ビクトリア大学留学レポート

ビクトリア大学【2018年度前期帰国】私費

レポート作成O.I

私は4月から8月までカナダのビクトリアに留学をしました。この半年間は今まで生きてきた中で一番の刺激がある半年だったと感じています。

私が今回留学したビクトリアは渡航前に調べていたより寒い気候が続きました。快適と感じましたが、寒いと思う時もあったのでもう少し長袖の服を準備していったら良かったと思います。特に春の時期の朝はとても冷え込んでいました。

日本食のレストランも何件かあり日本食スーパーもありましたが値段は高かったのでそれほどは利用しませんでした。私のホームステイ先はベジタリアンな家族だったので野菜が中心でした。何度か物足りないと思う時もありましたが、ほかの家の話を聞くと肉ばかりがでるところもあるみたいで、食については実際暮らしてみないと自分と合うかどうかはわからないので準備していけないなと思いました。寮の食事はあまり毎日変わり映えがなく悩む人が多かったです。留学中はほとんどの支払いはカードでした。カナダはチップについてはそれほど重く考えなくてもいいかなと思いました。

渡航前は海外だから危険だという考え方をもっていましたが、実際行ってみるとビクトリアの治安の良さは素晴らしいと思いました。確かにホームレスはいるしマリファナも合法なのでそこら中で見受けられますが、全体として安全で美しい街だと感じました。

バスを降りる際にみんなが運転手に向かってありがとうと言っていて驚きでした。そういうことが当たり前に行われていてとても良いところだなと本当に思いました。他の国ではなかなか見られないと思います。もともと都市部での留学を希望していなかった私にとってビクトリアは暮らしやすいところでした。週末に少し遠出したいなという時はフェリーに乗って日帰りでバンクーバーに出かけたりもしました。ビクトリアで過ごす時間はゆったりと感じる時が多くて、半年は早かったけど一日一日はゆっくり進んでいたような感じでした。あまり遊びに行くところは多くはなかったですが、その分忙しい日本での生活では味わうことのできないような素敵な体験ができたり、学校が終わった後に勉強する時間を多く取れたりしました。規則正しい生活も身についたと思います。友達と夜海辺で座って星を眺めたり、カナダデーやビクトリアデーをお祝いしたり、未体験な素敵なことをたくさん経験することができました。半年間という決して長い期間ではなかったですが、十分な経験を得ることができました。また毎日の授業の積み重ねで、前よりは何事にも自信がついたと思います。日本に帰ってから感じたことは、前より海外についての興味が大きくなったことです。私がカナダで出会った人たちはカナダ人に限らず温かい人柄で私たち日本人と付き合ってくれました。多民族国家のカナダだからこそ安心して毎日を過ごせたのだと実感しています。安全面や食生活、海外での初めての暮らしは最初不安が募って仕方がなかった私ですが、今日本に帰ってきて思い出さない日はないぐらい、この半年間は楽しいものになりました。

 

ビクトリア写真2