オークランド工科大学留学レポート
オークランド工科大学【2013年度後期帰国】
レポート作成K.N
AUT international house
●授業について
Grammarを中心としてListening, Writing, Speakingなど、授業の中で総合的に英語を学習しました。
クラスは15人前後の少人数で行われ、月に一度、Listening, Reading, Writing, Speaking, Grammar&Vocabulary5科目の 到達度テストがあります。それに合わせてクラスが分けられるので、自分のレベルに合ったクラスの授業を受けることができます。また、自分の意思を交渉して、少し上のクラスに行ったり、逆に今のままのクラスに残ることもできます。最初は簡単だと思っていた文法や表現も、実は間違っていたり、今まで覚えていたのは受験英語で詰め込んだだけで、本当の意味で理解していなかったのだな、と実感した授業でした。学生たちも意識が高く、やりやすい環境だったと思います。Elective Classは、文字通り選ぶことができる授業です。Writing, Speakingなど、1科目集中の授業もあれば、General Englishのように全てをまんべんなくやるものもあります。また、IELTS対策の授業も選ぶことができます。Speakingは、毎日テーマに沿った内容でゲームをしたり、グループを作って話し合ったりしました。
●渡航前に
渡航前には、まずスムーズに留学生活が送れるよう、現地についての資料をチェックしたり、街の雰囲気などを早くつかめるようにしました。荷物は最小限にしたほうがベターですが、現地の物価が日本より高いので、服を買う時は少し高いと感じるかもしれません。準備したもので私が重宝したのが、英語での、手紙の書き方の本です。日本で買って行ったのですが、ホストファミリーや友人へのグリーティングカードなどを書くときに大変便利でした。子供にはシャボン玉がウケました^^
●ホームステイについて
私が一緒に生活していたのは、お子さんが4人いるご家庭で、とても賑やかでした。もともと子供は好きなので、彼らとは本当にたくさん遊びました。
遊びを通して、NZの教育や流行を知ったり、会話の練習にもなり、とても学ぶことの多い場所でした。
薦められて読んでいた子供向けの絵本は、学習にとても役立ちました。なぜなら、絵本は彼らにとっても、英語を学ぶための一番簡単な方法だからです。
私は留学期間中の約5ヶ月間ホームステイでしたが、途中フラットを探していたときもありました。
いくつかの物件を見学してみると、その土地のメリット、デメリットや生活水準などが垣間見ることができ、部屋のオーナーと直接話したり、連絡を取り合ったりすることもできてとても良い経験になったと思います。
●その他生活について
現地に着いてから業者の方にサポートしてもらい、銀行口座を開設しました(ANZ)。カードで支払うことが多く、財布の中にはあまり現金を入れておかないようにしました。これは留学生だけに限らず、現地の人々もそうしています。
電圧やプラグが違うため電化製品は現地で買いました。スマートフォン、タブレットを持っている人は持っていくといいと思います。Free Wifiがある所では、ネットにつなぐことができます。
NZの天候は変わりやすく、風が涼しいです。なので、夏でも基本的に重ね着をしていました。日本に比べて日差しが強いので日焼けどめはこちらで買うことをお勧めします。
食生活については、特に不自由は感じませんでした。水道の水も飲めます。日本食レストランもあります。他の国の料理も食べることができます。
●旅行について
NZでは、帰国前にkiwi experienceというバスをつかって、約2週間かけて南島を一周しました。
ガイドブックに書いてある名所ももちろんですが、意外と知らない面白い場 所もありました。名前は忘れてしまったのですが…。
また、道中様々なハプニングがあり、それに向き合って対処することで自分自身とても成長できたと思います。
なにより、温かく接してくれる人との出会いが、旅の醍醐味だと感じました。
●留学を終えて
留学して一番良かったことは、語学力がついた事はもちろん、日本について考えるきっかけができたことです。価値観や文化の違いを通して、私たちが普通に思っていることでもそうではなかったり、意見を求められることが多かったからです。またそれは同時に一番辛いことでもありました。日本のことをうまく説明できなかったり、まだまだ勉強不足だなと思うことも多々ありました。
帰国して、もっと色んな国を知りたい、旅してみたいと思うようになりました。英語に自信を持ったということも理由の一つですが、旅を通して、行動力がついたことが一番の成長だったからです。人から聞くだけではなくて、自分がそこへ行ってどう感じるかを確かめてみたいです。
今後は、これから留学をされる方の役に立ちたいという気持ちがあります。また、せっかく留学しても言語を使わないことには意味がないので、今回の経験を活かしてより一層勉強していきたいと思います。