーズです。
またマルタには日本のように様々な日用文房具を購入することが困難です。
逆に私がこれは絶対!と思いたくさん持参したシャンプーやスキンケア用品、洗剤系などは日本で使われているメーカーなども多数購入可能だったので必要ないと思われます。(しかも安いです)
そして学校ですが、かなり楽しいです。私が通っていたマルタ大学付属の語学学校は設備こそ日本のクオリティを想像しているとガッカリしますが、とにかく先生達が最高でした。クラスのレベルアップや一時的な生徒の増加に伴ってクラスや先生が変わりますが、どの先生も素晴らしかったという印象です。
ただ私は授業が朝から昼まででした。最初は友達と出かけたり、勉強などで充分でしたが、約2ヶ月経った頃には時間の使い方がわからなくなり、校長先生に頼んでインターンを紹介していただきました。日本語教室と大学病院の2箇所で約4ヶ月間働かせてもらい、大統領に謁見したりと、とても貴重な経験として自分の中に残っています。
マルタはヨーロッパ圏の学生やフリーターが多く留学先として選ぶ国です。様々な人種・年齢の方と関わるうち、徐々に自分に合う合わない人間が分かってきます。私の場合は、英語力上達を目的としたコミュニティ作りを意識していました。なので自分の発言を逐一指摘してきたり、相手の発音を理解する努力をあまりしないような人との関わりは自分から絶ちました。この人は合わない、この人といて楽しくないからと言って関係を切るのが良いことだったのかどうかは分かりませんが、限りのある生活でいかに時間を有効利用できるかの判断も必要かなと感じました。
またマルタの気候は日本に似ており、夏は高温多湿です。日本と違うところは冷房設備が極端に少ないところ。きちんとしたレストランや学校内以外は全くないと言ってもよい程無いです。なので真夏の夜は暑さのせいで寝られないこともよくありました。その時だけはマルタ大嫌いという気持ちになりました。
たくさんの良い経験や辛い経験を踏まえて、私は留学先にマルタを選んで本当に良かったと思っています。渡航前は日本での人間関係やコミュニティを全て取っ払った時の自分と向き合うのが少し怖く、向こうでの予想不可能な生活に不安ばかり感じていました。しかし飛び込んでしまえば全てなるようになりました。向き合う相手が自分だけという7ヶ月弱の期間は、これからの私に挑戦する勇気や自信を与えてくれたと考えています。
O.N