トロント大学留学レポート

トロント大学【2012年度前期帰国】

レポート作成M.T

<受講科目と授業>

1.Comprehensive English

2.Academic English

1. Comprehensive Englishのcore classではリスニング・英会話を中心に練習しました。リスニングはスクリプトを聞き穴埋めをしていくというものでした。また英会話は先生が会話で使える表現を何個か教え、それをクラスメイトと練習していくものでした。しかし、会話の時間は一日総合で30分程しかなく大変不満に感じました。またクラスメイトはほとんどが日本人で会話中も、分からないから日本語を使うという人が多く意識の低さを感じました。またfocus classでは文法中心に勉強しました。文法のレベルは高校で習うレベルのものばかりでかなり退屈な授業でした。この授業を受けて、まったく自分のためになったとは思いませんでした。クラスの人数も15人程に対して先生も一人なので、間違えをしても訂正してくれるということがありませんでした。

2. Academic Englishのcore classはwriting ・reading・ discussionを中心に勉強しました。Writingはどうやって英語で論文・エッセイを書くかを学びました。Readingは論文・エッセイかなりの量を読みました。またその中で文構造を区別できるように教えてもらいました。Discussionは学問的なものをトピックに話し合いました。例えばプロパガンダについてディスカッションしました。Focus classではlistening ・speakingを中心に勉強しました。Listeningでは学問的トピックの聞き取りを練習しました。大学の講義形式の授業ビデオだったので喋るスピードがかなり速く、難しいワードも多々でてきたのでかなり苦労しました。またネィティブが言葉を省略してどのように喋るのかを聞きとる練習もしました。Speakingはイディオムや難しい表現を使いクラスメイトと会話の練習をしました。このコースの先生は生徒に対して、どういった授業内容をやりたいかなど生徒の意見を聞いて授業を行ってくれていたので大変良かったと思います。定期的にwritingの課題がでて、先生が細かくどこを間違えたか添削してくれるので、かなり力が伸びたと思います。

<住居と生活>

住居の種類 :ホームステイ

支出(1ヶ月の平均的金額)

宿泊費

70000

食費

10000

交通費

10000

図書・学用品

300

医療費

0

衣服費

2000

教養娯楽費

0

雑費

1000

合計

93300    円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナダのホームステイ先は、フィリピン、韓国、カナダ系と色々あります。料理もフィリピン系だとフィリピン料理がでてきます。食事は一番大事なので合わなければ変更したほうがいいです。

<留学を終えての感想>

○留学して一番よかったと思えること

私はカナダのトロントで約半年間、生活しました。トロントでは、さまざまな人種がいます。学校では色んな国籍の方と友達になることができました。スペイン・韓国・中国・サウジアラビア・ブラジル・ロシアなどなど。日本人とは違う文化を持った人たちに囲まれて生活することができ、さざまざま考えの違いを体験することができました。とくに中国人の友達と外交問題について話したことは、中国人側の意見を聞くことができ大変勉強になりました。日本で生活していて外交のニュースを聞くことはありますが、中国の方とディスカッションする機会はめったにありませんので貴重な体験ができたと思います。このような経験から、今まで狭かった視野を広げることでき帰国後には色々なことに挑戦していきたいと思えるようになりました。

○留学先の気候

トロントの気候は日本の気候と似ています。春夏秋冬があり、夏の気温は日本と変わらないですが湿気が少ないので快適に生活できます。どこでも冷房がきいているので私は長袖でも大丈夫と思います。また冬は雪が多く降るそうです。私が到着した時は2月下旬だったので雪は溶けていました。ですが、私はかなり寒いと感じました。すぐ春が来ると思い冬服をあまり持って行かなかったのは失敗だったと思います。

○留学中の食生活について

長い期間日本を離れて日本食を食べれなくるので日本食が恋しくなる人がいると思います。ですが、トロントにはたくさんの日本食のレストランがあるので、そのように感じることはありませんでした。また上記で述べたようにトロントには、さまざまな人種が生活しています。よって色々な国の料理を食べることができます。特に私は韓国人の友達が多くいたので、よく韓国料理店に行きました。トロントに住む利点として、自分にあった料理を食べることができ食べる物には困ることはないでしょう。ホームスティの場合、料理の種類はホームスティ先のホストによって変わります。例えばフィリピン系だとフィリピン料理になります。私のホストファミリーはカリビアン系でしたので、辛い物中心の料理が多くでました。そのため体調を何度か崩してしまいました。私は一番大事な物は料理だと思うので、口に合わない料理ならホームスティ先を変えることも必要だと思いました。

○渡航前にしておいたほうがようこと

私はトロントに来た時、まったく英語が喋ることができませんでした。言えたとしてもYESとNOぐらいでした。ですので渡航前に最低限の日常会話をできるぐらの会話力を身につけてくるべきだったと思いました。今では問題なく聞き取り・会話をできますが、半年しかない留学生活で、最初の方でもっと喋ることができれば留学生活をもっと円滑にできたのではないかと思います。なので来る前に英会話等の練習をしておくべきでした。

○渡航の時に持っていった方がいいもの、持っていかなくてよいもの

トロントはカナダで、大きい都市です。日本で買えるのもは、ほとんどトロントで買うことができます。ですので、服や日用雑貨は荷物になるので、あまり持ってこずにこっちで買った方が荷物にならずに良いと思いました。ただ一つだけトロントで買えなかった物がありました。それは剃刀です。私は鬚や眉を整える時に剃刀を使っていました。トロントで買えると思い日本から持ってこなかったので、大変困りました。また日本から携帯を持ってくるか悩んでる人がいると思いますが、持ってくる必要はないと思います。日本の携帯会社で海外プランに入った場合は、かなりのお金を払わなくてはなりません。トロントで携帯をレンタルしたら月25ドルの安い値段で使うことが可能です。家族と連絡をとる時も、最近はskypeやfacebookなどがあるので連絡に困ることはないと思うので、日本の携帯はこちらでは必要ありません。

<後輩へのアドバイス>

これから留学に行く!または考えている人へ。留学先ではできる限り日本人は避けて外国の人と常に行動することを目指してください。日本に帰ってからいくらでも日本語は使えます。せっかくのチャンスを捨てるのはもったいです!そうすることで満足する留学生活を送れると思います。