アサンプション大学留学帰国レポート

アサンプション大学【2015年度前期帰国】交換

レポート作成Y.T

なぜ、タイ?

 英語圏を交換留学先や語学上達の為の私費留学先として、選択する学生が非常に多い中、「なんでタイなん?」と良く聞かれます。私には、カフェ併設のゲストハウスを経営する目標があります。その目標の達成の為には何をどこで学べば良いのか。ということを突き詰めました。

 タイ王国はバックパッカーにとって絶好の国です。初心者バックパッカーが初めて訪れる国、世界一周中のバックパッカーの箸休めとなる国、インドや中東へのビザ取得の為に短期滞在する為の国。何よりも、タイ王国は東南アジア諸国だけでなく、ヨーロッパへの渡航の為のハブとして、世界中のバックパッカーから人気を集めています。そのため、タイ国内は信じられない程のゲストハウスといった安宿から、ビジネスマンや富裕層向けの高級ホテルがあります。価格に関わらず、どの宿にも基本的にカフェが併設されており、リラックスした時間を過ごす事が出来ます。

 それに加えて、留学先であるアサンプション大学は、ビジネスやホスピタリティ教科の豊富さと、空港から比較的近い静かな環境で学習が進められると思い、タイ王国への留学を決意しました。

 

留学中の生活

 授業は全て英語で開講されます(PE:ムエタイの授業を除く)。先生方の多くはタイ人、フランス人、フィリピン人などネイティブではありません。且つ、訛りも強いです。特にタイ訛りの英語においては、聞き取りが非常に難しく、慣れるまで必死です。コツを掴んでしまえば、聞き取るだけではなく、タイなまりの英語で友人とも話すことが出来るようになります。笑

 履修科目ですが、言語学系、観光業系、ホテル経営、タイ語、タイの歴史文化、ムエタイ(タイボクシング)等を履修していました。どの教科も専門性が高く、難しいものであったものの、高度な知識が身に付くので満足しています。

 友人関係ですが、中国、カンボジア、シリア、エチオピア、ザンビア、シエラレオネ、コートジボワール、シンガポール、オランダ、ロシア、韓国、ブルキナファソ等、思いついただけでもこれだけの国籍の人と交友関係が出来ます。アフリカ大陸各国からの留学生が非常に多いと感じました。また、ビザ更新のためオフィスに行くと、私の日本のパスポートを見たシリア人が、「俺はドラゴンボールが大好きだ」と話しかけて来たのは、とても嬉しい出来事でした。

タイ人との交友関係が一番深くなると思います。日本語学科があるので、その学科のタイ人学生と遊んだりする事も出来ます。日本語を教えて、タイ語を教えてもらうといった事も出来ます。また、個人的におもしろいとおもったのは、日本語学科には、オランダ人やロシア人、台湾人、中国人といった多国籍の学生が所属しており、理由を聞くと、日本に行くのは費用が高過ぎるから、との声が多く聞かれた事です。

 みんなでお昼ご飯や放課後のサウナ、プールでの時間はとても印象深く記憶に残っています。友達の誕生日に、バーを貸し切って盛大にお祝いした事もありました。

 

留学を目指している人へ

 大学の講義は全て英語開講だからといって、日常生活にタイ語が必要で無い訳ではありません。タイの公用語はタイ語であり、英語ではありません。英語が通じるのはバンコク中心部を始めとする、観光地区だけといって過言ではありません。タクシーの運転手には「station」の単語さえ分からないといった人もいます。英語とタイ語、両方を学習する機会は必ず必要になってきます。タイに留学したからといって、英語もタイ語も両方話せるようになることは、ありません。自分から学習機会を作るということが大事だと思います。

 アサンプション大学には、プール、ジム、サウナ、サッカーコート4面以上、卓球台、スカッシュ場といった友人と過ごすことができる施設がたくさんあります。もちろんカフェも両近くに併設されています。そういった場所を有効活用し、楽しみながらも学習することを、私は意識していました。

 タイ人の多くが日本人よりシャイで、グループで行動したがります。しかし、非常に温厚で優しい人たちばかりです。そのグループで行動する文化を活用すれば、留学生活もより楽しくなると思います。

  • アサンプション大学には日本人学生が少なく、日本語を話すとなれば、一緒に派遣されている龍大生(2〜3人)、日本語学科の生徒、日本に興味のある外国人留学生が基本になってきます。少し心細いかもしれませんが、語学上達、専門知識の習得に集中出来る環境であることは確かです。

 

10ヶ月強の滞在生活での生活費や細かい情報は、私が過去に書いた、マンスリーレポート、帰国レポート、過去の派遣生さんのレポートを見て頂ければ幸いです。