マウントロイヤル大学留学レポート

マウントロイヤル大学【2015年度後期帰国】

レポート作成O.T

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私が8ヶ月間の留学を終えて今感じていることは、3回生のこの時期に留学に行くことをとても迷いましたが、やはり留学に行ってよかったなということです。

まず、渡航前にしておいたほうがいいことは、英語の勉強はもちろんのこと、もっと日本のことについて学んでおいたほうがよかったなと思いました。私の学校には30代、40代のクラスメイトが多かったので、政治や経済について尋ねられることが多々ありました。しかし、私は今まであまりそのような話題について興味がなかったので、答えられず、話についていけなくて悔しい思いをしたこともありました。なので、これから留学に行く方々には、言語以外にもっと日本のことについて学び、ぜひ留学先でできた友達と日本の問題点を話して共有したり、日本の誇れる点を紹介したりして欲しいと思います。

次に、渡航の時に持って行ったほうがいいものについてですが、薬は日本のものを持って行くべきだと思います。今考えてみると、大体のものは現地で手に入るし、持って行くと荷物が重くなり、超過料金を取られてしまうかもしれないので、現地で買って、帰るときに捨ててくるというぐらいの気持ちで荷物を最小限に抑えるのがいいと思います。

留学先でのお金の払い方や日本からの送金方法については、私の場合、マネーTグローバルカードというものを使用し、両親に日本から送金してもらい、現地のATMで引き下ろしていました。私は現地ではほとんど現金で支払いを済ませていましたが、現金だと支払い時チップの計算が面倒なので、クレジットカードで支払うのが一番簡単でいいと思います。

私が留学していたカルガリーは、カナダでも有数の寒冷な地域で、春や夏にも時々雪が降り、冬が越せないのでホームレスが居ないと言われるようなところでした。そのような話をカナダに留学していた先輩や留学エージェントの方々から聞いて覚悟していたせいか、そこまで寒いと感じることはありませんでした。しかし、やはり11月の半ばごろにはマイナス13度近くまで気温が下がることも度々あり、その時はさすがに寒いというより痛いと感じました。

大学については、ESLの制度がとてもしっかりした学校だと思いました。私が在学していたマウントロイヤル大学では、ESLの最上級クラスを合格すれば、大学への入学が認められるので、それを目指して勉強しているESLの生徒がたくさんいました。また、私の大学周辺は都会ではなかったものの、コンビニやレストラン、アイスクリームショップなどがあり、治安もすごく良いところでした。

私は留学中ホームステイをしていたので、ほとんど毎日家でホストマザーのご飯を食べていました。ホストファミリーはフィリピン人だったので、食べなれているアジア料理が多く、バイキング形式で量も自分で調節できたので、自分にはぴったりでした。また、たまに日本食や韓国料理、中華料理のレストランに友達と行ったりしていたので、特に日本食が恋しくなったり、食事のことについて困ったことはありませんでした。

私は、留学中に一度だけカナダ国内を旅行しましたが、何度も旅行に行く友人もいたし、カナダから近いのでアメリカに行く人も多かったです。

留学して一番よかったと思えることは、自分の夢がしっかり定まったことです。私は航空関係の職に就きたいと以前から考えていたのですが、もしなれなかったら恥ずかしいからと、周りにはあまり言えずにいました。しかし、留学先で知り合った方々がみんな堂々と自分の夢を語る姿を見て、ずっと言えずにいた私の夢を、今後の目標としてしっかりと定める後押しとなりました。

留学をして一番辛かったのは、理想と現実のギャップが大きく感じたことです。正直、今回の留学は私が思っていたものとは違うところが多かったです。クラスメイトの大半は10歳以上歳が離れていたし、思ったより日本人が多かったり、思うように英語が上達しなかったり、そのようなイメージと違ったところがたくさんあって、初めは辛く感じたりもしました。

今後は、この留学経験をやはり就職活動に生かしていきたいです。また、もし希望する職に就けず、英語と全く関係のない職に就いたとしても、何らかの形でこれからもずっと英語に携わっていきたいです。