ディーキン大学留学帰国レポート

ディーキン大学【2016年後期帰国】交換留学

レポート作成K.T

私は、2016年の2月から11月まで、メルボルンにあるDeakin University Burwood Campus にてPsychology(心理学)を学びました。今回は、簡単では、ありますが私が得た経験について皆さんにシェアをさせて頂きます。

1.交換留学と私費留学の違い

  今回の留学は、私にとって私費留学に次ぐ、二回目の留学となります。この二つの留学には、とても大きな違いがあります。それは、交換留学は、現地の学生と共に学び、語学留学は、第二言語話者の学生と共に学ぶということです。言葉にしてしまえば、当たりまえで、小さなことのように感じるかもしれませんが、この二つの留学には、とてつもない経験の差が存在します。それは、英語を流暢に使うのが当たり前の中で、学問をいかに学ぶかということと、ただ英語を学習するのかという違いです。一つ言っておきたいのですが、私は、私費留学を卑下している訳ではありません。私費留学で出会った友人や先生方のおかげで、英語が好きになりましたし、交換留学に行くことができるだけの、語学力も得ることができました。本当に私にとってかけがえのない留学です。しかし、それを踏まえても、交換留学で現地学生と共に学ぶというのは、大きなことなのです。何と言っても、語学力が大きなハードルになります。現地生は、英語が話せて当たり前ですから、日本の中で英語ができるというのは、何の役にも立ちません。現地生以上の努力が必要となります。交換留学に行かれる方は、英語力というよりかは、学問の知識をしっかり持っている専攻を選ぶべきだと思います。私は、専攻が言語学で、現地で心理学を専攻したために、とても苦労しました。英語力は、語学留学ほど、すぐには、上がらないので、専攻のチョイスをしっかりと吟味することをオススメします。

 

2.今回の留学で得たもの、進路について

   私は、現在上智大学の大学院で学んでいます。その中で、この留学で得た経験が大きな糧となっています。最も大きなものは、マイノリティーに対する視点です。私は、オーストラリアで白人に囲まれて生活をし、言語的、人種的、文化的マイノリティーを経験し、アイデンティティークライシスも経験しました。これらの経験は、言語学におけるCLD(Culturally and Linguistically diverse) students の理論に深く関連するものです。私の現在の専門は、バイリンガリズムで、日本におけるマイノリティーの生徒達への教育や教師の取り組み方についても学んでいます。私の目標は、英語教師になることであり、2020年の入試改革に伴う4技能英語のクラスルームへの導入の際に、落ちこぼれてしまう子をなくしたいと思っています。

交換留学は、それまでには、なかった新たな視点を与えてくれます。日本は、素晴らしい国ですが、モノカルチャーの狭い国でもあります。日本にいるだけでは、決して気づくことのできない視点があります。いくら歴史を勉強しようと、本を読もうと、いくらテレビでドキュメントを見ようと、人から話を聞こうと、実際に自分が経験したことには、決して及ばないというのが私の意見です。「百聞は一見に如かずです。」ひと昔前ならば、留学をしなくとも、日本で生きていく分には、それで良かったでしょう。しかし、今や時代は、グローバル化してきており、日本の企業も、積極的に移民を労働者として受け入れ始めています。日本で生きていくのさえ、これまでのようには、いかないのです。日本の視点以外の視野がないと、多文化出身の人達には、到底及びませんし、グローバルな経済的ニーズ、国際的マイノリティーの人々の心情を理解することはできないでしょう。交換留学こそが、それを理解する近道です。語学力を超えた学びがそこには、存在します。あなたを必ずや違うあなたへと変えてくれることでしょう。

 

私費留学を終えた人にも、是非交換留学に行くことをオススメします。私費留学に行く人は、いまや日本にごまんといますが、交換留学に行ったことのある人は、なかなかいません。就職にも、就職した後にも、必ず武器になります。せっかく高めた語学力を活かすために、積極的に臨むべきです。龍谷大学の交換留学は、本当に素晴らしい職員の方からのサポートと魅力的プログラムがあるので、是非考えて見て欲しいです。ディーキン大学は、そのなかでも、国際都市メルボルンに位置するので、かけがえのない国際経験が保証されています。

 

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