ブリティッシュコロンビア大学留学レポート

2024年9月号 T.S

レポート作成T.S

9月ももう終わり、バンクーバーでは本格的に秋が始まりました。気温は15度~20度と冷え込んできています。夏は日の入りが22:00だったにもかかわらず今ではもう19:00前後です。朝夜は冷え込み、本格的に長袖を着なくてはならなくなりました。

 

私は8月末に友達とトロントに行ってきました。トロントはとても暑かったです。ナイアガラの滝に行き、それはとても壮大でカナダの大自然をしっかりと心と身体で感じてきました。また、ケベックシティにも行ってきました。ケベックシティは昔のヨーロッパの雰囲気でした。第一言語はフランス語で現地の方々はみんなフランス語を話していて、レストランのメニューもほぼすべてフランス語で書かれていてとても面白かったです。そしてここは本当にカナダなのかと不思議な気持ちになり、さすが多文化の国だと思いました。

 

留学から5か月が経ち、自分の英語力はとても伸びたと感じています。最近特に感じているのは、リーディングです。今まで長文を読む際には、何回も読みなおしをして理解するのに時間がかかっていましたが、知っている単語数も増えたおかげで何度も読み返さずにすぐ理解できるようになりました。私はこのタームからEAPクラスと言うプログラムに変更し、よりアカデミックな授業を受けています。朝はリーディングとライティング、昼はスピーキングとリスニングです。リーディングとライティングでは、環境問題について取り扱いながら、長文を読んだり意見を書いたりしています。具体的には、絶滅危惧種と絶滅してしまった動物たちです。人間が暮らしている中で、森林伐採、地球温暖化、大気汚染などが原因で動物たちの住処がなくなっているのが現実です。私はこのトピックで英語を学ぶことと同時に環境についても考えることが出来ました。スピーキングとリスニングでは、特に発音の練習をします。リスニングも問題を聞いて、何を聞き取ったかの問題を解きます。

 

カナダでは9月が新学期の始まりの季節で、今まで夏休みで静かだったキャンパスもにぎやかになってきました。そのおかげで本当の海外の大学の雰囲気を味わえて嬉しい気持ちでいっぱいです。そしてUBCの学生とコミュニケーションをとる機会が多くできました。私は体育館でUBCの学生とバレーボールをしていたところ、UBCのクラブチームの方に声をかけられて、クラブチームのトライアウトを受けることになりました。結果は合格で、UBCのクラブチームに所属できることが決まりました。クラブチームの活動期間は9月から4月末です。私はもっとカナダにいて、UBCの学生と一緒にバレーボールを長くやってみたいと思ったので、留学期間を今年の12月末までだったところを、2月末まで延長することに決めました。私はいまとてもわくわくしています。外国の方とバレーボールをするのは人生で初めてで、こんな素敵な出会いがあるとは思ってもみませんでした。UBCの学生はとてもアクティブで優しくてたくさんお話をしてくれます。私のつたない英語も一生懸命聞こうとしてくれて助けてくれます。

 

私がこの経験を通して思ったことは、言語に自信がなくても不安でもとりあえずそのコミュニティに飛び込むことが大切だということです。なぜなら、そうすることで想像もしていない素敵なご縁に巡り合えることに身をもって感じることが出来たからです。これを機にもっと英語力を伸ばして多くの人とコミュニケーションをとりたいと思えるようになりました。

 

留学期間を延ばすことはお金もかかり、自分だけではどうすることもできません。留学を伸ばしたいと思わせてくれたUBCの学生や先生、友達、留学を伸ばすことを快く受けいれてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

これからも感謝の気持ちを忘れず、残りの留学期間は5か月、一日いちにちを大切にして語学学習とバレーボール両方を頑張っていきます。

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