留学レポート

クワントレンポリテクニック大学

レポート作成M.K

私が渡航前にもっとしておくべきだと思ったことは、語学の勉強です。やはり渡航前に語学の勉強をしておくと、現地での語学の上達の早さが違うと思います。毎日英語のニュースを1つ聞く、また、英語の記事を1つ読むだけでも差がでてくると思います。バンクーバーには日本用品が売られているみんなのコンビニ屋というお店があり、その他の場所でほぼなんでも揃うので、特に持ってこなくて困った物はありませんでした。しかし、常備薬などは日本の物と性質が違うかと思われるので、普段安心して使える常備薬を持っていった方がいいように思います。私は、喉が少し弱く、トローチをよく使っていたのですが、トローチを持っていくのを忘れたため、少し不安になることがありました。持っていかなくてよかった物はというと、衣服の数です。様々な服を持っていったのですが、数ヶ月してむこうの生活に馴染んでくると、現地の人のようにラフな格好になっていきました。衣服は少なめに持っていき、足りなかったら現地で購入というのでも十分な気がします。そうすれば購入した服も自分へのお土産になりいいかと思います。留学先では、City Bankという銀行口座を使いお金をおろしていました。City Bankは日本で開設できる口座で、バンクーバー内のATMほぼすべてで使えました。なので、City Bankを使って生活していくのが楽なように思います。レストランなどでクレジットカード払いができる店が多かったのですが、私はキャッシュを使っていました。バンクーバーにはよく雨が降ります。特に冬には、月に1度しか快晴の日がなかったという月もありました。なので、折り畳み傘は手放せないと思います。気温は日本より少し寒いかなという程度でした。大学はリッチモンドという所にあったのですが、リッチモンドには中国人の移民が多く、大学にも中国系の学生が多くいました。リッチモンドという発音は中国人にとってはリッチマンに聞こえるようで、この土地には中国人が多く移民してきたと聞きました。ここに移住してきたのは中国人の富裕層のようなので、治安はいいように思います。食事は、中華料理が多いのですが、日本料理や韓国料理等もあり、口に合うものを探すのは難しくないと思います。また、この大学には他にもキャンパスがあり、もうひとつはサレーという場所にあります。サレーにはインド系の移民が多く、インド人の学生が多いように感じました。他にもフィリピン系の学生などもよく見かけました。学校周辺の治安はいいと思いますが、サレーでは麻薬をめぐって殺人事件があったなどという話を何度か耳にしたので、気をつけるに越したことはないと思います。留学中にはバンクーバー内で旅行をしていました。学校からU-passという物を買うことを義務付けられ、そのU-passで、バンクーバー内ならバスや電車や海上バスが無料で乗り放題だったので、市内の旅行は簡単にできました。留学してよかったと思えることは、語学力の向上はもちろん、日本のことにより興味を持つようになり、留学前より日本の事をより好きになったことです。また、バンクーバーには様々な国からの留学生や移住者がいるため、世界中に友達ができました。このことによって世界を身近に感じる事ができ、世界の情勢などにとっつきやすくなった事だと思います。僕の通っていたKwantlen Polytechnic Universityには、Japan Clubという物があり、週2回や1回程集まる事がありました。このJapan Clubは、日本の文化等に興味を持った学生が集まり、みんなで楽しむというクラブでした。このクラブで、私は日本を海外からの視点でみるという少し面白い経験をさせて頂きました。僕が行っていた時には日本人は私しかいなかったため、英語力の向上にもつながったと思います。また、このクラブの友達は様々なカナダの文化も教えてくれ、すごく楽しかったです。留学して一番辛かったことは、やはりホームシックではないかと思います。冬になると雨続きで、ちょうど折り返し地点ということもあり、あと半分もバンクーバーで過ごさなければいけないのかという思いも重なり、日本がすごく恋しくなるときがありました。しかし、それはそれで今後得る事ができないであろう経験なので、今考えてみればそれはすごくよかったと思います。