ウィニペグ大学留学レポート
ウィニペグ大学【2013年度後期帰国】
レポート作成N.F
私は2013年9月から2014年2月までカナダのマニトバ州ウィニペグという都市に留学していました。私がなぜ留学先をウィニペグにしたのかというと、それほど都会でもなく田舎すぎるわけでもないというところが私に合っていると思ったからです。また、この場所は“Winterpeg”という別名があるくらい寒く、それに非常に好奇心を掻き立てられたというのも理由の一つです。
・プログラム
私が受講したのは9月から12月半ばまでの“Full Time Program”と1月からの1か月間の“Intensive Program”です。1つ目のプログラムでの午前のクラスはAcademic class とGeneral classから選ぶことができ、Academicは文法を中心としたクラスでGeneralはスピーキングや発音に焦点を置いたクラスです。私はAcademicの方を受講しましたが、難しい文法の説明をさらに慣れてない英語で授業したので最初は先生の言っていることを理解するのに時間がかかりました。午後の授業はいくつかのクラスから2つ選ぶことができ、私はポップカルチャーと発音のクラスを選びました。他にも英語で劇などをするシアタークラスやTOEICクラスなどもありました。
2つ目のプログラムの午前のクラスではGeneralに入り、スピーキングとリスニングを主に勉強してきました。このクラスでは日常会話でよく使われるフレーズやイディオムなども学び、またドラマを見てリスニングの力をつけていきました。午後のクラスはCanadian Workplaceというビジネス系の授業を取っていました。また、このプログラムだけ午後の授業の後にもう一つConversation classというクラスもあり1日が非常に濃かったです。
・日々の過ごし方
学校のある平日(月~木)は授業が15時に終わるのでその後から友達と買い物に行ったり、カフェに行ったりしていました。火曜日には映画館のチケットが安くなるので友達と見に行ったり、また一人で行ったりもしていました。金曜日は午後の授業の代わりにアクティビティがあって、それに参加していました。このアクティビティは先生が企画してくださって、めったに行けない場所に行くことができるので毎週金曜日がとても楽しみでした。また、土日は友達とランチに行ったりカフェで話をしたりしました。留学生活の後半からは、大学のジャズバンドに入ってカナディアンの方と演奏をしました。メンバー皆さんとても親切な方々で、すぐに受け入れてもらえました。他にもホストファミリーと一緒に出掛けたりしましたが、12月になると寒すぎて外出をためらうくらいになってしまいました。そういう場合はファミリーと一緒に家で映画を見たりして楽しみました。
・留学を終えて
この留学は私の人生においてかけがえのないものとなりました。すべての出来事が日本では体験できないことで、とても新鮮でした。もちろん最初は1人でカナダまで行くことに不安もあったし、自分の英語力に自信がなかったのでネガティブになる時もありましたが、ファミリーや友達、日本にいる家族が支えとなりその苦しみを乗り越えることができました。また、自分に対して自信を持つことができ、性格を少し変えることができました。そして、自分から積極的に物事を進めなければ何も始まらないということが分かりました。時には周りの人の力を借りることも必要ですが、まずは自分から挑戦するということが最も重要なことだと思います。
最初は誰しも不安な気持ちは拭うことができません。しかし、自分次第でその不安を軽くすることができます。また失敗を恐れずに飛び込むことが大切です。カナディアンの方々はみなさんとても親切で、困ったことがあれば手を差し伸べてくれます。そして、英語をスラスラと話せないと言って嫌な顔をされるということもありません。なので、思い切ってチャレンジしてみてください。