マルタ大学留学レポート
2024年7月号 T.K
レポート作成T.K
①ホームステイについて
マルタ留学も四カ月目に突入しますが、ホストファミリーとの仲もより深くなったように感じます。初めのほうは、軽い挨拶程度の会話しか 交わしませんでしたが、今では、自分から積極的に話たり、ファミリーもよく話してくれるようになりました。今までで一番印象に残っている話題は、「日本の学校では生徒たちが教育の一環として毎日教室や廊下を掃除すること」です。ヨーロッパでは、生徒に掃除をさせる文化がないので、日本の文化にとても驚いていました。自分が今まで当たり前のようにやってきたことに関心を持たれてうれしかったです。言語の面でも、今では何の心配もなくコミュニケーションをとれるようになったので、より距離も近くなったように感じます。ただ一つ問題点をあげるならば、昼間にクーラーをつけることができないことです。マルタは日本の夏と同じくらいの気温なので、エアコンなしでの生活は本当に苦痛です。
②友人について
この7月8月のシーズンは、人の入れ替わりが激しいと聞いていましたが、まさにその通りだと感じています。これまで一緒にいた人たちがほとんど帰ってしまったのは、想像していたよりも悲しいです。世界各地から人が集まっているので、次にいつどこで会えるかも分からないので、より一層寂しく感じます。しかし、これは世界各地に友達ができるチャンスと捉えることもできるので、10年後、20年後でも連絡を取り合えるような関係にしたいです。また人の入れ替わりが激しいということは、より多くの人と出会う機会が増えるということなので残り1カ月を有意義な時間を過ごせるように努めていきます。
③言語面について
留学して四ヵ月が経過し、やはり英語の上達は感じます。まだまだ、話す際に流暢になったとは全く言えませんが、少しずつ言葉が自然に出てくるようになりました。やはり考えながら話してしまうとなかなか、上手く話せないことがあるので、身体に染み付くように残りの期間積極的に様々な人に話しかけることを心がけます。また授業などで感じたことは、外国の生徒たちは、学ぼうとする姿勢が日本人よりも圧倒的にあり、失敗を恐れず発言することや行動することです。そういう点では、自分も真似して日本に帰った時に活かせるなと考えました。