セントメアリーズ大学留学レポート
セントメアリーズ大学【2015年度前期帰国】私費
レポート作成K.H
授業紹介
私は半年間(2015年2月28日〜8月21日)、セントメアリーズ大学に付属する語学学校に通っていました。そこでは、Level 1〜6までクラスが分かれています。1セメスターは8週間です。はじめのオリエンテーション後にテストを行い、クラスが決まります。テスト内容は文法問題、リスニング、そして先生と5分ほどの小さな面接(スピーキングテスト)です。Level 1〜3は文法問題が中心のテキストを2冊、1セメスター内ですべてこなし、その過程で小テストや中間テストがあり、最後の日は修了テストがあります。Level 4〜6は大学進学を目指す、EAPコース(English for Academic Purposes)、コミュニケーションを中心とした、EPPCコース(English for Personal and Professional Communication)の2つに分かれます。私は、EAPコースを受講しました。Level 3のときと比べると、エッセイやサマリーを書くなどアカデミックな内容で、Level 3と4には大きく差を感じました。また、Level 4以上は午後のクラスを自由に選択できます。ライティング、リーディング、メディアを用いた授業などがあるので、興味があるものや苦手な分野を集中的に勉強できます。
留学をおえて
留学を終えてまず思うことは、時間の経つ早さです。この半年間、あっという間でした。この半年で、学んだこと、反省すべき点など思うことは様々あります。渡航前にしておいたほうがいいこととして、英語の勉強です。当たり前かもしれませんが、出発前は何かと忙しくなり、私自身思っていた以上に勉強する時間をつくることができませんでした。
また、留学をするにあたって、人それぞれ様々な理由があると思います。私自身、2回生の後期になるまで、留学したい気持ちはありませんでした。しかし、クラスメイトの半分が留学に行き、その時に自分も行きたいなと初めて思うようになりました。留学をしたい理由を聞かれても、漠然と英語を勉強したいとしか答えることができず、またなぜ英語を勉強したいのかと問われても、ナチュラルな英語を学びたいとしか答えられませんでした。このことに対して、留学前はこんな理由で大丈夫なのかなと不安もありました。しかし、留学後に思ったことは、きっかけなんてなんでも良いということです。重要なことは、その期間のなかで自分がどう行動するかだと思います。日本を離れることで感じることもたくさんあります。また文化の違いに戸惑うこともたくさんあります。しかし、その中で「自分がどこまでやれるか試す」「自分の道は自分で切り開く」といった意味が留学には込められていると思います。留学はただただ英語の環境に行って、英語を学んでというのではなく、自分の力を試す場、自分の道をどう切り開くかを考えさせてくれる場だと思います。私自身、これらはきっと英語が話せるという以上の価値があると思っています。また、社会にでた際もこれらの経験が自分の糧になると思います。さらに、語学学校や大学を見ていて思うことは、学ぶことに対して年齢は関係ないということです。私のクラスメイトの中には40代の人もいました。また子どもが3人もいる人もいました。しかし、彼らは私たちと同様に英語を学び、自分たちの将来につなげたいという気持ちを持っていました。日本は、大学を4年で卒業しなければならないといった固定概念が広がっていますが、私自身、彼らの姿をみて、4年という制限なんていらないなと感じました。この経験もまた、私の今後の大学生活につながると思います。