スウィンバーン工科大学留学レポート
スウィンバーン工科大学【2018年度後期帰国】私費
レポート作成F.M
私は約半年間、オーストラリアのメルボルンにあるスウィンバン工科大学に留学していました。メルボルンは「世界で最も住みやすい都市」の一位に7年連続で選出された都市で、実際私が半年間住んでみてとても生活しやすかったです。交通網が発達しており、電車、バスに加えトラムが走っていて、シティ内はフリーでトラムに乗ることができました。外食すると10ドルを超えるのは当たり前で、物価は少し高かったのですが多民族国家らしく韓国、中国、ギリシャ、イタリアなど様々な国のレストランがあり世界中の料理を食べることができました。シティを少し離れると都会感はなく、自然がたくさんあって落ち着いた雰囲気でした。公園などもたくさんあり、休日には多くの人がピクニックをしていていました。ビーチもたくさんあり、私は休みの度にセントキルダビーチに行ってフェアリーペンギンという小さな野生のペンギンを見に行っていました。
私が通ったスウィンバン工科大学は、シティから電車で10分程の郊外にありました。大通りに面していて、近くにはスーパーや映画館、たくさんのレストランがある便利な立地で大学の敷地に挟まれて駅がありました。語学学校も地元の学生が通うキャンパス内にあり、フリーフードなどの野外イベントに現地学生と参加する機会がありました。
私は留学中、ホームステイとシェアハウスを体験しました。ホームステイは留学先での生活に慣れるためにとてもいい環境でした。ホストファミリーがいてくれたことで異国での生活に安心感が得られ、また大学生活から日常生活までサポートをしてもらえました。8週間のホームステイの後、私はシェアハウスを探しシティに移りました。そこでは様々な国籍の人々と共同生活をしました。日本人もいましたが、それ以外にフランス、台湾、韓国から来た人たちも一緒に住んでいました。それぞれのバックグラウンドが違うため、お互いに不満が溜まったり、トラブルが起きることもありましたが、そこをどう解決していくのかいい勉強になりました。また、それぞれの文化を教え合ったり、友達を紹介し合ったりして、文化交流の場にもなったと思います。
留学生活を終えて実践的な英語力やアカデミックな英語力を身につけることができたと思いますが、それ以上に国籍の違う人々と関わることの楽しさを知りました。その際に、自分の知識や考えたけをもって接するだけでは衝突してしまうので相手のバックグラウンドへの配慮が重要であることを身をもって感じました。オーストラリアの人々はフレンドリーな性格の人が多く、電車やレストランで話しかけてもらうことが多かったのですが、最初は自分の英語力不足の為、なかなか会話を続かせることができなかったのですが、時間の経過とともにだんだんと会話を続けることができるようになり、英語で会話することの楽しさを感じました。留学前は不安要素が多く何度も留学を辞めようと思いましたが、今は留学を決意したことは正解であったと感じていて、20歳という節目に貴重な経験ができました。