ブリティッシュコロンビア大学留学レポート

ブリティッシュコロンビア大学【2014年度後期帰国】私費

レポート作成K.C

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カナダのバンクーバーに留学しようと思ったのは、やはり治安が良くてカナダの中で第三の都市とも言われる場所だったからです。その想像通り、バンクーバーは都市と自然が両立されている都市で、お店にも不自由なく、晴れた暖かい日はサイクリングやハイキングが楽しめる所でした。ただ、11月頃から雨の日が多いのがバンクーバーの残念な点ですが、カナダの中でも比較的気温は暖かく、私がこの冬に見た雪の日は2日程でした。そのぐらい比較的暖かな都市で、カナダのイメージとは違う点でした。また、ダウンダウンに行くと、ホームレスが多く見られました。人々に被害を加えることはないのですが、軽く声をかけることはやめておくべきだと思います。その問題から、ホームレスに食べ物を無料で支給するボランティア団体も多くあり、私も3回、そのボランティア活動に参加しました。その時に、バンクーバーには本当にたくさんのホームレスがいることや、いろんな性格の人がいることがわかり、日本では体験できない経験と気持ちを学ぶことができました。このようにバンクーバーは、ホームレスの問題はあるのですが、基本的に治安はよく、充実して不自由なく過ごせる街でした。

学校はブリティッシュコロンビア大学の語学学校に通っていて、語学学校が大学内にあるので、大学の施設(図書館やカフェなど)が自由に使えました。また、語学学校内にパソコンやコピー機などもありました。そしてほぼ毎日、現地の学生によるアクティビティがあり、参加するとバンクーバーの有名な場所や近くのアメリカの都市シアトルへのツアーや、大学のバスケやアイスホッケーの試合などを見に行くことができました。そのように、現地の学生と交流して友達になることも難しくなかったです。さらに、私の学校の授業は、Reading, Writing, Speaking, Listeningがそれぞれの自分の力にあったレベルで勉強できることが利点であると思います。先生の授業の質も高く、一クラス最高15人程度なので、質問のしやすい雰囲気がありました。どの授業も、本当に自分次第で楽しく受けられ、興味深いクラスばかりでした。

カナダでの生活は、ホームステイをしていました。わたしは、学校と提携しているホストファミリーであったため、家から学校までの距離が近く通学に苦労することはありませんでした。さらに、私のホストファミリーは本当に良い方達で、毎日楽しく快適に過ごすことができました。毎日夕食は一緒に食べ、一日の出来事などを話してそこから、カナダについての昔について、現状の話など、いろんな知識を学べることができました。また、私にはルームメイトとしてブラジル人の方がいました。その方とも、いろんな話ができ二人で切磋琢磨しながら英語を伸ばせたところも良かった点です。向こうでのお金の使い方としては、基本的にクレジットカードを利用していました。また、キャッシュパスポートという日本円を日本から入れカナダでカナダドルとして引き出せるカードを利用して現金を引き出していました。週末の過ごし方としては、毎週友達と予定を作り、どこかへいったり、カフェにいって話したり、夜ご飯を食べに行ったりしました。とにかく、毎週予定を考え家に一日中いる日を作らないように努力しました。私は、そうすることで毎日たくさんの人と英語で話せるのでそのことが英語を上達させる近道だと思っていました。

渡航前にしておくべきだと思ったことは、十分に荷造りを余裕もって考えておくべきだと思います。渡航後、持っていくべきだと思ったものが多かったので、これはとても大事だと思います。私の場合、後から親に靴とお茶パック、小さな手提げ鞄を送ってもらいました。特にお茶パックはたくさん持っていくととても便利なので持っていくべきだと思います。

6か月間で大きな休みが2回あり、そのうち年末年始の休みが一番長く、それを利用してロッキーマウンテンとシアトルへ行ってきました。友達には、ロサンゼルスやニューヨークなどいろんな都市へ行っている子がいたのでお金の余裕があるのなら、この機会にいろんな場所に行くことも一つの勉強だなと思います。私は、この旅行で初めてのアメリカも体験して、またカナダとは違う雰囲気が味わえたのがよかったなと思います。

最後に、この留学生活を終え率直に自分にプラスになることばかりだと思いました。留学前は、留学は語学習得がメインだと思っていたけれど、今はそれよりも世界の友達との繋がりが持てたことが一番素敵で大切なことだったと思います。たくさんの国から来た同じ環境の英語を勉強したいと思っている人たちと出会い、いろんな話をして、たくさんの苦しいことを励ましあいながら過ごして、そういう友達ができたことがこの留学をして本当によかったし大切な宝物になったと思います。今後この経験を、この時間を無駄にしないように英語の勉強もし続け、さらにいろんな国の人と繋がるためのツールとして英語が使えていけたらいいと思います。