リージェンツ大学留学レポート
リージェンツ・ユニバーシティ・ロンドン【2019年度後期帰国】私費
レポート作成F.S
私は2019年8月〜2020年3月までの8ヶ月間イギリスに留学しました。
イギリスでの留学は私にとってとても思い出に残る貴重な経験となりました。特に留学中出会えた友達は今でも留学して良かったと思える理由の1つです。
留学する前にまず留学先の交通機関とお金(カード)の使用について調べておいた方がいいと思います。どちらも留学中毎日利用するものですし、事前に調べていれば現地についてから安心だと思います。公共交通機関においては、学生専用の定期があったので私は定期を使っていました。お金(カード)については、カードの使い方だけではなく、使える店やお金をおろせる銀行を調べていると便利だと思います。また、イギリスではカードが主として使われており、現金が使えない店もありました。なので現金をあらかじめあまり持つ必要はないかと思います。そして、カードは念のため2つあればいいと思います。私はVISAクレジットカードとキャッシュパスポートを使用しました。キャッシュパスポートは現地のATMで現金を引き出す事ができました。現金を使う必要があまりなかったため基本的にはVISAクレジットカードを使用していました。
イギリスでは1日で天気が変わる事が多く気温の変動も激しかったです。朝快晴だったのに夕方には大雨になる日はよくありました。なので折り畳み傘は必需品です。また、羽織り物も持って行くといいと思います。それに加えて渡航の時に持って行った方がいいと思った物はPCです。私は現地で携帯を盗まれてしまったため、一時期PCで大学と連絡をとっており、その際PCを持って行って良かったと思いました。また、PCがあるとパワーポイント作りなどの大学からの課題に取り組みやすい思います。
留学初めの3ヶ月間はホームステイで残りの期間はアパートに滞在していました。ホームステイに滞在していた頃の食事については朝と夕方はホストファミリーが食事を提供してくださっており、お昼は友達と学校周辺のお店で食事をとっていました。アパートに移動してからはスーパーで食材を買って毎晩料理をしていました。作り置きやお弁当を作って学校に持っていっていたので節約をする事ができましたし、日本食を食べれたので私はアパートに住む事をお勧めします。イギリスは物価が高いため外食をする場合は10ポンド〜15ポンド程度かかってしまっていました。なので、最初の3ヶ月はホームステイで残りの期間はアパートに滞在したのは両方の経験を得る事が出来たので良かったと思っています。
学校周辺の治安は学生が多く、お店も沢山あり、良い環境でした。しかし、ショッピング街や人通りの多い大通りでは盗難や事故が多発していたので気をつけなければなりません。
留学中に授業がない休日を利用して、ロンドン市外や、ドイツ、イタリア、オーストリアに訪れました。授業時にはスクールトリップが月に1回程度あったので、クラスの皆と先生でロンドン市内の博物館、美術館やマーケットなどに行きました。
この留学を通して私は今まで出会う機会が無かった人達と友達になり、仲良くなり、お互いの価値観や文化、様々な事を知れた事が今回留学して1番良かったと思える事であり、留学前と考え方が変わったと思うところでもあります。留学中にクラス以外のパーティーやイベントの様な場などでも交流する機会があり、多国籍の人と知り合う事ができた為にイメージしていた留学生活よりも文化交流が出来たことが嬉しかったです。ですが、学校以外の場所でも常に英語だけの生活が私にとって1番辛かったです。学校では上手く先生の質問に応えられなかったり、会話を聞く事ですら難しく感じていました。初めの頃は耳が慣れず、言葉に出して伝えるとこも出来ていなかったのでとても苦労しました。私は理解するのに時間がかかっていたので、何度も繰り返し聞き返したり、わからなかった事はすぐに聞くようにしていました。そして、だんだん生活にも慣れて今では会話など聞き逃す事も減り、学校外でも苦労する事がほとんどなくなりました。また、授業中に発言したり手を挙げることがとても苦手でした。ですが、イギリスでは皆積極的に取り組んでおり、その様な姿を見て努力が足りないと感じるようになり、私も積極的に取り組むようになりました。そして現在では留学前よりも自信をつける事ができたように思います。この経験は留学したからこそ得られた貴重な経験だったと思います。なので私は、留学を通してその様な経験をたくさん学ぶ事が出来た事が、留学を終えた今良かったと感じています。更に、言葉にして伝えて、相手の言葉を聞くということの重要性を知りました。そして、お互いの価値観や意見を受け入れ向き合うことにより、他者と理解を深める事ができると感じました。