ビクトリア大学留学レポート

ビクトリア大学【2015年度前期帰国】私費

レポート作成H.M

私は5か月間、カナダのビクトリアに留学しました。ビクトリアは観光地として有名で治安も良く、温暖なところでした。私がビクトリアにいた間、ほとんど雨が降ることもありませんでした。

私の行ったビクトリア大学は自然に囲まれていて、野生のうさぎやシカ、リスなどもたくさんいました。授業はマンスリープログラムと12週間のプログラム、最後にサマープログラムを取りました。どれもリスニングやスピーキングを重視した授業だったので、プレゼンテーションなどが多く、準備は大変でしたが、それらのおかげみんなの前に立って話すということにも慣れたし少しは成長できたと思います。私の授業は午前中だったので、午後からは大学の図書館の中にある、留学生のために設けられた部屋に行き、発音矯正やボランティアの人と話したりしていました。私が一番印象的だったのは最後に受けたサマープログラムです。クラスは多国籍だったので、授業では日本の文化やマナーを伝えたり、違う国の文化を知ることができて、語学以外のこともたくさん学べた良い機会でした。

次に私は初めの4か月間をホームステイで、残りの1カ月を寮で過ごしました。ホームステイ先はホストファザー、ホストマザーとブラジル人のハウスメイトがいました。はじめは言いたいことをうまく伝えられなくて、引きこもりがちだったのですが、私の下手な英語でも理解しようと聞いてくれたり、いつも笑顔でやさしくて、家族の一員のように扱ってくれました。カナダの文化に触れながら生活できて良かったです。寮は1人部屋で、キッチンがなかったので食事はカフェテリアで食べていました。暇なときは、友達とテレビを見たり、話したりして楽しかったですが、ホームステイが恋しく感じたときもありました。

また週末にはバンクーバーに行ったり、シアトルに行ったりもしました。2週間の休みの間には、イエローナイフにオーロラを見に行きました。自然現象なので行っても確実に見れるという保証はない、と言われドキドキしながら行ったのですが、全日見れることができて、見れたときは感動して言葉が出ませんでした。これは本当に一生の思い出だと思います。

この留学でたくさんのことを学び、成長し、私にとってかけがえのない思い出になりました。今まで自信のなかった語学力も、留学中も相変わらず伸び悩んでいたけれど、周りから伸びたね、と言われることで自信に繋がりました。また、私は引っ込み思案で、自分の意見を言うのが苦手だったけれど、留学でたくさんの人と出会う中で、自分から行動しなければ何も始まらない、ということと自分の意思をしっかり持って相手に伝えるということが大切だと感じました。この留学で得た経験を今後の就職活動などに活かしていきたいと思います。