アサンプション大学留学帰国レポート

アサンプション大学【2016年度前期帰国】交換

レポート作成F.Y

【アサンプション大学ってどんなところ?】

第一印象は、「お城みたいに豪華な学び舎」。バンコクから車で45分ほど離れたサムットプラカーンという県に位置し、広い敷地に数多くの学生、そしてさまざまな国籍の先生が集う、大きくて美しい大学です。大学内には荘厳なカトリックの教会、先生も生徒もすむことができる三つの寮、自由に使えるジムやバスケットコート。初めて足を踏み入れた貴方は、手入れの行き届いた美しい湖にも感動すること請け合いです。

停電やクーラーの利きすぎはしょっちゅうですが、それもタイ人の気質を表しているかのようで、慣れれば日常を彩る愉快なイベントのひとつとなることでしょう。

一見お金持ちのお嬢様学校という印象ですが、通っている学生は裕福な子から奨学金を利用している子まで幅広く、そういった「多様性」を学ぶにはアサンプション大学は大変優れた大学であるといえます。中には車を持つ学生も多いので、仲良くなれば、あなたを観光地へ連れ出してくれるかもしれません。

 

【勉強内容について】

授業はすべて英語で開講され、前期に四科目、後期に六科目履修しました。内容は主に英語文法、発音、ビジネス入門、タイの文化、歴史、言語、そして倫理などです。倫理の授業は一見日本の大学でも履修できそうですが、アサンプションではタイならではの宗教、仏教やイスラム、ヒンドゥーはもちろん、シク教ジャイナ教、孔子の儒教などを学ぶことができ、新鮮で面白く、履修してよかったと思っています。また、これらの授業は帰国後に所定の手続きを終えることで、演習フリーなどの単位に換算してもらえます。

私の卒業論文のテーマは留学中に決定したので、内容を教授とEメールでやり取りし、指導を受けることができました。また、「SNSを活用した異文化交流実践」という科目があり、提示されたいくつかのテーマを選び、英語でレポートし、インターネットで提出するという学部主専攻の授業もありました。留学中に履修することになるので、履修登録を忘れないようにしましょう。

 

【日本から持ってきてよかった物】

一番はICレコーダーだと思います。ほかの方も述べている通り、タイの英語は訛りが激しく、慣れるまで時間がかかる可能性があります。聞き取れなかった授業の内容を補填し、テスト前の勉強に生かすといった用途でもICレコーダーは大活躍してくれるでしょう。しかし、中には録音不可の授業もあるので気をつけてください。

学内、寮内にはWi-fi環境があり、授業で使用するスライドやレポート作成のために、ノートPCは持って行っておいたほうがいいでしょう。寮の中にPCを借りることができるカフェもありますが、夜中に使うことはできないので、少し不便です。

 

【タイのごはん】

タイ米を使った米料理と麺類が主食で、タイ料理といえば辛いもの、という印象が強いと思われがちですが、たしかにタイ料理は辛いです。そしてそれと同じくらい、舌がおかしくなるほど甘いものがタイ人は好みます。(例:もともと甘いミロに砂糖、さらにコンデンスミルクを入れて飲む)私は辛いものも甘いものも大好きですのでタイ料理に抵抗を感じることはほとんどありませんでしたが、時に緑唐辛子の入れすぎで口の中が痛くなり、食べることが困難なほど辛い食べ物(例:ソムタムなど)に出会うこともありました。辛いものが苦手な人は、タイでの食生活に少し困ることがあるかもしれませんが、「マイサイプリック(唐辛子を入れないで)」といって注文すれば、辛さひかえめのタイ料理が食べられると思います。しかし、どんな場合でも、胃薬は持っておいて損はないでしょう。

 

【これからタイに行くあなたへ】

タイ人はとても人懐っこく親切な人々です。親切を受けたときこちらがお礼をいうと、輝く太陽のような笑顔で「マイペンライ」と返してくれます。男性は女性に優しく、友達は私たち留学生に優しく、若者は年配の方に優しい。そんなタイという仏教国で一年を過ごし、私は少しのタフさと、他人を大事にする心、そしてタイ人の笑顔を身につけることができました。日本に帰ってきてからも、これらは私の中で生き、日常生活で顔を覗かせる、私の大切な宝物です。

あなたが異国の地で精一杯生きれば、必ずタイの人は心を開いてくれます。タイの人々に寄り添うこと、挑戦すること、失敗に適切に対処すること。これらを心掛ければ、タイでの暮らしは、間違いなくあなたに大きな自信と成長をもたらしてくれることでしょう。応援しています。

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